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公開番号
2024172701
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-12
出願番号
2023090583
出願日
2023-06-01
発明の名称
コード変換装置、方法およびプログラム
出願人
日本電気株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
G06F
8/30 20180101AFI20241205BHJP(計算;計数)
要約
【課題】 データに対する処理時間を短縮できるように、既存のコードを同様の結果が得られるコードに変換できるコード変換装置を提供する。
【解決手段】入力手段81は、対象プログラムコードの入力を受け付ける。抽出手段82は、2次元の表形式のデータを表わすデータフレームに対して所定の列の値に基づいてデータフレームにおける各列の集約処理を行うことを示す第一プログラムコード、並びに、集約処理が行われた各データフレームに対して行われる予め定義された処理、および、その処理を呼び出す関数を示す第二プログラムコードを、対象プログラムコードから抽出する。変換手段83は、抽出されたコードを、上記関数により上記処理を呼び出す関数呼出しを行わない処理であって第一プログラムコードおよび第二プログラムコードによる処理と同様の結果が得られる処理を示すプログラムコードである代替プログラムコードに変換する。
【選択図】図18
特許請求の範囲
【請求項1】
処理の対象とするプログラムコードである対象プログラムコードの入力を受け付ける入力手段と、
2次元の表形式のデータを表わすデータフレームに対して所定の列の値に基づいてデータフレームにおける各列の集約処理を行うことを示す第一プログラムコード、並びに、前記集約処理が行われた各データフレームに対して行われる予め定義された処理および当該処理を呼び出す関数を示す第二プログラムコードを、前記対象プログラムコードから抽出する抽出手段と、
抽出された前記第一プログラムコードおよび前記第二プログラムコードを、前記関数により前記処理を呼び出す関数呼出しを行わない処理であって当該第一プログラムコードおよび当該第二プログラムコードによる処理と同様の結果が得られる処理を示すプログラムコードである代替プログラムコードに変換する変換手段と、
前記代替プログラムコードを出力する出力手段とを備えた
ことを特徴とするコード変換装置。
続きを表示(約 1,800 文字)
【請求項2】
変換手段は、第二プログラムコードが示す関数に含まれるプログラムコードを、予め定められた対応するプログラムコードに変換することで代替プログラムコードを生成する
請求項1記載のコード変換装置。
【請求項3】
変換手段は、処理を呼び出す際の引数の型と当該処理の戻り値の型とが一致している場合に、第一プログラムコードおよび第二プログラムコードを代替プログラムコードに変換する
請求項1または請求項2記載のコード変換装置。
【請求項4】
変換手段は、予め定義された処理内の操作のうち等号で結ばれた式で表わされる操作に対し、当該式の右辺および左辺がいずれも前記処理を呼び出す際の引数とするデータフレームに対する操作である場合であって、当該操作によって前記引数とするデータフレームの行数を変える可能性がない場合に、当該操作が示すコードを高速化するためのコードに変換する
請求項1または請求項2記載のコード変換装置。
【請求項5】
変換手段は、予め定義された処理内の操作のうち等号で結ばれた式で表わされる操作に対し、当該式の右辺および左辺の少なくとも一方が前記処理を呼び出す際の引数とするデータフレームに対する操作でない場合に、当該操作が示すコードを高速化するためのコードに変換する
請求項1または請求項2記載のコード変換装置。
【請求項6】
変換手段は、引数とするデータフレームにおいて集約するキーによる等号のフィルターによって、当該データフレーム以外のデータフレームが生成されている場合に、等号で結ばれた式で表わされる操作が示すコードを高速化するためのコードに変換する
請求項5記載のコード変換装置。
【請求項7】
処理の対象とするプログラムコードである対象プログラムコードの入力を受け付け、
2次元の表形式のデータを表わすデータフレームに対して所定の列の値に基づいてデータフレームにおける各列の集約処理を行うことを示す第一プログラムコード、並びに、前記集約処理が行われた各データフレームに対して行われる予め定義された処理および当該処理を呼び出す関数を示す第二プログラムコードを、前記対象プログラムコードから抽出し、
抽出された前記第一プログラムコードおよび前記第二プログラムコードを、前記関数により前記処理を呼び出す関数呼出しを行わない処理であって当該第一プログラムコードおよび当該第二プログラムコードによる処理と同様の結果が得られる処理を示すプログラムコードである代替プログラムコードに変換し、
前記代替プログラムコードを出力する
ことを特徴とするコード変換方法。
【請求項8】
変換手段は、第二プログラムコードが示す関数に含まれるプログラムコードを、予め定められた対応するプログラムコードに変換することで代替プログラムコードを生成する
請求項7記載のコード変換方法。
【請求項9】
コンピュータに、
処理の対象とするプログラムコードである対象プログラムコードの入力を受け付ける入力処理、
2次元の表形式のデータを表わすデータフレームに対して所定の列の値に基づいてデータフレームにおける各列の集約処理を行うことを示す第一プログラムコード、並びに、前記集約処理が行われた各データフレームに対して行われる予め定義された処理および当該処理を呼び出す関数を示す第二プログラムコードを、前記対象プログラムコードから抽出する抽出処理、
