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公開番号
2025027121
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-26
出願番号
2024209912,2021072606
出願日
2024-12-03,2021-04-22
発明の名称
発音体モジュール
出願人
個人
代理人
主分類
G10D
13/08 20200101AFI20250218BHJP(楽器;音響)
要約
【課題】子供の手のひらに乗るような小さなサイズの打合わせ型体鳴打楽器でありながら、音の高さを変えることができる発音体モジュールを提供する。
【解決手段】相互に打合わされることにより音を発する発音体モジュール102であって、発音体モジュール102が少なくとも2つの打合せ部材2a,2bを有し、打合せ部材2a,2bの打合せ面3a、3bの対の少なくとも一方に高さの異なる複数の突起41が設けられている。
【選択図】図8
特許請求の範囲
【請求項1】
相互に打合わされることにより音を発する少なくとも2つの打合せ部材を備えた発音体モジュールであって、
前記少なくとも2つの打合せ部材は相互に打合わされる打合せ面の対を有し、
前記打合せ面の対は、前記打合せ面が打合わされている打合状態において相互に当接する当接部と、前記打合状態において外部と連通する隙間を間に規定する非当接部と、を有し、
前記打合せ面の少なくとも一方は、前記打合状態において他方の打合せ面が有する前記非当接部により、少なくともその一部面積を覆われる凹部を有し、前記凹部は前記打合せ面が打合わされていない非打合状態において開放され、
前記打合せ面の少なくとも一方に、高さが異なる少なくとも2つの突起が設けられ、前記少なくとも2つの突起の各々が前記当接部の一部として機能する
ことを特徴とする発音体モジュール。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、音を鳴らしてリズムやメロディーや更にはハーモニーを楽しむ発音体モジュールに関するものであり、具体的には、小さな子供でも演奏できる小さく単純なカスタネットのような発音体モジュールに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
打楽器には、太鼓のように張られた膜の振動によって音を発する膜鳴楽器と、膜を使わないで、楽器それ自体が振動して発音する体鳴楽器がある。体鳴楽器は人類最古の楽器の一つである。
【0003】
体鳴楽器には、木琴・鉄琴、木魚(ウッドブロック)やスリットドラムのようにバチ(マレット)や手で叩いて発音するタイプと,カスタネット、鳴子、シンバルや拍子木(クラベス)のように打合わせて発音するタイプ(相互打奏体鳴楽器)とがある。
【0004】
また、発音した音に音程感(ピッチ感)があるタイプ(木琴、鉄琴、スリットドラムやチューブラーベルなど)と音程感がないタイプ(カスタネット、拍子木、シンバルやアゴゴなど)がある。
音程感がある体鳴楽器はすべてバチで叩くタイプであり、打合わせて発音するタイプの体鳴楽器には音程感がない。
【0005】
木琴のようにバチ(マレット)で叩いて発音する体鳴楽器は、発音体の大きさで音程(ピッチ)を調整できるので、異なる音程の発音体を、すなわち異なる大きさの発音体を複数並べてセットとして音階を作ることができ、旋律(メロディー)と和音(コード)とリズムの全てを演奏することができる。しかしながら、子供の手に乗るような小さなサイズにはできない。
【0006】
一方、子供の教育でも使われる教育用カスタネットは、貝殻のように内側に凹部を設けた直径5~8cmの2枚の板部材をゴム紐で互いに連結し、外側から手であるいは指でたたき、打合わせて発音する簡易打楽器である。
【0007】
教育用カスタネットは、たたき終わるとゴム紐の力で元の開いた状態に自然に戻るので、子供でも操作が簡易で、比較的安価に製造でき、リズムを楽しむ楽器として広く普及している。
【0008】
カスタネットはバチ(マレット)も不要で、子供の手に乗るように小さくできるが、リズムは演奏できても音程感がないので旋律(メロディー)や和音・伴奏(ハーモニー、コード)は演奏できない。
従って、音程感があり、なおかつ子供の手のひらに乗るような小さいサイズの打合わせ型体鳴打楽器は存在しないと言える。
【0009】
これに対して、打合わせ型体鳴打楽器で音色を変えることが提案されている。例えば、特許文献1~3には、音色を変えるために板部材に工夫をこらした鳴子がそれぞれ提案されている。
また、特許文献4には音量を変えるよう工夫したカスタネットが提案されている。
また、特許文献5には、発音体形状を工夫して打撃音の響きを改善したメガホンが提案されている。
また、特許文献6には、特定の周波数で気柱共鳴する応援用打楽器が提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0010】
実用新案3120446号公報
実用新案3137326号公報
実用新案3212449号公報
実用新案3172564号公報
特開平7-244488号公報
特開2015-70986号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
(【0011】以降は省略されています)
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