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公開番号
2025020054
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-07
出願番号
2024191340,2020151211
出願日
2024-10-31,2020-09-09
発明の名称
音信号処理方法および音信号処理装置
出願人
ヤマハ株式会社
代理人
弁理士法人 楓国際特許事務所
主分類
H04S
7/00 20060101AFI20250131BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】少ない機材でも臨場感を向上させることができる音信号処理方法および音信号処理装置を提供する。
【解決手段】音信号処理方法は、音信号を取得し、前記音信号の種別を判定し、複数の仮想スピーカを設定して、判定した前記音信号の種別が第1の種別の時に、前記複数の仮想スピーカのうちいずれか1つの仮想スピーカに音像定位をさせる定位処理を施した第1音信号を生成し、判定した前記音信号の種別が第2の種別の時に、前記複数の仮想スピーカのうち2以上の仮想スピーカに分散して音像定位させる分散処理を施した第2音信号を生成し、前記第1音信号と前記第2音信号を加算して加算信号を生成し、前記加算信号を複数の実在のスピーカに出力する。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
アイコン画像の選択を受け付けて、選択された前記アイコン画像に対応する音信号を生成し、
前記音信号の種別を判定し、
複数の仮想スピーカを設定して、
判定した前記音信号の種別が第1の種別の時に、前記複数の仮想スピーカのうちいずれか1つの仮想スピーカに音像定位をさせる定位処理を施した第1音信号を生成し、
判定した前記音信号の種別が第2の種別の時に、前記複数の仮想スピーカのうち2以上の仮想スピーカに分散して音像定位させる分散処理を施した第2音信号を生成し、
前記第1音信号と前記第2音信号を加算して加算信号を生成し、
前記加算信号を複数の実在のスピーカに出力する、
音信号処理方法。
続きを表示(約 980 文字)
【請求項2】
前記音信号は、複数のチャンネルを含み、
チャンネル毎に前記種別を判定する、
請求項1に記載の音信号処理方法。
【請求項3】
前記音信号が前記第1の種別および前記第2の種別の両方の音源を含む場合、前記第1の種別の音信号および前記第2の種別の音信号に音源分離し、
分離したそれぞれの音信号から前記第1音信号および前記第2音信号を生成する、
請求項1に記載の音信号処理方法。
【請求項4】
前記音信号に対して音声認識処理を行ない、
前記音声認識処理で音声を認識した場合に前記音信号の種別が前記第1の種別と判定し、
前記音声認識処理で音声を認識できない場合に前記音信号の種別が前記第2の種別と判定する、
請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の音信号処理方法。
【請求項5】
前記定位処理は、定位させる位置がある実在のスピーカに一致する場合に、その実在のスピーカ単独に前記第1音信号を出力する処理を含む、
請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の音信号処理方法。
【請求項6】
ユーザから位置情報を受け付けて、
前記定位処理は、受け付けた前記位置情報の位置に前記第1音信号を定位させる、
請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の音信号処理方法。
【請求項7】
前記定位処理は、パニング処理とエフェクト処理により前記仮想スピーカを実現する、
請求項1乃至請求項6のいずれか1項に記載の音信号処理方法。
【請求項8】
ユーザから座席位置の指定情報を受け付けて、
前記座席位置の指定情報に基づいて前記パニング処理および前記エフェクト処理の内容を変更する、
請求項7に記載の音信号処理方法。
【請求項9】
前記エフェクト処理は、ディレイ、イコライザ、またはリバーブを含む、
請求項7または請求項8に記載の音信号処理方法。
【請求項10】
前記分散処理は前記第2音信号の出力タイミングの調整を含む、
請求項1乃至請求項9のいずれか1項に記載の音信号処理方法。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
この発明は、音信号を処理する音信号処理方法および音信号処理装置に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、パブリックビューイング等の会場において、スピーカから再生される音が暗騒音等の雑音によりマスクされるのを補償するため、補償音を出力する補償スピーカを備えた音響信号補償装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017-200025号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
会場にスピーカ等の機材を多数設置すれば、音質が向上し、臨場感が向上する。しかし、機材の数を増やすと配線の手間、電源の確保、および人手の確保等が必要になる。
【0005】
そこで、この発明は、少ない機材でも臨場感を向上させることができる音信号処理方法および音信号処理装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
音信号処理方法は、音信号を取得し、前記音信号の種別を判定し、複数の仮想スピーカを設定して、判定した前記音信号の種別が第1の種別の時に、前記複数の仮想スピーカのうちいずれか1つの仮想スピーカに音像定位をさせる定位処理を施した第1音信号を生成し、判定した前記音信号の種別が第2の種別の時に、前記複数の仮想スピーカのうち2以上の仮想スピーカに分散して音像定位させる分散処理を施した第2音信号を生成し、前記第1音信号と前記第2音信号を加算して加算信号を生成し、前記加算信号を複数の実在のスピーカに出力する。
【発明の効果】
【0007】
利用者は、少ない機材でも臨場感を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
音信号処理システム1の構成を示すブロック図である。
複数のスピーカ14A~スピーカ14Gの設置態様を示す平面概略図である。
ミキサ11の構成を示すブロック図である。
ミキサ11の機能的構成を示すブロック図である。
ミキサ11の動作を示すフローチャートである。
仮想スピーカを示したライブハウス70の平面概略図である。
第1音信号および第2音信号の出力態様を模式化した平面図である。
情報処理端末13を使用する各リスナの視聴環境を模式的に示した平面図である。
情報処理端末13を使用する各リスナの視聴環境を模式的に示した平面図である。
情報処理端末13を使用する各リスナの視聴環境を模式的に示した平面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
図1は、音信号処理システム1の構成を示すブロック図である。音信号処理システム1は、ミキサ11、複数の情報処理端末13、および複数のスピーカ14A~スピーカ14Gを備えている。
【0010】
ミキサ11および複数の情報処理端末13は、それぞれ別の場所に設置されている。ミキサ11および複数の情報処理端末13は、インターネットを介して接続されている。
(【0011】以降は省略されています)
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