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公開番号
2025031599
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-07
出願番号
2024130818
出願日
2024-08-07
発明の名称
フレキシブル回路基板
出願人
き邦科技股分有限公司
代理人
弁理士法人服部国際特許事務所
主分類
G09F
9/00 20060101AFI20250228BHJP(教育;暗号方法;表示;広告;シール)
要約
【課題】フレキシブル回路基板を提供する。
【解決手段】フレキシブル回路基板100は、フレキシブル基板110と、チップ120と、第1テストパッド設定エリアt1と、複数の第1テストパッド131と、配線層140と、を備えている。フレキシブル基板110は上面を有し、前記上面は作業領域及び非作業領域を有し、チップ120は前記作業領域に設置され、第1テストパッド設定エリアt1は前記非作業領域に位置し、且つフレキシブル基板110の第3縁端113と前記作業領域との間に位置している。これら第1テストパッド131は第1テストパッド設定エリアt1に設置され、配線層140はチップ120及びこれら第1テストパッド131に接続されている。第1テストパッド設定エリアt1の大きさはフレキシブル回路基板100のサイズの変化に従って変化しない。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
上面と、第1縁端と、第2縁端と、第3縁端と、第4縁端と、を有し、前記上面は作業領域及び非作業領域を有し、前記非作業領域は前記作業領域を取り囲み、前記作業領域は第1切断面及び第2切断面を有し、前記第1切断面及び前記第2切断面は前記第1縁端及び前記第2縁端に平行し、前記第3縁端及び前記第4縁端は前記第1縁端と前記第2縁端との間に位置しているフレキシブル基板と、
前記作業領域に設置され、2つの長手方向と、アクティブ面と、複数の第1バンプと、を有し、これら前記長手方向は前記第1縁端及び前記第2縁端に平行し、前記アクティブ面は前記上面に向けられ、これら前記第1バンプは前記アクティブ面に設置されていると共に何れか1つの前記長手方向に隣接し、且つこれら前記第1バンプは何れか1つの前記長手方向に沿って配列されているチップと、
前記非作業領域に位置し、前記第3縁端と前記作業領域との間に位置している第1テストパッド設定エリアと、
前記第1テストパッド設定エリアに設置され、前記第3縁端に沿って配列されている複数の第1テストパッドと、
前記上面に設置され、複数の第1アウターリードと、複数の第1回路線と、複数の第1延長線と、を有し、これら前記第1アウターリードは前記第1切断面に隣接すると共に前記第1切断面に沿って配列され、前記第1回路線のそれぞれの一端は前記第1バンプのそれぞれに接続され、前記第1回路線のそれぞれの他端は前記第1アウターリードのそれぞれの一端に接続され、前記第1延長線のそれぞれの一端は前記第1アウターリードの他端に接続され、前記第1延長線のそれぞれの他端は前記第1テストパッドのそれぞれに接続されている配線層と、
を備えていることを特徴とするフレキシブル回路基板。
続きを表示(約 2,700 文字)
【請求項2】
前記チップは複数の第2バンプを更に有し、これら前記第2バンプは前記アクティブ面に設置されていると共に他の前記長手方向に隣接し、これら前記第2バンプは他の前記長手方向に沿って配列され、
前記第1テストパッド設定エリアには複数の第2テストパッドが更に設置され、これら前記第2テストパッドは前記第3縁端に沿って配列され、前記配線層は複数の第2アウターリードと、複数の第2回路線と、複数の第2延長線と、を更に有し、これら前記第2アウターリードは前記第2切断面に隣接すると共に前記第2切断面に沿って配列され、前記第2回路線のそれぞれの一端は前記第2バンプのそれぞれに接続され、前記第2回路線のそれぞれの他端は前記第2アウターリードのそれぞれの一端に接続され、前記第2延長線のそれぞれの一端は前記第2アウターリードの他端に接続され、前記第2延長線のそれぞれの他端は前記第2テストパッドのそれぞれに接続されていることを特徴とする請求項1に記載のフレキシブル回路基板。
【請求項3】
前記非作業領域に位置し、且つ前記第2縁端と前記作業領域の前記第2切断面との間に位置している第2テストパッド設定エリアを更に備え、
前記チップは複数の第2バンプを更に有し、これら前記第2バンプは前記アクティブ面に設置されていると共に他の前記長手方向に隣接し、これら前記第2バンプは他の前記長手方向に沿って配列され、
前記第2テストパッド設定エリアには複数の第3テストパッドが設置され、これら前記第3テストパッドは前記第2縁端に沿って配列され、
前記配線層は複数の第2アウターリードと、複数の第2回路線と、複数の第2延長線と、を更に有し、これら前記第2アウターリードは前記第2切断面に隣接すると共に前記第2切断面に沿って配列され、前記第2回路線のそれぞれの一端は前記第2バンプのそれぞれに接続され、前記第2回路線のそれぞれの他端は前記第2アウターリードのそれぞれの一端に接続され、前記第2延長線のそれぞれの一端は前記第2アウターリードの他端に接続され、前記第2延長線のそれぞれの他端は前記第3テストパッドのそれぞれに接続されていることを特徴とする請求項1に記載のフレキシブル回路基板。
