TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025019443
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-07
出願番号
2023123060
出願日
2023-07-28
発明の名称
回路装置及び表示システム
出願人
セイコーエプソン株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
G09G
3/36 20060101AFI20250131BHJP(教育;暗号方法;表示;広告;シール)
要約
【課題】ローカルディミングにおいて表示コンテンツ又は環境等に最適な調光が可能な回路装置等を提供すること。
【解決手段】回路装置100は、輝度解析回路130と調光回路150とを含む。輝度解析回路130は、入力画像の画像データIMAを輝度解析して輝度情報INTを出力する。調光回路150は、輝度情報INTに応じて、複数の光源素子の各光源素子が発光する発光輝度を示す光源輝度情報を決定する。調光回路150は、画素と光源素子の距離rに応じた重みW(r)を用いて、画素の輝度情報INTから光源素子の発光輝度を決定する。調光回路150は、グローバル調光パラメーターDIMGが第1の値のとき、距離rに対する重みW(r)の減衰度合いを第1減衰度合いに設定する。調光回路150は、グローバル調光パラメーターDIMGが第1の値より小さい第2の値のとき、減衰度合いを第1減衰度合いより高い第2減衰度合いに設定する。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
複数の光源素子と表示パネルとを含む表示装置を制御する回路装置であって、
入力画像の画像データを輝度解析して輝度情報を出力する輝度解析回路と、
前記輝度情報に応じて、前記複数の光源素子の各光源素子が発光する発光輝度を示す光源輝度情報を決定する調光回路と、
を含み、
前記調光回路は、
画素と光源素子の距離に応じた重みを用いて、前記画素の前記輝度情報から前記光源素子の前記発光輝度を決定し、
グローバル調光処理により決定されたグローバル調光パラメーターが第1の値のとき、前記距離に対する前記重みの減衰度合いを第1減衰度合いに設定し、
前記グローバル調光パラメーターが前記第1の値より小さい第2の値のとき、前記減衰度合いを前記第1減衰度合いより高い第2減衰度合いに設定することを特徴とする回路装置。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
請求項1に記載された回路装置において、
前記光源素子が前記画素を照らすときの前記距離に対する光の減衰率分布を示す複数の減衰率分布情報を記憶する記憶部を含み、
前記調光回路は、
前記グローバル調光パラメーターが前記第1の値のとき、前記複数の減衰率分布情報のうち第1減衰率分布情報に基づいて前記重みを設定し、
前記グローバル調光パラメーターが前記第2の値のとき、前記複数の減衰率分布情報のうち前記第1減衰率分布情報とは前記減衰率分布が異なる第2減衰率分布情報に基づいて前記重みを設定することを特徴とする回路装置。
【請求項3】
請求項2に記載された回路装置において、
前記第2減衰率分布情報の前記減衰率分布は、前記第1減衰率分布情報の前記減衰率分布に比べて、前記距離に対する光の減衰度合いが高いことを特徴とする回路装置。
【請求項4】
請求項1に記載された回路装置において、
前記グローバル調光パラメーターが前記第1の値のとき、ハロー低減モードに比べて高輝度に表示する高輝度モードであり、
前記グローバル調光パラメーターが前記第2の値のとき、前記高輝度モードに比べてハローの発生を低減する前記ハロー低減モードであることを特徴とする回路装置。
【請求項5】
請求項1に記載された回路装置において、
前記調光回路は、
前記グローバル調光パラメーターが前記第1の値と前記第2の値の間の第3の値であるとき、前記減衰度合いを、前記第1減衰度合いと前記第2減衰度合いの間の第3減衰度合いに設定することを特徴とする回路装置。
【請求項6】
請求項1に記載された回路装置において、
前記調光回路は、
前記輝度情報に応じて決定された前記各光源素子の発光輝度に対して、前記グローバル調光パラメーターに基づく前記グローバル調光処理を行うことで、前記光源輝度情報を決定することを特徴とする回路装置。
【請求項7】
請求項1に記載された回路装置において、
前記光源輝度情報に基づいて前記画像データを色補正する色補正回路を含むことを特徴とする回路装置。
【請求項8】
請求項1に記載された回路装置において、
前記グローバル調光パラメーターは、環境が明るいほど又は前記入力画像の輝度が高いほど、大きな値に設定されるパラメーターであることを特徴とする回路装置。
【請求項9】
請求項1乃至8のいずれか一項に記載された回路装置と、
前記表示装置と、
を含むことを特徴とする表示システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、回路装置及び表示システム等に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、ハロー効果によるアーティファクトを回避または低減するために、暗領域における急激なバックライトの変化を低減するように、LEDの駆動値を変化させるバックライト式表示装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特表2012-516458号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
