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公開番号2025026069
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-02-21
出願番号2023131421
出願日2023-08-10
発明の名称タペストリー
出願人株式会社YSC
代理人弁理士法人井澤国際特許事務所,個人,個人,個人
主分類G09F 17/00 20060101AFI20250214BHJP(教育;暗号方法;表示;広告;シール)
要約【課題】シート部を簡単に変更することができる軸部を有するタペストリーを提供する。
【解決手段】タペストリーは、矩形状のシート部と、シート部の上部に取り付ける第1軸部と、を有し、第1軸部は、断面視半円弧状の第1部材と、断面視半円弧状の第2部材と、を有し、第1部材は、断面視半円弧状の一端に配置する第1一部と、断面視半円弧状の他端に配置する第1他部と、を有し、第2部材は、断面視半円弧状の一端に配置する第2一部と、断面視半円弧状の他端に配置する第2他部と、を有し、第1一部と第2一部は、所定幅の隙間を有するように配置され、所定幅の隙間より広い幅を有する溝部を、さらに有し、溝部は、第1一部と第2一部の下方であって、第1部材と第2部材との間に配置するとともに、当該第1部材と第2部材と一体に構成し、第1他部と、第2他部は、互いに近接するように配置し、シート部の上部を、第1他部と、第2他部との間に配置する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
矩形状のシート部と、
前記シート部の上部に取り付ける第1軸部と、を有し、
前記第1軸部は、断面視半円弧状の第1部材と、断面視半円弧状の第2部材と、を有し、
前記第1部材は、前記断面視半円弧状の一端に配置する第1一部と、前記断面視半円弧状の他端に配置する第1他部と、を有し、
前記第2部材は、前記断面視半円弧状の一端に配置する第2一部と、前記断面視半円弧状の他端に配置する第2他部と、を有し、
前記第1一部と第2一部は、所定幅の隙間を有するように配置され、
前記所定幅の隙間より広い幅を有する溝部を、さらに有し、
前記溝部は、前記第1一部と第2一部の下方であって、前記第1部材と前記第2部材との間に配置するとともに、当該第1部材と第2部材と一体に構成し、
前記第1他部と、前記第2他部は、互いに近接するように配置し、
前記シート部の上部を、前記第1他部と、前記第2他部との間に配置するタペストリー。
続きを表示(約 1,800 文字)【請求項2】
矩形状のシート部と、
前記シート部の上部に取り付ける第1軸部と、
前記シート部の下部に取り付ける第2軸部と、を有し、
前記第1軸部は、断面視半円弧状の第1部材と、断面視半円弧状の第2部材と、を有し、
前記第1部材は、前記断面視半円弧状の一端に配置する第1一部と、前記断面視半円弧状の他端に配置する第1他部と、を有し、
前記第2部材は、前記断面視半円弧状の一端に配置する第2一部と、前記断面視半円弧状の他端に配置する第2他部と、を有し、
前記第1一部と第2一部は、所定幅の隙間を有するように配置され、
前記所定幅の隙間より広い幅を有する溝部を、さらに有し、
前記溝部は、前記第1一部と第2一部の下方であって、前記第1部材と前記第2部材との間に配置するとともに、当該第1部材と第2部材と一体に構成し、
前記第1他部と、前記第2他部は、互いに近接するように配置し、
前記シート部の上部を、前記第1他部と、前記第2他部との間に配置するとともに、
前記第2軸部は、断面視半円弧状の第1部材と、断面視半円弧状の第2部材と、を有し、
前記第2軸部における第1部材は、断面視半円弧状の一端に配置する第1一部と、前記断面視半円弧状の他端に配置する第1他部と、を有し、
前記第2軸部における第2部材は、断面視半円弧状の一端に配置する第2一部と、前記断面視半円弧状の他端に配置する第2他部と、を有し、
前記第2軸部における第1他部と、当該第2軸部における第2他部との間に前記シート部の下部を配置するタペストリー。
【請求項3】
矩形状のシート部と、
前記シート部の上部に取り付ける第1軸部と、
