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公開番号
2025008991
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-20
出願番号
2023111671
出願日
2023-07-06
発明の名称
電子楽器
出願人
ヤマハ株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
G10H
1/18 20060101AFI20250109BHJP(楽器;音響)
要約
【課題】アコースティック楽器に近い挙動を有する電子楽器を提供する。
【解決手段】電子楽器1は、ペダル12、速度検出部16、速度決定部4および再生部6を含む。速度検出部16は、ペダル12の移動速度を検出する。速度決定部4は、速度検出部16により検出された移動速度に基づいて、ペダル12の操作が解除されたときのペダルオフ速度を決定する。再生部6は、速度決定部4により決定されたペダルオフ速度に基づいてペダルオフ音を再生する。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
ペダルと、
前記ペダルの移動速度を検出する速度検出部と、
前記速度検出部により検出された移動速度に基づいて、前記ペダルの操作が解除されたときのペダルオフ速度を決定する速度決定部と、
前記速度決定部により決定されたペダルオフ速度に基づいてペダルオフ音を再生する再生部とを備える、電子楽器。
続きを表示(約 790 文字)
【請求項2】
前記ペダルが特定の領域にあることを検出する領域検出部をさらに備え、
前記再生部は、前記領域検出部により前記ペダルが前記特定の領域にあることが検出されたタイミングでペダルオフ音を再生する、請求項1記載の電子楽器。
【請求項3】
前記特定の領域は、前記ペダルの未操作時の位置と、前記ペダルの最大操作時の位置との間にある、請求項2記載の電子楽器。
【請求項4】
前記速度決定部により決定されたペダルオフ速度は、前記ペダルが前記特定の領域を通過するときの速度である、請求項2または3記載の電子楽器。
【請求項5】
前記速度決定部により決定されたペダルオフ速度に基づいてペダルオフ音の音量または音質を決定する音決定部をさらに備え、
前記再生部は、前記音決定部により決定された音量または音質でペダルオフ音を再生する、請求項1~3のいずれか一項に記載の電子楽器。
【請求項6】
ペダルオフ速度とペダルオフ音の音量または音質との対応関係を示す対応情報を取得する対応情報取得部をさらに備え、
前記音決定部は、前記対応情報取得部により取得された対応情報に基づいてペダルオフ音の音量または音質を決定する、請求項5記載の電子楽器。
【請求項7】
前記速度決定部は、前記速度検出部により検出された移動速度に基づいて、前記ペダルが操作されたときのペダルオン速度をさらに決定し、
前記再生部は、前記速度決定部により決定されたペダルオン速度に基づいてペダルオン音をさらに再生する、請求項1~3のいずれか一項に記載の電子楽器。
【請求項8】
前記電子楽器は鍵盤楽器であり、
前記ペダルは鍵盤楽器用のペダルである、請求項1~3のいずれか一項に記載の電子楽器。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、電子楽器に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
アコースティック楽器においては、演奏操作により発生する演奏音以外にも雑音が発生する。近年、演奏音に加えて、アコースティック楽器に独特の雑音も模擬する電子楽器が開発されている。例えば、特許文献1には、複数の鍵からなる鍵盤およびダンパペダルを有する電子楽器が記載されている。
【0003】
特許文献1の電子楽器においては、鍵が押鍵されることにより、その鍵に対応する直接音が発生する。ダンパペダルが踏み込まれている場合には、ダンパペダルの踏み込みおよび押鍵された鍵に対応する直接音とともに、ダンパペダルの踏み込みに対応するダンパノイズよりなる共振音が発生される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2001-356769号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
アコースティック楽器においては、上記のダンパペダルの踏み込みにより発生するダンパノイズ以外にも、機械的な構造に起因した雑音が発生する。そのため、このような雑音を模擬することにより、電子楽器の挙動をアコースティック楽器の挙動に近づけることが望まれている。
【0006】
本発明の目的は、アコースティック楽器に近い挙動を有する電子楽器を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の一局面に従う電子楽器は、ペダルと、前記ペダルの移動速度を検出する速度検出部と、前記速度検出部により検出された移動速度に基づいて、前記ペダルの操作が解除されたときのペダルオフ速度を決定する速度決定部と、前記速度決定部により決定されたペダルオフ速度に基づいてペダルオフ音を再生する再生部とを備える。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、電子楽器の挙動をアコースティック楽器の挙動に近づけることができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の一実施の形態に係る電子楽器の構成を示すブロック図である。
演奏操作子の構成を示す模式図である。
音源部の構成を示すブロック図である。
ペダルオフ音の波形を示す図である。
電子楽器の機能部の構成を示すブロック図である。
電子楽器により実行される演奏音信号発生処理の一例を示すフローチャートである。
電子楽器により実行される付加音信号発生処理の一例を示すフローチャートである。
電子楽器により実行される付加音信号発生処理の一例を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0010】
(1)電子楽器の構成
以下、本発明の実施の形態に係る電子楽器について図面を用いて詳細に説明する。電子楽器は、例えば電子鍵盤楽器である。図1は、本発明の一実施の形態に係る電子楽器の構成を示すブロック図である。図1に示すように、電子楽器1は、演奏操作子10、設定操作部20、表示器30、音源部40、サウンドシステム50、記憶装置60、CPU(中央演算処理装置)70、RAM(ランダムアクセスメモリ)80、ROM(リードオンリメモリ)90、通信I/F(インタフェース)100およびバス110を備える。
(【0011】以降は省略されています)
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