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公開番号
2025000126
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-07
出願番号
2023099792
出願日
2023-06-19
発明の名称
パラメータ決定装置およびパラメータ決定方法
出願人
ヤマハ株式会社
代理人
弁理士法人旺知国際特許事務所
主分類
H04R
3/00 20060101AFI20241224BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】音データに対する処理に用いる情報を効率的に得る。
【解決手段】パラメータ決定サーバ10は、音データに対して音響効果を付与する音響処理に用いられるパラメータを決定する。情報取得部111は、音データが出力される環境に関する環境情報、音データを利用するユーザデバイスD5に関する第1デバイス情報、音データに対して音響処理を行う処理デバイスD4に関する第2デバイス情報、および、音データに関する音データ情報の少なくともいずれかを取得する。決定部112は、環境情報、第1デバイス情報、第2デバイス情報、および、音データ情報の少なくともいずれかに基づいて、パラメータを決定する。情報取得部111は、ユーザデバイスD5と異なる他の情報処理装置から、環境情報、第1デバイス情報、第2デバイス情報、および、音データ情報の少なくともいずれかを取得する。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
音データに対して音響効果を付与する処理に用いられるパラメータを決定するパラメータ決定装置であって、
前記音データが出力される環境に関する環境情報、前記音データを利用するユーザデバイスに関する第1デバイス情報、前記音データに対して前記処理を行う処理デバイスに関する第2デバイス情報、および、前記音データに関する音データ情報の少なくともいずれかを取得する情報取得部と、
前記環境情報、前記第1デバイス情報、前記第2デバイス情報、および、前記音データ情報の少なくともいずれかに基づいて、前記パラメータを決定する決定部と、を備え、
前記情報取得部は、前記ユーザデバイスと異なる他の情報処理装置から、前記環境情報、前記第1デバイス情報、前記第2デバイス情報、および、前記音データ情報の少なくともいずれかを取得する、
パラメータ決定装置。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
前記ユーザデバイスは、車両に配置されており、
前記他の情報処理装置は、前記車両をネットワークを介して管理する車両管理サーバである、
請求項1記載のパラメータ決定装置。
【請求項3】
前記情報取得部は、前記環境情報として、前記車両に対する操作状態を示す情報、および前記車両の走行状態を示す情報の少なくとも一方を取得する、
請求項2記載のパラメータ決定装置。
【請求項4】
前記ユーザデバイスは、前記音データを配信する配信サーバからネットワークを介して配信される前記音データを使用し、
前記他の情報処理装置は、前記配信サーバである、
請求項1記載のパラメータ決定装置。
【請求項5】
前記情報取得部は、前記音データ情報として、前記音データのジャンルを示すジャンル情報、または、前記音データのフォーマットを示すフォーマット情報の少なくとも一方を取得する、
請求項4記載のパラメータ決定装置。
【請求項6】
前記処理デバイスに前記パラメータを送信する第1送信制御部を更に備える、
請求項1記載のパラメータ決定装置。
【請求項7】
前記音データを取得する音データ取得部と、
前記パラメータに沿った前記処理を前記音データに行う処理部と、
前記処理が施された処理済み音データを前記ユーザデバイスに送信する第2送信制御部と、を更に備える、
請求項1記載のパラメータ決定装置。
【請求項8】
前記処理デバイスは、前記ユーザデバイスと異なるデバイスである、
請求項7記載のパラメータ決定装置。
【請求項9】
前記処理デバイスは、前記ユーザデバイスと同一のデバイスである、
請求項7記載のパラメータ決定装置。
【請求項10】
音データに対して音響効果を付与する処理に用いられるパラメータを決定するパラメータ決定方法であって、
前記音データが出力される環境に関する環境情報、前記音データを利用するユーザデバイスに関する第1デバイス情報、前記音データに対して前記処理を行う処理デバイスに関する第2デバイス情報、および、前記音データに関する音データ情報の少なくともいずれかを、前記ユーザデバイスと異なる他の情報処理装置から取得し、
前記環境情報、前記第1デバイス情報、前記第2デバイス情報、および、前記音データ情報の少なくともいずれかに基づいて、前記パラメータを決定する、
パラメータ決定方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、ユーザデバイスで用いられる音データを処理する技術に関する。
