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公開番号2024168477
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-12-05
出願番号2023085192
出願日2023-05-24
発明の名称管理装置、判定方法、およびプログラム
出願人日本電気株式会社
代理人個人
主分類G06Q 10/105 20230101AFI20241128BHJP(計算;計数)
要約【課題】異動の候補者を適切に判定できる管理装置、判定方法、およびプログラムを提供する。
【解決手段】管理装置1は、ユーザの感情情報を取得する感情情報取得部11と、ユーザの業務に関する業務情報を取得する業務情報取得部12と、組織に関する組織情報を取得する組織情報取得部13と、感情情報、業務情報、および組織情報に基づいて、組織へ異動する人物の候補者としてユーザを提示するかを判定する提示判定部14とを備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項１】
ユーザの感情情報を取得する感情情報取得部と、
前記ユーザの業務に関する業務情報を取得する業務情報取得部と、
組織に関する組織情報を取得する組織情報取得部と、
前記感情情報、前記業務情報、および前記組織情報に基づいて、前記組織へ異動する人物の候補者として前記ユーザを提示するかを判定する提示判定部と
を備えた管理装置。
続きを表示（約 1,100 文字）【請求項２】
前記組織情報は、前記組織における業務内容、業務シフト、または業務形態の少なくともいずれかを含む
請求項１に記載の管理装置。
【請求項３】
前記提示判定部は、前記組織に所属するメンバの感情情報にさらに基づいて、前記ユーザを前記候補者として提示するかを判定する
請求項１に記載の管理装置。
【請求項４】
前記ユーザを前記候補者として提示する場合、前記感情情報に基づいて異動時期に関する情報を提示する提示部
をさらに備える請求項１に記載の管理装置。
【請求項５】
前記業務において使用される情報端末で前記ユーザを認証する度に、前記ユーザの顔が撮影された撮影映像に基づきバイタル情報を算出するバイタル情報取得部と、
前記バイタル情報から前記感情情報を抽出する感情情報抽出部と
をさらに備える請求項１に記載の管理装置。
【請求項６】
前記業務において前記ユーザにより使用される情報端末の操作ログ情報を取得するログ情報収集部と、
前記操作ログ情報に記録された操作と、前記ユーザが前記操作を行ったときの前記感情情報とを対応付けることで、前記ユーザに適した作業を推定する推定部と
をさらに備え、
前記提示判定部は、前記ユーザに適した作業にさらに基づいて、前記ユーザを提示するかを判定する
請求項１に記載の管理装置。
【請求項７】
前記提示判定部は、
前記感情情報および前記業務情報に基づいて前記ユーザに適した業務条件を判定し、前記組織情報に基づいて前記組織において前記業務条件が満たされ得るかを判定する
請求項１に記載の管理装置。
【請求項８】
コンピュータが、
ユーザの感情情報を取得し、
前記ユーザの業務に関する業務情報を取得し、
組織に関する組織情報を取得し、
前記感情情報、前記業務情報、および前記組織情報に基づいて、前記組織へ異動する人物の候補者として前記ユーザを提示するかを判定する
判定方法。
【請求項９】
コンピュータに、
ユーザの感情情報を取得する処理と、
前記ユーザの業務に関する業務情報を取得する処理と、
組織に関する組織情報を取得する処理と、
前記感情情報、前記業務情報、および前記組織情報に基づいて、前記組織へ異動する人物の候補者として前記ユーザを提示するかを判定する処理と
を実行させるプログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本開示は管理装置、判定方法、およびプログラムに関する。
続きを表示（約 1,400 文字）【背景技術】
【０００２】
特許文献１は、求職者の選考動画、面接動画、およびその他の付属情報（例：学歴、職歴、適性検査の結果、学力テスト結果、年齢）をＡＩ（ＡｒｔｉｆｉｃｉａｌＩｎｔｅｌｌｉｇｅｎｃｅ）で解析する評価装置を開示している。評価装置は、求職者に適した部署、チーム、業務内容、上司、同僚等の情報を解析して初期配属を決定する。評価装置は、その後の人事異動、人事考課、その他人事目的に有益な情報を出力できる。また、評価装置は、組織の特徴に応じて、組織に馴染みやすい、または馴染みにくい人物の特徴をアドバイス可能である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０２３－１４９４１号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
特許文献１に記載された評価装置は、組織に所属する人物や組織の雰囲気などに応じて、組織に馴染みやすい人物または馴染みにくい人物の特徴を提示できる。しかしながら、選ばれた人物が組織の雰囲気に適合したとしても、業務内容や業務形態などに対して適合できない恐れがある。
【０００５】
本開示は、このような問題点を解決するためになされたものであり、異動の候補者を適切に判定できる管理装置、判定方法、およびプログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
本開示の一態様にかかる管理装置は、
ユーザの感情情報を取得する感情情報取得部と、
前記ユーザの業務に関する業務情報を取得する業務情報取得部と、
組織に関する組織情報を取得する組織情報取得部と、
前記感情情報、前記業務情報、および前記組織情報に基づいて、前記組織へ異動する人物の候補者として前記ユーザを提示するかを判定する提示判定部と
を備える。
【０００７】
本開示の一態様にかかる判定方法は、
コンピュータが、
ユーザの感情情報を取得し、
前記ユーザの業務に関する業務情報を取得し、
組織に関する組織情報を取得し、
前記感情情報、前記業務情報、および前記組織情報に基づいて、前記組織へ異動する人物の候補者として前記ユーザを提示するかを判定する。
【０００８】
本開示の一態様にかかるプログラムは、
コンピュータに、
ユーザの感情情報を取得する処理と、
前記ユーザの業務に関する業務情報を取得する処理と、
組織に関する組織情報を取得する処理と、
前記感情情報、前記業務情報、および前記組織情報に基づいて、前記組織へ異動する人物の候補者として前記ユーザを提示するかを判定する処理と
を実行させる。
【発明の効果】
【０００９】
本開示は、異動の候補者を適切に判定できる管理装置、判定方法、およびプログラムを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【００１０】
実施の形態１にかかる管理装置の構成を説明する図である。
実施の形態２にかかる管理装置の構成を説明する図である。
実施の形態２にかかる感情情報の一例を説明する図である。
実施の形態３にかかる管理装置の構成を説明する図である。
【発明を実施するための形態】
（【００１１】以降は省略されています）

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