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公開番号
2025080223
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-23
出願番号
2024188113
出願日
2024-10-25
発明の名称
フレキシブル回路基板
出願人
き邦科技股分有限公司
代理人
弁理士法人服部国際特許事務所
主分類
H05K
1/02 20060101AFI20250516BHJP(他に分類されない電気技術)
要約
【課題】フレキシブル回路基板を提供する。
【解決手段】本発明のフレキシブル回路基板100は、フレキシブル基板110と、第1回路120と、第2回路130と、を含んで構成されている。フレキシブル基板100は、上部縁端111a、下部縁端111b、第1回路設定エリアa1、及び第2回路設定エリアa2からなる上面111を有し、第1回路120は第1回路設定エリアa1に設置されている。第1回路120は第1入力端子i1及び第1出力端子o1を有し、第1入力端子i1は下部縁端111bに隣接し、第1出力端子o1は上部縁端111aに隣接している。第2回路130は第2回路設定エリアa2に設置され、第2回路130は第2入力端子i2及び第2出力端子o2を有し、第2入力端子i2は上部縁端111aに隣接し、第2出力端子o2は下部縁端111bに隣接している。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
上部縁端、下部縁端、第1回路設定エリア、及び第2回路設定エリアからなる上面を有しているフレキシブル基板と、
前記第1回路設定エリアに設置されており、第1入力端子及び第1出力端子を有し、前記第1入力端子は前記下部縁端に隣接し、前記第1出力端子は前記上部縁端に隣接している第1回路と、
前記第2回路設定エリアに設置されており、第2入力端子及び第2出力端子を有し、前記第2入力端子は前記上部縁端に隣接し、前記第2出力端子は前記下部縁端に隣接している第2回路と、を備えていることを特徴とするフレキシブル回路基板。
続きを表示(約 2,200 文字)
【請求項2】
前記第1回路は複数の第1入力線路及び複数の第1出力線路を有し、各前記第1入力線路は前記第1入力端子に位置していると共に前記第1入力端子に沿って配列され、各前記第1出力線路は前記第1出力端子に位置していると共に前記第1出力端子に沿って配列され、
前記第2回路は複数の第2入力線路及び複数の第2出力線路を有し、各前記第2入力線路は前記第2入力端子に位置していると共に前記第2入力端子に沿って配列され、各前記第2出力線路は前記第2出力端子に位置していると共に前記第2出力端子に沿って配列されていることを特徴とする請求項1に記載のフレキシブル回路基板。
【請求項3】
前記第1入力線路の数量は前記第2入力線路の数量に相等し、前記第1出力線路の数量は前記第2出力線路の数量に相等することを特徴とする請求項2に記載のフレキシブル回路基板。
【請求項4】
前記第1出力線路の数量は前記第1入力線路の数量より多く、前記第2出力線路の数量は前記第2入力線路の数量より多く、且つ前記第1出力線路の数量は前記第1入力線路の数量の1.4~20倍の間の範囲であり、前記第2出力線路の数量は前記第2入力線路の数量の1.4~20倍の間の範囲であることを特徴とする請求項3に記載のフレキシブル回路基板。
【請求項5】
前記第1回路は、第1チップと、複数の第1伝送線路と、複数の第2伝送線路と、を有し、前記第1チップは第1入力側及び第1出力側を有し、前記第1入力側は前記第1入力端子に向けられ、前記第1出力側は前記第1出力端子に向けられ、前記第1伝送線路のそれぞれの一端は前記第1チップの前記第1入力側に接続され、前記第1伝送線路のそれぞれの他端は各前記第1入力線路のそれぞれに接続され、前記第2伝送線路のそれぞれの一端は前記第1チップの前記第1出力側に接続され、前記第2伝送線路のそれぞれの他端は各前記第1出力線路のそれぞれに接続され、
前記第2回路は、第2チップと、複数の第3伝送線路と、複数の第4伝送線路と、を有し、前記第2チップは第2入力側及び第2出力側を有し、前記第2入力側は前記第2入力端子に向けられ、前記第2出力側は前記第2出力端子に向けられ、前記第3伝送線路のそれぞれの一端は前記第2チップの前記第2入力側に接続され、前記第3伝送線路のそれぞれの他端は前記第2入力線路のそれぞれに接続され、前記第4伝送線路のそれぞれの一端は前記第2チップの前記第2出力側に接続され、前記第4伝送線路のそれぞれの他端は前記第2出力線路のそれぞれに接続されていることを特徴とする請求項2に記載のフレキシブル回路基板。
【請求項6】
前記第1回路は複数の第5伝送線路を有し、前記第5伝送線路のそれぞれの一端は前記第1入力線路のそれぞれに電気的に接続され、前記第5伝送線路のそれぞれの他端は前記第1出力線路のそれぞれに電気的に接続され、
前記第2回路は複数の第6伝送線路を有し、前記第6伝送線路のそれぞれの一端は前記第2入力線路のそれぞれに電気的に接続され、前記第6伝送線路のそれぞれの他端は前記第2出力線路のそれぞれに電気的に接続されていることを特徴とする請求項5に記載のフレキシブル回路基板。
【請求項7】
前記第1入力線路の数量は前記第2入力線路の数量とは相違し、前記第1出力線路の数量は前記第2出力線路の数量とは相違することを特徴とする請求項2に記載のフレキシブル回路基板。
【請求項8】
前記上面は、左縁端と、右縁端と、複数の第1スプロケットホールと、複数の第2スプロケットホールと、を有し、各前記第1スプロケットホールは前記左縁端に隣接すると共に前記左縁端に沿って配列され、各前記第2スプロケットホールは前記右縁端に隣接すると共に前記右縁端に沿って配列され、
