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公開番号2024155363
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-31
出願番号2023070019
出願日2023-04-21
発明の名称スピーカーおよび車両用ドア
出願人ヤマハ株式会社
代理人弁理士法人旺知国際特許事務所
主分類H04R 1/02 20060101AFI20241024BHJP(電気通信技術)
要約【課題】スピーカーの音質を向上させる。
【解決手段】スピーカーは、振動板とフレームとを有するスピーカーユニットと、取付対象物に取り付けられる取付部材と、取付部材に対してフレームを支持する少なくとも1つの弾性部材と、を備え、取付部材は、スピーカーユニットの軸方向にみてフレームの一部に重なるストッパーを有し、ストッパーおよびフレームのうちの一方には、ストッパーとフレームとの軸方向の間に配置されるクッション材が取り付けられ、ストッパーおよびフレームのうちの他方とクッション材との軸方向の間には、隙間が設けられる。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
振動板とフレームとを有するスピーカーユニットと、
取付対象物に取り付けられる取付部材と、
前記取付部材に対して前記フレームを支持する少なくとも1つの弾性部材と、を備え、
前記取付部材は、前記スピーカーユニットの軸方向にみて前記フレームの一部に重なるストッパーを有し、
前記ストッパーおよび前記フレームのうちの一方には、前記ストッパーと前記フレームとの前記軸方向の間に配置されるクッション材が取り付けられ、
前記ストッパーおよび前記フレームのうちの他方と前記クッション材との前記軸方向の間には、隙間が設けられる、
スピーカー。
続きを表示(約 640 文字)【請求項2】
前記軸方向に沿う前記隙間の大きさは、前記スピーカーユニットの駆動時における前記取付部材に対する前記フレームの最大変位量以上である、
請求項1に記載のスピーカー。
【請求項3】
前記軸方向に沿う前記隙間の大きさは、前記スピーカーユニットの駆動時における前記フレームに対する前記振動板の最大変位量の1/2以下である、
請求項1に記載のスピーカー。
【請求項4】
前記クッション材は、フェルトを含む、
請求項1に記載のスピーカー。
【請求項5】
前記弾性部材は、板バネである、
請求項1に記載のスピーカー。
【請求項6】
前記弾性部材は、
前記フレームに固定される第1部分と、
前記取付部材に固定される第2部分と、
前記第1部分と前記第2部分とを連結する連結部と、を有する、
請求項5に記載のスピーカー。
【請求項7】
前記ストッパーは、前記軸方向に並ぶ1対のストッパーを含み、
前記フレームは、前記第1部分を固定するフランジを有し、
前記1対のストッパーの間には、前記第1部分および前記フランジが介在する、
請求項6に記載のスピーカー。
【請求項8】
請求項1から7のいずれか1項に記載のスピーカーと、
前記取付対象物であるパネルと、を備える、
車両用ドア。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、スピーカーおよび車両用ドアに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1に記載のスピーカーでは、振動板およびフレームを含むスピーカーユニットから取付対象物への振動の伝達を低減するように、取付対象物に取り付けられる取付部材に対して、スピーカーユニットが板バネを介して支持される。ここで、取付部材の一部は、スピーカーユニットの径方向において内側に延びるストッパーを含む。ストッパーは、スピーカーユニットの中心軸方向から見て、スピーカーユニットの一部と重なっており、当該一部との接触によりスピーカーユニットの変位を所定範囲内に規制する。これにより、板バネの破損が防止される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-123478号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載のスピーカーでは、ストッパーとスピーカーユニットとがともに硬質であるため、これらの接触時に異音が生じてしまう。
【0005】
以上の事情を考慮して、本開示のひとつの態様は、スピーカーの音質を向上させることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
以上の課題を解決するために、本開示の好適な態様に係るスピーカーは、振動板とフレームとを有するスピーカーユニットと、取付対象物に取り付けられる取付部材と、前記取付部材に対して前記フレームを支持する少なくとも1つの弾性部材と、を備え、前記取付部材は、前記スピーカーユニットの軸方向にみて前記フレームの一部に重なるストッパーを有し、前記ストッパーおよび前記フレームのうちの一方には、前記ストッパーと前記フレームとの前記軸方向の間に配置されるクッション材が取り付けられ、前記ストッパーおよび前記フレームのうちの他方と前記クッション材との前記軸方向の間には、隙間が設けられる。
【0007】
本開示の好適な態様に係る車両用ドアは、前述の態様のスピーカーと、前記取付対象物であるパネルと、を備える。
【図面の簡単な説明】
【0008】
第1実施形態に係るスピーカーの断面図である。
弾性部材の一例を示す斜視図である。
クッション材の一例を示す斜視図である。
第1実施形態に係るスピーカーの部分拡大断面図である。
クッション材の評価結果を示す図である。
第2実施形態に係るスピーカーの部分拡大断面図である。
車両用ドアの一例を示す分解斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本開示の実施形態について図面を参照して説明する。なお、図面において各部の寸法および縮尺は実際のものと適宜に異ならせてある。また、以下に記載する実施形態は、本開示の好適な具体例である。このため、本実施形態には、技術的に好ましい種々の限定が付されている。しかし、本開示の範囲は、以下の説明において特に本開示を限定する旨の記載がない限り、これらの形態に限られるものではない。
【0010】
1.スピーカー
1-1.第1実施形態
1-1-1.スピーカーの全体構成
図1は、第1実施形態に係るスピーカー1の断面図である。スピーカー1は、取付対象物200に取り付けられ、図示しないアンプ等の外部装置から入力される音声信号に基づく音声を放音する装置である。
(【0011】以降は省略されています)

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