【請求項4】
複数の前記フレキシブル回路基板が相互に接続されることでリールが構成され、且つ隣接する2つの前記フレキシブル回路基板の前記第1テストパッド設定エリア及び前記第2テストパッド設定エリアは隣接する2つの前記フレキシブル回路基板の間にある接続エッジを基準として鏡映対称を呈していることを特徴とする請求項3に記載のフレキシブル回路基板。
【請求項5】
前記非作業領域に位置し、且つ前記第4縁端と前記作業領域との間に位置している第3テストパッド設定エリアを更に備え、
前記第3テストパッド設定エリアには複数の第4テストパッドが設置され、これら前記第4テストパッドは前記第4縁端に沿って配列され、前記配線層は複数の第3延長線を更に有し、前記第3延長線のそれぞれの一端は前記第1アウターリードの他端に接続され、前記第3延長線のそれぞれの他端は前記第4テストパッドのそれぞれに接続されていることを特徴とする請求項1に記載のフレキシブル回路基板。
【請求項6】
前記チップは、前記アクティブ面に設置されていると共に他の前記長手方向に隣接する複数の第2バンプを更に有し、これら前記第2バンプは他の前記長手方向に沿って配列され、
前記第1テストパッド設定エリアには複数の第2テストパッドが更に設置され、これら前記第2テストパッドは前記第3縁端に沿って配列され、
前記配線層は複数の第2アウターリードと、複数の第2回路線と、複数の第2延長線と、を更に有し、これら前記第2アウターリードは前記第2切断面に隣接すると共に前記第2切断面に沿って配列され、前記第2回路線のそれぞれの一端は前記第2バンプのそれぞれに接続され、前記第2回路線のそれぞれの他端は前記第2アウターリードのそれぞれの一端に接続され、前記第2延長線のそれぞれの一端は前記第2アウターリードの他端に接続され、前記第2延長線のそれぞれの他端は前記第2テストパッドのそれぞれに接続されていることを特徴とする請求項5に記載のフレキシブル回路基板。
【請求項7】
前記第3テストパッド設定エリアには複数の第5テストパッドが更に設置され、これら前記第5テストパッドは前記第4縁端に沿って配列され、前記配線層は複数の第4延長線を更に有し、前記第4延長線のそれぞれの一端は前記第2アウターリードの他端に接続され、前記第4延長線のそれぞれの他端は前記第5テストパッドのそれぞれに接続されていることを特徴とする請求項6に記載のフレキシブル回路基板。
【請求項8】
前記非作業領域に位置し、且つ前記第2縁端と前記作業領域の前記第2切断面との間に位置している第2テストパッド設定エリアを更に備え、
前記チップは複数の第2バンプを更に有し、これら前記第2バンプは前記アクティブ面に設置されていると共に他の前記長手方向に隣接し、これら前記第2バンプは他の前記長手方向に沿って配列され、前記第2テストパッド設定エリアには複数の第3テストパッドが設置され、これら前記第3テストパッドは前記第2縁端に沿って配列され、
前記配線層は複数の第2アウターリードと、複数の第2回路線と、複数の第2延長線と、を更に有し、これら前記第2アウターリードは前記第2切断面に隣接すると共に前記第2切断面に沿って配列され、前記第2回路線のそれぞれの一端は前記第2バンプのそれぞれに接続され、前記第2回路線のそれぞれの他端は前記第2アウターリードのそれぞれの一端に接続され、前記第2延長線のそれぞれの一端は前記第2アウターリードの他端に接続され、前記第2延長線のそれぞれの他端は前記第3テストパッドのそれぞれに接続されていることを特徴とする請求項5に記載のフレキシブル回路基板。
【請求項9】
複数の前記フレキシブル回路基板が相互に接続されることでリールが構成され、隣接する2つの前記フレキシブル回路基板の前記第1テストパッド設定エリア、前記第2テストパッド設定エリア、及び前記第3テストパッド設定エリアは隣接する2つの前記フレキシブル回路基板の間にある接続エッジを基準として鏡映対称を呈していることを特徴とする請求項8に記載のフレキシブル回路基板。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、フレキシブル回路基板に関し、より詳しくは、テストパッドを有するフレキシブル基板に関するものである。
続きを表示(約 2,500 文字)
【背景技術】
【0002】
フレキシブル回路基板は可撓性及び体積が小さいという利点を有しているため、家電製品に大量に応用されているが、体積が小さいため、フレキシブル回路基板にある回路線も非常に微細になり、製造工程で回路線に対して直接テストを行うことが難しかった。このため、フレキシブル回路基板を実際の回路基板の大きさに切断する前に、後続の実際に切断した回路基板の作業領域の外にテストパッドを設置し、プローブカードを接触させて電気的テストを行うため、テストパッドのサイズを回路線の幅より大きくし、且つフレキシブル回路基板の上下2つの縁端に設置する。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
