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公開番号
2024173042
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-12
出願番号
2023091161
出願日
2023-06-01
発明の名称
評価装置、評価プログラム及び評価方法
出願人
日本電気株式会社
代理人
個人
主分類
G09B
19/00 20060101AFI20241205BHJP(教育;暗号方法;表示;広告;シール)
要約
【課題】デジタル教材を評価するために資する情報を提供することができる評価装置、評価プログラム及び評価方法を提供する。
【解決手段】評価装置100は、教材を閲覧している学習者の顔画像から学習者の感情を推定する感情推定部101と、感情推定部101が推定した複数の学習者の感情に基づいて、教材に関する情報を生成する情報生成部102と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
教材を閲覧している学習者の顔画像から学習者の感情を推定する感情推定部と、
前記感情推定部が推定した複数の学習者の感情に基づいて、前記教材に関する情報を生成する情報生成部と、
を備える、
評価装置。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
前記情報生成部は、前記教材に関する情報として、前記感情推定部が感情を推定した複数の学習者のうち、負の感情を有する学習者が多く含まれるほど、前記教材が分かりにくいという情報を生成する、
請求項1に記載の評価装置。
【請求項3】
前記情報生成部は、前記学習者の学習に関する情報と、前記感情推定部によって推定された前記学習者の感情と、に基づいて、前記教材に関する情報を生成する、
請求項1に記載の評価装置。
【請求項4】
前記教材上における学習者の視点を推定する視点推定部をさらに備え、
前記情報生成部は、前記学習者の視点が位置する前記教材の箇所について、前記感情推定部によって推定された前記学習者の感情に基づいて、前記教材に関する情報を生成する、
請求項1に記載の評価装置。
【請求項5】
前記教材を学習者に提供する教材提供部をさらに備え、
前記情報生成部は、前記教材の所定の区分毎に前記教材に関する情報を生成し、
前記教材提供部は、前記教材に関する情報に基づいて、前記教材の前記所定の区分毎に所定のアイコンを表示する、
請求項1に記載の評価装置。
【請求項6】
前記情報生成部は、前記教材の所定の区分毎に、前記教材に関する情報として、前記感情推定部によって推定された前記学習者の感情に応じた前記教材の評価値を生成する、
請求項1に記載の評価装置。
【請求項7】
前記情報生成部は、前記教材の所定の区分毎に、前記教材に関する情報として、前記感情推定部によって推定された前記学習者の感情に応じた前記学習者の理解度を生成する、
請求項1に記載の評価装置。
【請求項8】
前記情報生成部は、前記教材の所定の区分毎に、前記教材に関する情報として、前記感情推定部によって推定された前記学習者の感情に応じた前記学習者の理解度を生成し、
前記学習者の理解度に応じて、補講の実施の提案を出力する、補講提案部をさらに備える、
請求項1に記載の評価装置。
【請求項9】
コンピュータに、
教材を閲覧している学習者の顔画像から学習者の感情を推定する処理と、
推定した複数の学習者の感情に基づいて、前記教材に関する情報を生成する処理と、
を実行させる、評価プログラム。
【請求項10】
コンピュータが、
教材を閲覧している学習者の顔画像から学習者の感情を推定し、
推定した複数の学習者の感情に基づいて、前記教材に関する情報を生成する、
評価方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、評価装置、評価プログラム及び評価方法に関する。
続きを表示(約 1,000 文字)
【背景技術】
【0002】
現在、デジタル教科書の普及が進められている。しかし、デジタル教科書は、タブレット端末等の端末装置によって閲覧されるものであり、製本された教科書とは異なる利点・欠点を有すると考えられる。そのため、デジタル教科書は、製本された教科書とは異なる観点で評価される必要性が想定される。
【0003】
特許文献1には、個々の学習者の感情の変化を推定し、個々の学習者に、当該学習者の感情の変化に応じた教材の内容を提供する方法が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2011-039934号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1に記載の技術は、既に用意された教材に含まれる難易度が異なる問題や解説のうち、何れの問題や解説を学習者に提供するかを、個々の学習者の感情に応じて決定するものである。そのため、特許文献1に記載の技術は、教材そのものの評価を行うものではない。
【0006】
本開示の目的は、デジタル教材を評価するために資する情報を提供することができる評価装置、評価プログラム及び評価方法を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示に係る評価装置は、教材を閲覧している学習者の顔画像から学習者の感情を推定する感情推定部と、前記感情推定部が推定した複数の学習者の感情に基づいて、前記教材に関する情報を生成する情報生成部と、を備える。
【0008】
本開示に係る評価プログラムは、コンピュータに、教材を閲覧している学習者の顔画像から学習者の感情を推定する処理と、推定した複数の学習者の感情に基づいて、前記教材に関する情報を生成する処理と、を実行させる、プログラムである。
【0009】
本開示に係る評価方法は、コンピュータが、教材を閲覧している学習者の顔画像から学習者の感情を推定し、推定した複数の学習者の感情に基づいて、前記教材に関する情報を生成する方法である。
【発明の効果】
【0010】
本開示によれば、デジタル教材を評価するために資する情報を提供することができる評価装置、評価プログラム及び評価方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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