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公開番号2025035074
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-13
出願番号2023141865
出願日2023-08-31
発明の名称カラオケ装置、及び、カラオケ用プログラム
出願人ブラザー工業株式会社
代理人個人
主分類G10K 15/04 20060101AFI20250306BHJP(楽器;音響)
要約【課題】楽曲の再生を迅速に行うことのできるカラオケ装置を提供する。
【解決手段】楽曲データを構成する音声データと、映像データを第2制御部に要求する要求処理と、要求処理で要求した音声データと、映像データを受信する受信処理と、受信処理で受信した音声データに基づいて再生可能な音声再生データに変換する変換処理と、変換処理で変換された音声再生データを再生する音声再生処理と、映像データを再生する映像再生処理と、を実行する第1制御部と、音声データを記憶部から読み出して第1制御部に送信する第1送信処理と、映像データを通信部から受信して、第1制御部に送信する第2送信処理と、を実行する第2制御部を備え、音声再生処理は、音声再生データが所定量変換されたこと、及び、映像再生処理が開始されることを条件として開始される。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項１】
第１制御部と、第２制御部と、記憶部と、通信部を備え、
第１制御部は、
楽曲データを構成する音声データと、映像データを第２制御部に要求する要求処理と、
要求処理で要求した音声データと、映像データを受信する受信処理と、
受信処理で受信した音声データに基づいて再生可能な音声再生データに変換する変換処理と、
変換処理で変換された音声再生データを再生する音声再生処理と、
映像データを再生する映像再生処理と、を実行し、
第２制御部は、
音声データを記憶部から読み出して第１制御部に送信する第１送信処理と、
映像データを通信部から受信して、第１制御部に送信する第２送信処理と、を実行し、
音声再生処理は、音声再生データが所定量変換されたこと、及び、映像再生処理が開始されることを条件として開始される
カラオケ装置。
続きを表示（約 1,000 文字）【請求項２】
楽曲データには、第１種、第２種の種別が設けられており、
楽曲データが第１種の場合、音声再生処理は、音声再生データが所定量変換されたこと、及び、映像再生処理が開始されることを条件として開始され、
楽曲データが第２種の場合、音声再生処理は、映像再生処理が開始されるか否かに関わらず音声再生データが所定量変換されたことを条件として開始される
請求項１に記載のカラオケ装置。
【請求項３】
要求処理において、映像データの要求は、音声データの要求よりも後に行われる
請求項１に記載のカラオケ装置。
【請求項４】
楽曲データには、第１種、第２種の種別が設けられており、
楽曲データが第１種の場合、要求処理において、映像データの要求は、音声データの要求よりも後に行われ、
楽曲データが第２種の場合、要求処理において、映像データの要求と、音声データの要求は同時に行われる
請求項１に記載のカラオケ装置。
【請求項５】
第１制御部と、第２制御部は、異なるＯＳ（Operating System）で稼働され、
第１制御部と、第２制御部は、内部ＬＡＮ（Local Area Network）で接続されている
請求項１に記載のカラオケ装置。
【請求項６】
第１制御部と、第２制御部と、記憶部と、通信部を備えた情報処理装置で実行されるカラオケ用プログラムであって、
第１制御部は、
楽曲データを構成する音声データと、映像データを第２制御部に要求する要求処理と、
要求処理で要求した音声データと、映像データを受信する受信処理と、
受信処理で受信した音声データに基づいて再生可能な音声再生データに変換する変換処理と、
変換処理で変換された音声再生データを再生する音声再生処理と、
映像データを再生する映像再生処理と、を実行し、
第２制御部は、
音声データを記憶部から読み出して第１制御部に送信する第１送信処理と、
映像データを通信部から受信して、第１制御部に送信する第２送信処理と、を実行し、
音声再生処理は、音声再生データが所定量変換されたこと、及び、映像再生処理が開始されることを条件として開始される
カラオケ用プログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、音声データ、映像データの再生を行うカラオケ装置、及び、情報処理装置で実行されるカラオケ用プログラムに関する。
続きを表示（約 1,600 文字）【背景技術】
【０００２】
カラオケは、演奏に合わせて歌唱を楽しむ娯楽として、従来から広く楽しまれている。カラオケでは、演奏のみならず、歌詞を表示することで歌唱の補助を行う、あるいは、背景映像を表示することで歌唱の雰囲気向上を図ることが行われている。このような歌詞の表示、背景映像の表示は、楽曲に応じた映像を表示することで実現される。
【０００３】
特許文献１には、楽曲データに合った背景映像を表示する音楽・映像再生装置が開示されている。具体的には、曲予約エリアに登録されている楽曲データより背景ジャンルデータを読み出し、背景ジャンルデータに対応した背景映像データが選択して再生される。また、特許文献１に開示される音楽・映像再生装置では、ＤＶＤドライブを使用し、ＤＶＤに記録された背景映像データを再生することが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００４】
特開２００３－２８８０８３号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００５】
特許文献１に開示される音楽・映像再生装置では、楽曲のジャンルに応じた背景映像データを表示させることで、歌唱時における雰囲気向上を図ることが可能である。
【０００６】
現在、多様なフォーマットの映像情報を使用して映像再生が可能となる中、カラオケ装置においても、特許文献１に開示されるＤＶＤ以外の映像情報が使用されている。また、情報処理装置の高度化が図られる中、カラオケ装置の構成も多様化している。
【０００７】
そのようなカラオケ装置においては、選曲された楽曲を早く再生することが求められている。カラオケボックス、あるいは、ナイト店等において、楽曲をリクエストしてから再生開始されるまでに時間がかかると、場の興ざめとなることが考えられる。
【０００８】
本発明は、このような状況を鑑みたものであり、カラオケ装置が多様な構成を取る中、楽曲の再生を迅速に行うことを可能とすることを１つの目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【０００９】
そのため、本発明に係るカラオケ装置は以下の構成を採用するものである。
第１制御部と、第２制御部と、記憶部と、通信部を備え、
第１制御部は、
楽曲データを構成する音声データと、映像データを第２制御部に要求する要求処理と、
要求処理で要求した音声データと、映像データを受信する受信処理と、
受信処理で受信した音声データに基づいて再生可能な音声再生データに変換する変換処理と、
変換処理で変換された音声再生データを再生する音声再生処理と、
映像データを再生する映像再生処理と、を実行し、
第２制御部は、
音声データを記憶部から読み出して第１制御部に送信する第１送信処理と、
映像データを通信部から受信して、第１制御部に送信する第２送信処理と、を実行し、
音声再生処理は、音声再生データが所定量変換されたこと、及び、映像再生処理が開始されることを条件として開始される。
【００１０】
さらに本発明に係るカラオケ装置において、
楽曲データには、第１種、第２種の種別が設けられており、
楽曲データが第１種の場合、音声再生処理は、音声再生データが所定量変換されたこと、及び、映像再生処理が開始されることを条件として開始され、
楽曲データが第２種の場合、音声再生処理は、映像再生処理が開始されるか否かに関わらず音声再生データが所定量変換されたことを条件として開始される。
（【００１１】以降は省略されています）

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