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公開番号2024170254
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-12-06
出願番号2023087315
出願日2023-05-26
発明の名称光源モジュール及び光出力方法
出願人日本電気株式会社
代理人個人
主分類H01S 5/02255 20210101AFI20241129BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】簡易な構成で光源モジュールの小型化を実現する。
【解決手段】冷却部4は、筐体1に包含されるように筐体1に取り付けられる。光源5は、冷却部4に取り付けられ、レーザ光Lを出力する。レンズ6は、冷却部4に取り付けられ、光源5から出力されたレーザ光Lが入射し、入射したレーザ光Lの進行方向を冷却部4の方向へ偏向させて出力する。光コネクタ7は、筐体1に取り付けられ、レンズ6から出力されたレーザ光Lを筐体1の外部へ出力する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
筐体と、
前記筐体に包含されるように前記筐体に取り付けられた冷却部と、
前記冷却部に取り付けられ、光を出力する光源と、
前記冷却部に取り付けられ、前記光源から出力された前記光が入射し、入射した前記光の進行方向を前記冷却部の方向へ偏向させて出力するレンズと、
前記筐体に取り付けられ、前記レンズから出力された前記光を前記筐体の外部へ出力する光出力部と、を備える、
光源モジュール。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記光源から出力された前記光の光軸は、前記レンズの軸と平行であり、
前記光源から出力された前記光は、前記レンズの前記軸から所定の距離だけ離れた位置で前記レンズに入射する、
請求項1に記載の光源モジュール。
【請求項3】
前記冷却部は、前記筐体の内側の面に取り付けられ、
前記光源及び前記レンズは、前記冷却部の、前記筐体に取り付けられた面とは反対の面に取り付けられ、
前記光源から出力された前記光は、前記冷却部の前記反対の面と平行な方向に出力される、
請求項1又は2に記載の光源モジュール。
【請求項4】
前記筐体は、前記冷却部が取り付けられる底板と、前記底板に対向する前記底板に平行な天板と、前記底板及び前記天板に対して垂直な、前記底板と前記天板とを連結する側板と、を有し、
前記光出力部は、前記底板と前記天板とに干渉しないように、前記側板に設けられる、
請求項1又は2に記載の光源モジュール。
【請求項5】
前記冷却部に取り付けられ、前記レンズから出力された前記光が入射するアイソレータをさらに備え、
前記レンズから出力された前記光は、前記アイソレータの入射面に所定の入射角で入射し、
前記入射面に入射した前記光は、屈折によって前記冷却部の方向にさらに偏向して前記アイソレータを伝搬し、
前記アイソレータを伝搬して前記アイソレータの出射面に到達した前記光は、屈折により前記冷却部とは反対の方向に偏向することで、前記入射角と同じ出射角で出射する、
請求項1又は2に記載の光源モジュール。
【請求項6】
前記アイソレータは、一部が前記冷却部に設けられた孔に挿通されることで、前記冷却部に取り付けられる、
請求項5に記載の光源モジュール。
【請求項7】
筐体に包含されるように前記筐体に取り付けられた冷却部に取り付けられた光源から光を出力し、
前記冷却部に取り付けられたレンズにより、前記光源から入射する前記光の進行方向を前記冷却部の方向へ偏向させて出力し、
前記筐体に取り付けられた光出力部により、前記レンズから出力された前記光を前記筐体の外部へ出力する、
光出力方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、光源モジュール及び光出力方法に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
光通信技術分野においては、例えば、光信号の送受信を担う送信器及び受信器が搭載された光トランシーバが広く用いられている。光トランシーバにおいては、送信用波長の光を変調して光信号を送信し、受け取った光信号を受信用波長の光と干渉させることで受信するために、所定の波長の光を出力する光源モジュールが設けられる。
【0003】
こうした光源モジュールでは、光源から出力されたレーザ光が、レンズで収束され他後、コネクタなどを介して、他の光部品へ出力される(特許文献1~3)。また、内部での反射光が光源に戻ることを防止するために、アイソレータが設けられる光源モジュールも知られている(特許文献2)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2017-005122号公報
国際公開第2020/166502号
特開2002-252420号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
一方で、光トランシーバには、光源モジュールだけでなく、送信器、受信器、光レセプタクルや各種のコネクタなどの様々な部品を搭載する必要がある。これに対し、光トランシーバの筐体内のスペースには限りがあるため、複数の部品を効率的に筐体内に収容することが求められる。そのため、光源モジュールのさらなる小型化が求められている。
【0006】
本開示は、上記の事情に鑑みて成されたものであり、簡易な構成で光源モジュールの小型化を実現することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の一態様である光源モジュールは、筐体と、前記筐体に包含されるように前記筐体に取り付けられた冷却部と、前記冷却部に取り付けられ、光を出力する光源と、前記冷却部に取り付けられ、前記光源から出力された前記光が入射し、入射した前記光の進行方向を前記冷却部の方向へ偏向させて出力するレンズと、前記筐体に取り付けられ、前記レンズから出力された前記光を前記筐体の外部へ出力する光出力部と、を備える。
【0008】
本開示の一態様である光出力方法は、筐体に包含されるように前記筐体に取り付けられた冷却部に取り付けられた光源から光を出力し、前記冷却部に取り付けられたレンズにより、前記光源から入射する前記光の進行方向を前記冷却部の方向へ偏向させて出力し、前記筐体に取り付けられた光出力部により、前記レンズから出力された前記光を前記筐体の外部へ出力する。
【発明の効果】
【0009】
本開示によれば、簡易な構成で光源モジュールの小型化を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
実施の形態1にかかる光源モジュールの構成を模式的に示す図である。
実施の形態1にかかる光源モジュールの構成をより詳しく示す図である。
一般的な光源モジュールの構成を模式的に示す図である。
実施の形態2にかかる光源モジュールの構成を模式的に示す図である。
実施の形態3にかかる光源モジュールの構成を模式的に示す図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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