しかしながら、異なる応用のためにフレキシブル回路基板を異なるサイズに設計するが、サイズの違いがフレキシブル回路基板の上下2つの縁端の間の距離を変化させるため、異なるサイズのフレキシブル回路基板には異なる規格のプローブカードを使用してテストを行う必要があり、フレキシブル回路基板のテストにかかるコストが増加した。また、大きなサイズのフレキシブル回路基板の上下2つの縁端の距離が長い場合、プローブカードが1回では1つまたは2つのフレキシブル回路基板に対してしかテストを行えず、テストにかかる時間が大幅に延びた。
【0004】
そこで、本発明者は上記の欠点が改善可能と考え、鋭意検討を重ねた結果、合理的設計で上記の課題を効果的に改善する本発明の提案に至った。
【0005】
本発明は上述の事情に鑑みてなされたものであり、上述のような問題点を解決することを課題の一例とする。すなわち、本発明は、テストパッド設定エリアをフレキシブル基板の第3縁端と作業領域との間に設置し、テストパッド設定エリアの大きさをフレキシブル基板のサイズに制限させないようにし、同じ規格のプローブカードを異なるサイズのフレキシブル基板に適用可能にするフレキシブル基板を提供することを主目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、本発明のある態様のフレキシブル回路基板は、フレキシブル基板と、チップと、第1テストパッド設定エリアと、複数の第1テストパッドと、配線層と、を備えている。
前記フレキシブル基板は上面と、第1縁端と、第2縁端と、第3縁端と、第4縁端と、を有している。前記上面は作業領域及び非作業領域を有し、前記非作業領域は前記作業領域を取り囲み、前記作業領域は第1切断面及び第2切断面を有している。前記第1切断面及び前記第2切断面は前記第1縁端及び前記第2縁端に平行し、前記第3縁端及び前記第4縁端は前記第1縁端と前記第2縁端との間に位置している。
前記チップは前記作業領域に設置され、前記チップは2つの長手方向と、アクティブ面と、複数の第1バンプと、を有している。前記チップのこれら前記長手方向は前記上面の前記第1縁端及び前記第2縁端に平行し、前記アクティブ面は前記上面に向けられている。これら前記第1バンプは前記アクティブ面に設置されていると共に何れか1つの前記長手方向に隣接し、且つ何れか1つの前記長手方向に沿って配列されている。
前記第1テストパッド設定エリアは前記非作業領域に位置し、且つ前記第3縁端と前記作業領域との間に位置している。
これら前記第1テストパッドは前記第1テストパッド設定エリアに設置され、且つ前記第3縁端に沿って配列されている。
前記配線層は前記上面に設置され、前記配線層は複数の第1アウターリードと、複数の第1回路線と、複数の第1延長線と、を有している。これら前記第1アウターリードは前記第1切断面に隣接すると共に前記第1切断面に沿って配列され、前記第1回路線のそれぞれの一端は前記第1バンプのそれぞれに接続され、前記第1回路線のそれぞれの他端は前記第1アウターリードのそれぞれの一端に接続され、前記第1延長線のそれぞれの一端は前記第1アウターリードの他端に接続され、前記第1延長線のそれぞれの他端は前記第1テストパッドのそれぞれに接続されている。
【発明の効果】
【0007】
このように、本発明によれば、次のような効果がある。
前記第1テストパッド設定エリアが前記第3縁端と前記作業領域との間に設置されることで、前記第1テストパッド設定エリアの大きさが前記フレキシブル回路基板のサイズの変化に従って変化せず、同じ規格のプローブカードを異なるサイズの前記フレキシブル回路基板に適用可能になり、テストにかかるコストを削減できる。
【0008】
本発明の他の目的、構成及び効果については、以下の発明の実施の形態の項から明らかになるであろう。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の第1実施例に係るフレキシブル回路基板を示す上面図である。
本発明の第1実施例に係るフレキシブル回路基板を示す部分拡大断面図である。
本発明の第2実施例に係るフレキシブル回路基板を示す上面図である。
本発明の第3実施例に係るフレキシブル回路基板を示す上面図である。
本発明の第4実施例に係るフレキシブル回路基板を示す上面図である。
本発明の第2実施例に係る複数のフレキシブル回路基板がリールに相互に接続されている概略構成図である。
本発明の第4実施例に係る複数のフレキシブル回路基板がリールに相互に接続されている概略構成図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、発明の実施の形態を通じて本発明を説明するが、以下の実施形態は特許請求の範囲にかかる発明を限定するものではない。また、実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
(【0011】以降は省略されています)
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