前記第1回路設定エリアは前記左縁端と前記第2回路設定エリアとの間に位置し、前記第2回路設定エリアは前記右縁端と前記第1回路設定エリアとの間に位置し、各前記第1スプロケットホールは前記左縁端と前記第1回路設定エリアとの間に位置し、各前記第2スプロケットホールは前記右縁端と前記第2回路設定エリアとの間に位置していることを特徴とする請求項1に記載のフレキシブル回路基板。
【請求項9】
前記第1回路設定エリアは右ベンドエッジを有し、前記第2回路設定エリアは左ベンドエッジを有し、前記第1回路設定エリアの前記右ベンドエッジは前記第2回路設定エリアの前記左ベンドエッジに相互に並列すると共に前記上面の中心軸に隣接していることを特徴とする請求項8に記載のフレキシブル回路基板。
【請求項10】
前記第1回路設定エリアは左直線縁端を有し、前記第2回路設定エリアは右直線縁端を有し、前記第1回路設定エリアの前記左直線縁端は前記上面の前記左縁端に隣接し、且つ各前記第1スプロケットホールは前記左直線縁端と前記左縁端との間に位置し、前記第2回路設定エリアの前記右直線縁端は前記上面の前記右縁端に隣接し、且つ各前記第2スプロケットホールは前記右直線縁端と前記右縁端との間に位置していることを特徴とする請求項9に記載のフレキシブル回路基板。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、フレキシブル回路基板(A flexible circuit board)に関し、更に詳しくは、フレキシブル回路基板のフレキシブル基板上の回路配置に関するものである。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
フレキシブル回路基板は可撓性を有し、回路板を電子装置の背面に設置可能にしていると共に湾曲する部分により電子装置の正面にある接続端点に接続することで、電子装置の正面にフレキシブル回路基板の位置を予め保留する必要がなくなり、ベゼルレスパネルへの適用性が高くなっている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
しかしながら、前述した従来の技術では、パネルの画素数が多くなるほど、フレキシブル回路基板の出力線路の数量も増加し、入力線路と出力線路との間の数量の差が20倍にも達する。これによって、フレキシブル回路基板の出力端子の幅が広くなっているが、但し、入力端子の幅の変化幅は小さい。フレキシブル回路基板はオープンリール(reel-to-reel)プロセスにより加工を行うため、1つのフレキシブル回路基板の出力端子の幅が増えると、リール幅も増やす必要があり、ひいては1つのリールに並列する2つのフレキシブル回路基板を載置できないという問題も引き起こした。また、入力端子の幅の変化幅が大きくない場合、フレキシブル回路基板の出力端子の幅が増加することでフレキシブル基板上の大部分の空間が余剰のアイドル空間となって無下に浪費され、製造コストも大幅に上昇した。
【0004】
そこで、本発明者は上記の欠点が改善可能と考え、鋭意検討を重ねた結果、合理的設計で上記の課題を効果的に改善する本発明の提案に至った。
【0005】
本発明は、上記問題点に鑑みて本発明者の鋭意研究により成されたものであり、その目的は、フレキシブル回路基板を提供することにある。すなわち、フレキシブル基板上にある並列する2つの回路の出力/入力端子の設置方向を互いに逆にし、フレキシブル基板の全ての空間を有効利用し、回路の出力端子の幅が広すぎて製造コストが上昇するという問題が生じないようにする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、本発明のフレキシブル回路基板は以下の手段を採用する。
本発明の一態様に係るフレキシブル回路基板は、フレキシブル基板と、第1回路と、第2回路と、を含んで構成されている。フレキシブル基板は、上部縁端、下部縁端、第1回路設定エリア、及び第2回路設定エリアからなる上面を有し、第1回路は第1回路設定エリアに設置されている。第1回路は第1入力端子及び第1出力端子を有し、第1入力端子は下部縁端に隣接し、第1出力端子は上部縁端に隣接し、第2回路は第2回路設定エリアに設置されている。第2回路は第2入力端子及び第2出力端子を有し、第2入力端子は上部縁端に隣接し、第2出力端子は下部縁端に隣接している。
【0007】
本発明は、フレキシブル基板に並列されている第1回路及び第2回路の設置方向を互いに逆にすることで、第1回路の狭い第1入力端子と、第2回路の広い第2出力端子とを同じ縁端に配列し、且つ第1回路の広い第1出力端子と、第2回路の狭い第2入力端子とを同じ縁端に配列することで、フレキシブル基板の空間を有効利用し、フレキシブル回路基板の製造コストが増加しないようにすることを主な目的としている。
【0008】
本発明の他の特徴については、本明細書及び添付図面の記載により明らかにする。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の第1実施例に係るフレキシブル回路基板を示す上面図である。
本発明の第2実施例に係るフレキシブル回路基板を示す上面図である。
本発明の第3実施例に係るフレキシブル回路基板を示す上面図である。
本発明の第4実施例に係るフレキシブル回路基板を示す上面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
次に、図面を参照しながら本発明のフレキシブル回路基板の実施形態を説明するが、本発明はこれらの実施形態に限定されるものではなく、以下に説明する部材、材料等は、本発明の趣旨の範囲内で種々改変することができるものである。
(【0011】以降は省略されています)
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