前記シート部の下部に取り付ける第2軸部と、を有し、
前記第1軸部は、断面視半円弧状の第1部材と、断面視半円弧状の第2部材と、を有し、
前記第1部材は、前記断面視半円弧状の一端に配置する第1一部と、前記断面視半円弧状の他端に配置する第1他部と、を有し、
前記第2部材は、前記断面視半円弧状の一端に配置する第2一部と、前記断面視半円弧状の他端に配置する第2他部と、を有し、
前記第1一部と第2一部は、所定幅の隙間を有するように配置され、
前記所定幅の隙間より広い幅を有する溝部を、
前記第1軸部と前記第2軸部の右端部および左端部にそれぞれ取り付けるキャップと、さらに有し、
前記溝部は、前記第1一部と第2一部の下方であって、前記第1部材と前記第2部材との間に配置するとともに、当該第1部材と第2部材と一体に構成し、
前記第1他部と、前記第2他部は、互いに近接するように配置し、
前記シート部の上部を、前記第1他部と、前記第2他部との間に配置するとともに、前記第1軸部の右端部および左端部にそれぞれ前記キャップを取り付け、
前記第2軸部は、断面視半円弧状の第1部材と、断面視半円弧状の第2部材と、を有し、
前記第2軸部における第1部材は、断面視半円弧状の一端に配置する第1一部と、前記断面視半円弧状の他端に配置する第1他部と、を有し、
前記第2軸部における第2部材は、断面視半円弧状の一端に配置する第2一部と、前記断面視半円弧状の他端に配置する第2他部と、を有し、
前記第2軸部における第1他部と、当該第2軸部における第2他部との間に前記シート部の下部を配置するともに、前記第2軸部の右端部および左端部にそれぞれ前記キャップを取り付けるタペストリー。
【請求項4】
前記シート部は、レンチキュラー印刷を施した絵柄または模様を有する請求項1から3のいずれかに記載のタペストリー。
【請求項5】
吊り下げるためのフック部と、をさらに有し、
前記溝部に前記フック部を配置するとともに、前記隙間から当該フック部が露出する請求項1から3のいずれかに記載のタペストリー。
【請求項6】
吊り下げるための紐部と、をさらに有し、
前記紐部は、前記第1軸部に配置する請求項1から3のいずれかに記載のタペストリー。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、タペストリーに関するものである。
続きを表示(約 2,600 文字)【背景技術】
【0002】
いわゆるタペストリーは、絵柄、模様等を付した表示したシートとそのシートの上下にそのシートを把持する軸状の軸部材をそれぞれ取り付け、その軸部材を吊り下げる吊り下げ具を配置したものが知られている。例えば、実用新案登録第3075374号公報において、「店頭や店内等に吊り下げられる等して使用される耐水性のタペストリーであって、主シート材の表面に、透明の第2シート材が重ね合わされ、この第2シート材の少なくとも上下の端縁が主シート材に接合されて、左右少なくともいずれか一方に開口された一以上の透明なポケットが形成されており、このポケットの開口部は、ファスナー等が設けられて開閉可能とされており、ポケット内に、各種案内等を施したシート片が収納されて使用されることを特徴とするタペストリー。」が開示されている。
【0003】
上記タペストリーは、ポケット内に、各種案内等を施したシート片が収納されているというものであり、そのポケット内に収納したシート片を入れ替えることで表示内容を変更するとものである。したがって、絵柄、模様等を付した表示したシートそのものを変更するものではなくその変更内容はポケット内に収納された各種案内に表示されたものに留まるということになる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
実用新案登録第3075374号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は前記の点に着目してなされたもので、その課題は、シート部を簡単に変更することができる軸部を有するタペストリーを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
