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公開番号
2024175427
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-18
出願番号
2023093215
出願日
2023-06-06
発明の名称
信号処理方法、信号処理システム、およびプログラム
出願人
ヤマハ株式会社
代理人
弁理士法人 楓国際特許事務所
主分類
G10H
1/00 20060101AFI20241211BHJP(楽器;音響)
要約
【課題】遠隔セッション時に遅延によるパフォーマンスへの影響を最小限に抑える。
【解決手段】情報処理方法は、複数の地点のそれぞれの演者の第1端末から、それぞれの演者のパフォーマンスに係る複数の第1信号を送信し、第2端末において複数の前記第1信号を受信し、前記第2端末において、前記パフォーマンスの基準となる基準情報を取得し、該基準情報に基づいて、複数の前記第1信号のうちいずれかを優先的に処理する。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
複数の地点のそれぞれの演者に用いられる複数の第1端末から、前記演者のパフォーマンスに係る複数の第1信号を送信し、
第2端末において複数の前記第1信号を受信し、
前記第2端末において、前記パフォーマンスの基準となる基準情報を取得し、該基準情報に基づいて、複数の前記第1信号のうちいずれかを優先的に処理する、
信号処理方法。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記基準情報は、演奏のタイミングに関係する演者の第1端末により送信される、
請求項1に記載の信号処理方法。
【請求項3】
前記第1信号は、演奏に係る音信号を含む、
請求項1または請求項2に記載の信号処理方法。
【請求項4】
前記音信号に基づいて前記基準情報を取得する、
請求項3に記載の信号処理方法。
【請求項5】
前記第1信号は、映像信号を含み、前記映像信号に基づいて前記基準情報を取得する、
請求項1または請求項2に記載の信号処理方法。
【請求項6】
前記優先的に処理することは、前記基準情報に基づいて、複数の前記第1信号のうち前記パフォーマンスの基準となる演者に対応する前記音信号に係るデータを他のデータよりも先にデコードすることを含む、
請求項1または請求項2に記載の信号処理方法。
【請求項7】
前記基準情報に基づいて、対応する前記第1信号の未来の成分を予測し、
予測した前記第1信号の未来の成分を優先的に処理する、
請求項1または請求項2に記載の信号処理方法。
【請求項8】
受け付けた音信号と、楽曲名と、の関係を訓練した訓練済モデルを用いて、当該訓練済モデルに音信号を入力することにより前記楽曲名を特定し、
特定した前記楽曲名のコンテンツデータを取得し、
前記基準情報および前記コンテンツデータに基づいて、現在の演奏位置を求めて、
前記音信号、前記コンテンツデータ、および前記現在の演奏位置に基づいて、前記未来の音信号の成分を予測する、
請求項7に記載の信号処理方法。
【請求項9】
前記第1端末および前記第2端末は、相対的に遅延の少ない第1の仮想ネットワークまたは相対的に遅延の多い第2の仮想ネットワークで接続され、
前記基準情報は、前記第1の仮想ネットワークで送信される、
請求項1または請求項2に記載の信号処理方法。
【請求項10】
前記第1の仮想ネットワークおよび前記第2の仮想ネットワークは、物理ネットワークを仮想的にスライシングされた複数の論理ネットワークであり、
前記基準情報に基づき、スライシングされた前記複数の論理ネットワークのうち使用する論理ネットワークを指定する、
請求項9に記載の信号処理方法。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
この発明の一実施形態は、信号処理方法、信号処理システム、およびプログラムに関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1の情報処理装置は、演奏開始の時点から、基準端末から取得した音データを蓄積しておき、蓄積した音データからテンポを抽出する。そして、特許文献1の情報処理装置は、抽出したテンポがn回連続して、演奏開始時に設定したテンポを中心とした所定範囲内に属する場合、抽出したn個のテンポに基づいて基準タイミングデータを生成する。特許文献1の情報処理装置は、他の端末に対して基準タイミングデータを送信する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-28649
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本開示のひとつの態様は、遠隔セッション時に遅延によるパフォーマンスへの影響を最小限に抑える情報処理方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の一実施形態に係る情報処理方法は、複数の地点のそれぞれの演者の第1端末から、それぞれの演者のパフォーマンスに係る複数の第1信号を送信し、第2端末において複数の前記第1信号を受信し、前記第2端末において、前記パフォーマンスの基準となる基準情報を取得し、該基準情報に基づいて、複数の前記第1信号のうちいずれかを優先的に処理する。
【発明の効果】
【0006】
本発明の一実施形態によれば、遠隔セッション時に遅延によるパフォーマンスへの影響を最小限に抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
信号処理システムの構成図である。
PC1Aの構成を示すブロック図である。
本実施形態の信号処理方法に係る動作を示すフローチャートである。
変形例1に係る信号処理システムの構成図である。
変形例4に係る信号処理システムの構成図である。
変形例5に係る信号処理システムの構成図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
図1は、本実施形態に係る信号処理システムの構成図である。本実施形態の信号処理システムは、第1地点10に設置されたPC(パーソナルコンピュータ)1A,第2地点20に設置されたPC1B、および第3地点30に設置されたPC1Cを備える。
【0009】
第1地点10の第1演者3は、PC1Aに楽器4を接続する。第2地点20の第2演者5は、PC1Bに楽器6を接続する。第3地点30の第3演者7は、PC1Cに楽器8を接続する。
【0010】
本実施形態では一例として、楽器4はエレキギターであり、楽器6はエレキベースであり、楽器8は電子ドラムである。なお、本実施形態において、「演奏」とは楽器の演奏に限るものではなく、マイクを用いた歌唱も含む。
(【0011】以降は省略されています)
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