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公開番号2025009379
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-20
出願番号2023112351
出願日2023-07-07
発明の名称音処理方法、音処理装置、およびプログラム
出願人ヤマハ株式会社
代理人弁理士法人 楓国際特許事務所
主分類H04R 3/00 20060101AFI20250110BHJP(電気通信技術)
要約【課題】どのチャンネルを調整すれば良いか、容易に理解できる音処理方法を提供する。
【解決手段】音処理方法は、複数の入力チャンネルから出力される音信号を受け付けて混合して混合音信号を生成し、前記複数の入力チャンネルの音信号または前記混合音信号のスペクトル図を表示し、前記複数の入力チャンネルのうち各入力チャンネルの音信号と、前記混合音信号とから、所定の周波数帯域における類似度を算出し、前記スペクトル図において、前記複数の入力チャンネルのうち少なくとも1つのチャンネルに関し、前記類似度に基づいて前記所定の周波数帯域における表示態様を異ならせる。
【選択図】図7
特許請求の範囲【請求項1】
複数の入力チャンネルから出力される音信号を受け付けて混合して混合音信号を生成し、
前記複数の入力チャンネルの音信号または前記混合音信号のスペクトル図を表示し、
前記複数の入力チャンネルのうち各入力チャンネルの音信号と、前記混合音信号とから、所定の周波数帯域における類似度を算出し、
前記スペクトル図において、前記複数の入力チャンネルのうち少なくとも1つのチャンネルに関し、前記類似度に基づいて前記所定の周波数帯域における表示態様を異ならせる、
音処理方法。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
複数の入力チャンネルから出力される音信号を受け付けて混合して混合音信号を生成し、
前記混合音信号の目標周波数特性を受け付けて、
前記複数の入力チャンネルのうち1つの入力チャンネルから出力される音信号と、前記目標周波数特性とから、所定の周波数帯域における類似度を算出し、
前記類似度に基づいて、前記複数の入力チャンネルのうち、前記目標周波数特性に対して前記所定の周波数帯域で最も支配的なチャンネルを決定する、
音処理方法。
【請求項3】
前記類似度は、前記所定の周波数帯域のコサイン類似度により求められる、
請求項1または請求項2に記載の音処理方法。
【請求項4】
前記類似度は、前記所定の周波数帯域のエネルギーの強さにより求められる、
請求項1または請求項2に記載の音処理方法。
【請求項5】
前記類似度は、前記複数のチャンネルおよび前記混合音信号を入力として前記類似度に基づく最も支配的なチャンネルを出力とする、訓練済モデルにより求められる、
請求項1または請求項2に記載の音処理方法。
【請求項6】
前記スペクトル図は、周波数およびエネルギーのチャートで表示される、
請求項1に記載の音処理方法。
【請求項7】
前記スペクトル図は、周波数および類似度のチャートで表示される、
請求項1に記載の音処理方法。
【請求項8】
前記スペクトル図は、時間および周波数のチャートで表示される、
請求項1に記載の音処理方法。
【請求項9】
複数の入力チャンネルから出力される音信号を受け付けて混合して混合音信号を生成し、
前記複数の入力チャンネルの音信号または前記混合音信号のスペクトル図を表示し、
前記複数の入力チャンネルのうち各入力チャンネルの音信号と、前記混合音信号とから、所定の周波数帯域における類似度を算出し、
前記スペクトル図において、前記複数の入力チャンネルのうち少なくとも1つのチャンネルに関し、前記類似度に基づいて前記所定の周波数帯域における表示態様を異ならせる、
プロセッサを備える音処理装置。
【請求項10】
複数の入力チャンネルから出力される音信号を受け付けて混合して混合音信号を生成し、
前記混合音信号の目標周波数特性を受け付けて、
前記複数の入力チャンネルのうち1つの入力チャンネルから出力される音信号と、前記目標周波数特性とから、所定の周波数帯域における類似度を算出し、
前記類似度に基づいて、前記複数の入力チャンネルのうち、前記目標周波数特性に対して前記所定の周波数帯域で最も支配的なチャンネルを決定する、
プロセッサを備える音処理装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
この発明の一実施形態は、音処理方法、音処理装置、およびプログラムに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、周波数の帯域ごとに弁別された音声信号を取得し、取得した音声信号に対して帯域ごとに異なる色データを割り当て、音声信号の帯域ごとのレベルに基づいて、色データの輝度を変化させたデータを生成し、生成したデータを全ての帯域で合計したデータを生成し画像表示装置に表示するための画像データを生成する音声信号処理装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開第2006/100980号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
利用者(例えばオーディオミキサのオペレータ)は、複数のチャンネルの音信号を混合した後の周波数特性を目標特性に近づけるように、混合前のチャンネルの複数の音信号のそれぞれの周波数特性を調整する作業を行う場合がある。
【0005】
利用者は、どのチャンネルを調整すれば良いか、理解することが難しい。
【0006】
本開示のひとつの態様は、どのチャンネルを調整すれば良いか、容易に理解できる音処理方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
音処理方法は、複数の入力チャンネルから出力される音信号を受け付けて混合して混合音信号を生成し、前記複数の入力チャンネルの音信号または前記混合音信号のスペクトル図を表示し、前記複数の入力チャンネルのうち各入力チャンネルの音信号と、前記混合音信号とから、所定の周波数帯域における類似度を算出し、前記スペクトル図において、前記複数の入力チャンネルのうち少なくとも1つのチャンネルに関し、前記類似度に基づいて前記所定の周波数帯域における表示態様を異ならせる。
【0008】
または、音処理方法は、複数の入力チャンネルから出力される音信号を受け付けて混合して混合音信号を生成し、前記混合音信号の目標周波数特性を受け付けて、前記複数の入力チャンネルのうち1つの入力チャンネルから出力される音信号と、前記目標周波数特性とから、所定の周波数帯域における類似度を算出し、前記類似度に基づいて、前記複数の入力チャンネルのうち、前記目標周波数特性に対して前記所定の周波数帯域で最も支配的なチャンネルを決定する。
【発明の効果】
【0009】
音処理方法は、どのチャンネルを調整すれば良いか、容易に理解できる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
オーディオミキサ1の構成を示すブロック図である。
信号処理の機能的な構成を示すブロック図である。
入力チャンネル302、ステレオバス303、およびMIXバス304の機能的な構成を示すブロック図である。
オーディオミキサ1の操作パネルの模式図である。
オーディオミキサ1により行われる音処理方法の動作を示すフローチャートである。
スペクトル図の一例である。
表示態様変更後のスペクトル図の一例である。
スペクトル図の他の表示態様を示す例である。
スペクトル図の他の表示態様を示す例である。
最も支配的なチャンネルを決定する場合の動作を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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