前記の課題を解決するために、第1観点のタペストリーは、矩形状のシート部と、シート部の上部に取り付ける第1軸部と、を有し、第1軸部は、断面視半円弧状の第1部材と、断面視半円弧状の第2部材と、を有し、第1部材は、断面視半円弧状の一端に配置する第1一部と、断面視半円弧状の他端に配置する第1他部と、を有し、第2部材は、断面視半円弧状の一端に配置する第2一部と、断面視半円弧状の他端に配置する第2他部と、を有し、第1一部と第2一部は、所定幅の隙間を有するように配置され、所定幅の隙間より広い幅を有する溝部を、さらに有し、溝部は、第1一部と第2一部の下方であって、第1部材と第2部材との間に配置するとともに、当該第1部材と第2部材と一体に構成し、第1他部と、第2他部は、互いに近接するように配置し、シート部の上部を、第1他部と、第2他部との間に配置するというものである。
【0007】
また、第2観点のタペストリーは、矩形状のシート部と、シート部の上部に取り付ける第1軸部と、シート部の下部に取り付ける第2軸部と、を有し、第1軸部は、断面視半円弧状の第1部材と、断面視半円弧状の第2部材と、を有し、第1部材は、断面視半円弧状の一端に配置する第1一部と、断面視半円弧状の他端に配置する第1他部と、を有し、第2部材は、断面視半円弧状の一端に配置する第2一部と、断面視半円弧状の他端に配置する第2他部と、を有し、第1一部と第2一部は、所定幅の隙間を有するように配置され、所定幅の隙間より広い幅を有する溝部を、さらに有し、溝部は、第1一部と第2一部の下方であって、第1部材と第2部材との間に配置するとともに、当該第1部材と第2部材と一体に構成し、第1他部と、第2他部は、互いに近接するように配置し、シート部の上部を、第1他部と、第2他部との間に配置するとともに、第2軸部における第1部材は、断面視半円弧状の一端に配置する第1一部と、断面視半円弧状の他端に配置する第1他部と、を有し、第2軸部における第2部材は、断面視半円弧状の一端に配置する第2一部と、断面視半円弧状の他端に配置する第2他部と、を有し、第2軸部における第1他部と、当該第2軸部における第2他部との間にシート部の下部を配置するというものである。
【0008】
また、第3観点のタペストリーは、矩形状のシート部と、シート部の上部に取り付ける第1軸部と、シート部の下部に取り付ける第2軸部と、を有し、第1軸部は、断面視半円弧状の第1部材と、断面視半円弧状の第2部材と、を有し、第1部材は、断面視半円弧状の一端に配置する第1一部と、断面視半円弧状の他端に配置する第1他部と、を有し、第2部材は、断面視半円弧状の一端に配置する第2一部と、断面視半円弧状の他端に配置する第2他部と、を有し、第1一部と第2一部は、所定幅の隙間を有するように配置され、所定幅の隙間より広い幅を有する溝部を、第1軸部と第2軸部の右端部および左端部にそれぞれ取り付けるキャップと、さらに有し、溝部は、第1一部と第2一部の下方であって第1部材と第2部材との間に配置するとともに、当該第1部材と第2部材と一体に構成し、第1他部と、第2他部は、互いに近接するように配置し、シート部の上部を、第1他部と、第2他部との間に配置するとともに、第1軸部の右端部および左端部にそれぞれキャップを取り付け、第2軸部における第1部材は、断面視半円弧状の一端に配置する第1一部と、断面視半円弧状の他端に配置する第1他部と、を有し、第2軸部における第2部材は、断面視半円弧状の一端に配置する第2一部と、断面視半円弧状の他端に配置する第2他部と、を有し、第2軸部における第1他部と、当該第2軸部における第2他部との間にシート部の下部を配置するとともに、第2軸部の右端部および左端部にそれぞれキャップを取り付けるというものである。
【0009】
また、第4観点のタペストリーは、第1観点から第3観点において、レンチキュラー印刷を施した絵柄または模様を有するというものである。
【0010】
また、第5観点のタペストリーは、第1観点から第3観点において、吊り下げるためのフック部と、をさらに有し、溝部にフック部を配置するとともに、隙間から当該フック部が露出するというものである。
(【0011】以降は省略されています)

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