抽出された前記第一プログラムコードおよび前記第二プログラムコードを、前記関数により前記処理を呼び出す関数呼出しを行わない処理であって当該第一プログラムコードおよび当該第二プログラムコードによる処理と同様の結果が得られる処理を示すプログラムコードである代替プログラムコードに変換する変換処理、および、
前記代替プログラムコードを出力する出力処理
を実行させるためのコード変換プログラム。
【請求項10】
コンピュータに、
変換処理で、第二プログラムコードが示す関数に含まれるプログラムコードを、予め定められた対応するプログラムコードに変換することで代替プログラムコードを生成させる
請求項9記載のコード変換プログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、コンピュータが処理に用いるコードを変換するコード変換装置、コード変換方法およびコード変換プログラムに関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
データベースに保存されたデータを効率的に利用するには、一般にプログラムコードが定義され、定義されたコードに基づいて処理が行われる。近年、大規模なデータを分析する需要および市場が拡大しており、大規模なデータを高速に分析するためには、高速化を意識したプログラムを作成する必要がある。
【0003】
例えば、特許文献1には、定義されたスクリプトにより作成されたデータ処理プログラムを解析してデータ処理を順次行うシステムが記載されている。特許文献1に記載されたシステムは、スクリプトの解析に際して、アプリケーションプログラムインターフェイス(API)関数の引数をライブラリの元のAPI関数の引数に合うように変換若しくは補完する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2017-120611号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1に記載されたシステムを用いることで、データ処理を実行可能なプログラムをスクリプトから生成することは可能である。しかし、特許文献1に記載されたシステムでは、データ処理に要する時間については考慮されていない。
【0006】
処理する対象のデータ数が増加すると処理に要する時間も増加することが想定される。そこで、データ処理の時間を短縮できるよう、既存のコードを同様の結果が得られるコードに変換できることが好ましい
【0007】
そこで、本開示では、データに対する処理時間を短縮できるように、既存のコードを同様の結果が得られるコードに変換できるコード変換装置、コード変換方法およびコード変換プログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本開示によるコード変換装置は、処理の対象とするプログラムコードである対象プログラムコードの入力を受け付ける入力手段と、2次元の表形式のデータを表わすデータフレームに対して所定の列の値に基づいてデータフレームにおける各列の集約処理を行うことを示す第一プログラムコード、並びに、集約処理が行われた各データフレームに対して行われる予め定義された処理およびその処理を呼び出す関数を示す第二プログラムコードを、対象プログラムコードから抽出する抽出手段と、抽出された第一プログラムコードおよび第二プログラムコードを、上記関数により上記処理を呼び出す関数呼出しを行わない処理であって第一プログラムコードおよび第二プログラムコードによる処理と同様の結果が得られる処理を示すプログラムコードである代替プログラムコードに変換する変換手段と、代替プログラムコードを出力する出力手段とを備えたことを特徴とする。
【0009】
本開示によるコード変換方法は、処理の対象とするプログラムコードである対象プログラムコードの入力を受け付け、2次元の表形式のデータを表わすデータフレームに対して所定の列の値に基づいてデータフレームにおける各列の集約処理を行うことを示す第一プログラムコード、並びに、集約処理が行われた各データフレームに対して行われる予め定義された処理およびその処理を呼び出す関数を示す第二プログラムコードを、対象プログラムコードから抽出し、抽出された第一プログラムコードおよび第二プログラムコードを、上記関数により上記処理を呼び出す関数呼出しを行わない処理であって第一プログラムコードおよび第二プログラムコードによる処理と同様の結果が得られる処理を示すプログラムコードである代替プログラムコードに変換し、代替プログラムコードを出力することを特徴とする。
【0010】
本開示によるコード変換プログラムは、コンピュータに、処理の対象とするプログラムコードである対象プログラムコードの入力を受け付ける入力処理、2次元の表形式のデータを表わすデータフレームに対して所定の列の値に基づいてデータフレームにおける各列の集約処理を行うことを示す第一プログラムコード、並びに、集約処理が行われた各データフレームに対して行われる予め定義された処理およびその処理を呼び出す関数を示す第二プログラムコードを、対象プログラムコードから抽出する抽出処理、抽出された第一プログラムコードおよび第二プログラムコードを、上記関数により上記処理を呼び出す関数呼出しを行わない処理であって第一プログラムコードおよび第二プログラムコードによる処理と同様の結果が得られる処理を示すプログラムコードである代替プログラムコードに変換する変換処理、および、代替プログラムコードを出力する出力処理を実行させることを特徴とする。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
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