表示パネルへ光を出射する発光素子の輝度を低減することで、その光に起因したハローが低減される。しかし、ハローの低減と、表示パネルを照明する輝度の低下とがトレードオフになるため、表示コンテンツ又は環境等に最適な調光が行われない可能性がある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示の一態様は、複数の光源素子と表示パネルとを含む表示装置を制御する回路装置であって、入力画像の画像データを輝度解析して輝度情報を出力する輝度解析回路と、前記輝度情報に応じて、前記複数の光源素子の各光源素子が発光する発光輝度を示す光源輝度情報を決定する調光回路と、を含み、前記調光回路は、画素と光源素子の距離に応じた重みを用いて、前記画素の前記輝度情報から前記光源素子の前記発光輝度を決定し、グローバル調光処理により決定されたグローバル調光パラメーターが第1の値のとき、前記距離に対する前記重みの減衰度合いを第1減衰度合いに設定し、前記グローバル調光パラメーターが前記第1の値より小さい第2の値のとき、前記減衰度合いを前記第1減衰度合いより高い第2減衰度合いに設定する回路装置に関係する。
【0006】
また本開示の他の態様は、上記の回路装置と、前記表示装置と、を含む表示システムに関係する。
【図面の簡単な説明】
【0007】
電子機器の構成例。
回路装置の構成例。
輝度解析回路の詳細構成例。
調光回路が行う処理の説明図。
グローバル調光パラメーターに応じた重み設定の第1例。
グローバル調光パラメーターに応じた重み設定の第2例。
グローバル調光パラメーターに応じた重み設定の第3例。
回路装置の詳細構成例。
ルックアップテーブルLUTAの例。
ルックアップテーブルLUTAの減衰率分布の例。
ルックアップテーブルLUTBの例。
ルックアップテーブルLUTBの減衰率分布の例。
ルックアップテーブルLUTCの例。
ルックアップテーブルLUTCの減衰率分布の例。
調光回路が行う処理のフロー。
色補正回路が行う照明輝度演算処理のフロー。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、本開示の好適な実施形態について詳細に説明する。なお、以下に説明する本実施形態は特許請求の範囲に記載された内容を不当に限定するものではなく、本実施形態で説明される構成の全てが必須構成要件であるとは限らない。
【0009】
1.電子機器、表示システム及び回路装置
図1は、本実施形態の表示システムを含む電子機器の構成例である。電子機器500は、処理装置300と表示システム400とを含む。電子機器500は、一例としては、メーターパネル、センターインフォメーションディスプレイ、ヘッドアップディスプレイ又は電子ミラーを含む車載表示機器、テレビジョン装置、或いは、ディスプレイを含む情報処理装置である。
【0010】
表示システム400は、回路装置100と表示装置200とを含む。回路装置100は、例えば、半導体基板に複数の回路素子が集積された集積回路装置である。なお、図1には回路装置100と表示装置200を別の構成要素として記載したが、回路装置100が表示装置200内に含まれてもよい。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
日本精機株式会社
表示装置
1か月前
日本精機株式会社
表示装置
5日前
日本精機株式会社
表示装置
1か月前
個人
7の倍数の判別用具
12日前
日本精機株式会社
インジケータ装置
1か月前
大林道路株式会社
車載標識装置
1か月前
株式会社ウメラボ
学習支援システム
1か月前
株式会社ウメラボ
学習支援システム
1か月前
株式会社ウメラボ
学習支援システム
1か月前
個人
象嵌された透明平板による電飾サイン
12日前
株式会社原色美術印刷社
樹脂スタンド
1か月前
第一ビニール株式会社
ポールスタンド
1か月前
株式会社オオサカネーム
発光看板
1か月前
東洋ガラス株式会社
厚盛りタックラベル
1か月前
株式会社リヒトラブ
付箋掲示ボード
26日前
富士フイルム株式会社
画像表示装置
12日前
株式会社パスコ
標高差分図作成装置
1か月前
テルモ株式会社
表示構造
9日前
株式会社NAKAN
保護シート貼付ユニット
1か月前
鹿島建設株式会社
確認用架台および確認方法
5日前
株式会社JVCケンウッド
構造体及び表示装置
27日前
株式会社TKSCホールディングス
広告表示体
1か月前
個人
ドライリキッド、リキッドマーブル等実験キット
1か月前
シーモアシー株式会社
デジタルサイネージ
1か月前
個人
脳トレーニング装置及び脳トレーニング方法
2か月前
個人
水流式ニューラルネットワーク理論再現装置
1か月前
マクセル株式会社
表示装置
27日前
株式会社鷺宮製作所
乗降装置
1か月前
株式会社アドウィンズ
看板用装飾体及び看板の装飾方法
1か月前
個人
記憶支援処理装置および記憶支援プログラム
今日
株式会社鷺宮製作所
乗降装置
1か月前
Tianma Japan株式会社
表示装置
今日
artience株式会社
ラベルおよびラベルが装着された容器
26日前
テルモ株式会社
トレーニング用モデル
1か月前
株式会社JVCケンウッド
液晶表示装置及びその制御方法
27日前
東レエンジニアリング株式会社
転写方法
1か月前
続きを見る
他の特許を見る