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公開番号2025000850
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-07
出願番号2024170423,2020134495
出願日2024-09-30,2020-08-07
発明の名称マスカ音調整方法およびマスカ音調整装置
出願人ヤマハ株式会社
代理人弁理士法人 楓国際特許事務所
主分類G10K 11/175 20060101AFI20241224BHJP(楽器;音響)
要約【課題】マスク効果を発揮しながらもマスカ音の音量を抑えるマスカ音調整方法およびマスカ音調整装置を提供する。
【解決手段】マスカ音調整方法は、マスカ音と、マスカ音を補助するための補助コンテンツ音と、を取得し、マスカ音は、第1所定周波数未満および第2所定周波数を超える範囲を制限して出力し、補助コンテンツ音は、第1所定周波数未満および第2所定周波数を超える範囲を制限せずに出力する。
【選択図】図7
特許請求の範囲【請求項1】
マスカ音と、前記マスカ音を補助するための補助コンテンツ音と、を取得し、
前記マスカ音は、第1所定周波数未満および第2所定周波数を超える範囲を制限して出力し、
前記補助コンテンツ音は、前記第1所定周波数未満および前記第2所定周波数を超える範囲を制限せずに出力する、
マスカ音調整方法。
続きを表示(約 430 文字)【請求項2】
前記第1所定周波数は500Hzを中心周波数とするオクターブバンドの下限周波数であり、
前記第2所定周波数は4kHzを中心周波数とするオクターブバンドの上限周波数である、
請求項1に記載のマスカ音調整方法。
【請求項3】
マスカ音と、前記マスカ音を補助するための補助コンテンツ音と、を取得する取得部と、
前記マスカ音を、第1所定周波数未満および第2所定周波数を超える範囲を制限して出力し、前記補助コンテンツ音を、前記第1所定周波数未満および前記第2所定周波数を超える範囲を制限せずに出力する出力部と、
を備えたマスカ音調整装置。
【請求項4】
前記第1所定周波数は500Hzを中心周波数とするオクターブバンドの下限周波数であり、
前記第2所定周波数は4kHzを中心周波数とするオクターブバンドの上限周波数である、
ことを特徴とする請求項3に記載のマスカ音調整装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明の一実施形態は、会話音をマスクするためのマスカ音を調整するマスカ音調整方法およびマスカ音調整装置に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、会話音をマスクするためのマスカ音を生成するマスカ音生成装置が開示されている。
【0003】
特許文献2には、2以上の周波数帯域のそれぞれについて、異なる規則に基づいてマスカ音の音量を調整するマスキング音データ生成装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2011-154138号公報
特開2015-187714号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
マスカ音は、利用者に不快感や違和感を与えないように、低い音量であることが好ましい。しかし、マスカ音の音量が低くなるとマスク効果が低下する。
【0006】
そこで、本発明の一実施形態は、マスク効果を発揮しながらもマスカ音の音量を抑えるマスカ音調整方法およびマスカ音調整装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の一実施形態に係るマスカ音調整方法は、マスカ音と、前記マスカ音を補助するための補助コンテンツ音と、を取得し、前記マスカ音は、第1所定周波数未満および第2所定周波数を超える範囲を制限して出力し、前記補助コンテンツ音は、前記第1所定周波数未満および前記第2所定周波数を超える範囲を制限せずに出力する。
【発明の効果】
【0008】
本発明の一実施形態によれば、マスク効果を発揮しながらもマスカ音の音量を抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
マスカ音出力装置1の構成を示すブロック図である。
プロセッサ11の機能的構成を示すブロック図である。
マスカ音調整方法を示すフローチャートである。
周波数帯域毎のSNRの閾値を示す図である。
変形例1に係るプロセッサ11の機能的構成を示すブロック図である。
変形例2に係るプロセッサ11の機能的構成を示すブロック図である。
変形例2に係るマスカ音調整方法を示すフローチャートである。
変形例3に係るプロセッサ11の機能的構成を示すブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
図1は、マスカ音出力装置1の構成を示すブロック図である。マスカ音出力装置1は、プロセッサ11、フラッシュメモリ12、RAM13、スピーカ14、およびマイク15を備えている。
(【0011】以降は省略されています)

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