続きを表示(約 2,100 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、スマートフォン、ポータブルオーディオプレーヤ、または車載音響装置等のユーザデバイスにおいて、ユーザの嗜好またはユーザの周囲の環境に合わせて音データを処理する技術が知られている。例えば下記特許文献1では、ユーザの近傍に配置されたユーザデバイスが、クラウド上に配置されたユーザプロファイルにアクセスし、ユーザプロファイルに基づいて音データの処理パラメータを決定する。ユーザデバイスは、処理パラメータを用いて処理した音データに基づく音をユーザに出力する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-109968号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
例えばユーザの周囲の環境等、リアルタイムに変動する情報をユーザデバイスから得る場合、処理に関係しない不要な情報もユーザデバイスから送信される可能性がある。不要な情報の送受信は、デバイスの処理負荷および通信負荷の増加につながる。
【0005】
本開示の一つの態様は、音データに対する処理に用いる情報を効率的に得ることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
以上の課題を解決するために、本開示のひとつの態様に係るパラメータ決定装置は、音データに対して音響効果を付与する処理に用いられるパラメータを決定するパラメータ決定装置であって、前記音データが出力される環境に関する環境情報、前記音データを利用するユーザデバイスに関する第1デバイス情報、前記音データに対して前記処理を行う処理デバイスに関する第2デバイス情報、および、前記音データに関する音データ情報の少なくともいずれかを取得する情報取得部と、前記環境情報、前記第1デバイス情報、前記第2デバイス情報、および、前記音データ情報の少なくともいずれかに基づいて、前記パラメータを決定する決定部と、を備え、前記情報取得部は、前記ユーザデバイスと異なる他の情報処理装置から、前記環境情報、前記第1デバイス情報、前記第2デバイス情報、および、前記音データ情報の少なくともいずれかを取得する。
【0007】
また、本開示のひとつの態様に係るパラメータ決定方法は、音データに対して音響効果を付与する処理に用いられるパラメータを決定するパラメータ決定方法であって、前記音データが出力される環境に関する環境情報、前記音データを利用するユーザデバイスに関する第1デバイス情報、前記音データに対して前記処理を行う処理デバイスに関する第2デバイス情報、および、前記音データに関する音データ情報の少なくともいずれかを、前記ユーザデバイスと異なる他の情報処理装置から取得し、前記環境情報、前記第1デバイス情報、前記第2デバイス情報、および、前記音データ情報の少なくともいずれかに基づいて、前記パラメータを決定する。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施形態にかかる情報処理システム1の構成を例示する図である。
情報処理システム1におけるデバイスの分類を示す図である。
各デバイスに対応する装置の一例を示す図である。
各デバイスに対応する装置の一例を示す図である。
第1実施形態におけるパラメータ決定サーバ10の構成を示すブロック図である。
車両C内に設置される装置を示すブロック図である。
車両Cにおけるスピーカ56の配置を例示する図である。
第1実施形態におけるパラメータ決定サーバ10の制御装置103の動作を示すフローチャートである。
各デバイスに対応する装置の一例を示す図である。
第2実施形態におけるパラメータ決定サーバ10の構成を示すブロック図である。
第2実施形態におけるパラメータ決定サーバ10の制御装置103の動作を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
A:第1実施形態
A-1:システム構成
図1は、実施形態にかかる情報処理システム1の構成を例示する図である。情報処理システム1は、パラメータ決定サーバ10と、車両管理サーバ20と、配信サーバ30と、車両通信装置40と、車載音響装置50と、スマートフォン60とを含む。パラメータ決定サーバ10はパラメータ決定装置の一例である。車両通信装置40と、車載音響装置50と、スマートフォン60とは、車両Cに搭載されている。なお、車両Cに配置されている、とは、車両Cに固定されているに限らず、ユーザが車両Cに乗車したことに伴って車両C内に持ち込まれることを含む。
【0010】
パラメータ決定サーバ10と、車両管理サーバ20と、配信サーバ30と、車両通信装置40と、車載音響装置50と、スマートフォン60との各々は、ネットワークNに接続されている。ネットワークNは、インターネット等の広域網であってもよいし、施設等の構内網(LAN:Local Area Network)であってもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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