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公開番号2024175437
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-12-18
出願番号2023093228
出願日2023-06-06
発明の名称情報処理方法および情報処理装置
出願人ヤマハ株式会社
代理人弁理士法人 楓国際特許事務所
主分類G10H 1/00 20060101AFI20241211BHJP(楽器;音響)
要約【課題】演奏等のパフォーマンスを阻害せずに遠隔地の演者間で高度なコミュニケーションを取ることができる情報処理方法を提供する。
【解決手段】情報処理方法は、第1演者の特定のジェスチャーを検出し、検出した前記特定のジェスチャーに基づいて、前記第1演者または第2演者のパフォーマンスに関連する関連情報を生成し、前記関連情報を前記第1演者の利用する第1端末から前記第2演者の利用する第2端末に送信する。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
第1演者の特定のジェスチャーを検出し、
検出した前記特定のジェスチャーに基づいて、前記第1演者または第2演者のパフォーマンスに関連する関連情報を生成し、
前記関連情報を前記第1演者の利用する第1端末から前記第2演者の利用する第2端末に送信する、
情報処理方法。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
前記第1端末は、前記第1演者のパフォーマンスに係る第1信号を前記第2端末に送信し、
前記関連情報を前記第1信号よりも優先して前記第2端末に送信する、
請求項1に記載の情報処理方法。
【請求項3】
前記第1端末は、前記第1演者のパフォーマンスに係る第1信号を前記第2端末に送信し、
第3演者の利用する第3端末から前記第3演者のパフォーマンスに係る第3信号を前記第2端末に送信し、
前記第2端末において、前記関連情報に基づいて前記第1信号を優先して処理する、
請求項1に記載の情報処理方法。
【請求項4】
前記関連情報は、前記パフォーマンスのテンポに係るテンポ情報を含み、
前記テンポ情報を前記第1端末および前記第2端末で共有する、
請求項1に記載の情報処理方法。
【請求項5】
前記第1端末は、前記第1演者のパフォーマンスに係る第1信号を前記第2端末に送信し、
前記第2端末が、前記第1演者のジェスチャーを検出して前記関連情報を生成する、
請求項1に記載の情報処理方法。
【請求項6】
前記第1端末は、前記第1演者のパフォーマンスに係る第1信号を前記第2端末に送信し、
前記関連情報は、前記第2端末における前記第1信号の処理に関わる情報を含み、
前記第2端末は、前記関連情報に基づいて、前記第1信号を処理する、
請求項1に記載の情報処理方法。
【請求項7】
前記第1端末は、前記第1演者のパフォーマンスに係る第1信号を前記第2端末に送信し、
前記第2端末は、前記第2演者のパフォーマンスに係る第2信号を前記第1端末に送信し、
前記関連情報は、前記第1端末における前記第2信号の処理に関わる情報、および第2端末における前記第1信号の処理に関わる情報を含み、
前記第1端末は、前記関連情報に基づいて、前記第2信号を処理し、
前記第2端末は、前記関連情報に基づいて、前記第1信号を処理する、
請求項1に記載の情報処理方法。
【請求項8】
前記特定のジェスチャーは、前記第1演者の視線を含む、
請求項1乃至請求項7のいずれか1項に記載の情報処理方法。
【請求項9】
前記第1演者を撮影した画像を受け付けて、
前記画像から前記特定のジェスチャーを検出する、
請求項1乃至請求項7のいずれか1項に記載の情報処理方法。
【請求項10】
前記関連情報は、前記パフォーマンスの開始、停止、再開、または他の演者に対するアクションを含む、
請求項1乃至請求項7のいずれか1項に記載の情報処理方法。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
この発明の一実施形態は、情報処理方法および情報処理装置に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、第1パフォーマンスにおける、演者の身体の動きを検出し、演者に関連付けられるアバターオブジェクトを仮想空間に配置し、検出した演者の身体の動きに応じて、アバターオブジェクトに、第2パフォーマンスを実行させることが記載されている。
【0003】
特許文献2には、不特定多数のユーザがプロジェクタ等を用いて共通情報を表示する時に、ユーザジェスチャーを検知して、表示された共有情報に関連し、ユーザごとに異なる情報を表示することが記載されている。
【0004】
特許文献3には、楽譜データを表示し、楽譜データの任意の小節領域上で右方向へのタッチ位置の移動を検出したら演奏開始シーケンス小節、楽譜データの任意の小節領域上で左方向へのタッチ位置の移動を検出したら演奏終了シーケンス小節に決定することが記載されている。
【0005】
特許文献4には、ユーザのジェスチャーまたは演奏情報を入力し、入力した動作情報を解釈した結果に基づいて制御情報及びフィードバック情報を生成する。そして、制御情報により電子音楽装置を制御し、フィードバック情報により、ユーザに対して聴覚的、視覚的乃至物理的なフィードバックを行うことが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2020-4388
特開2016-201050
特開2015-184420
特開2007-4071
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
演奏等のパフォーマンスでは、パフォーマンスに集中していて、手や口が離せないことがあり、コミュニケーションを取ることが難しい。
【0008】
演者が同じ空間に居る場合、目線、表情、ボディランゲージ等を用いて演奏者間でコミュニケーションを取る場合がある。しかし、遠隔地の演者間のセッションでは目線、表情、ボディランゲージ等を伝えるのは難しい。
本開示のひとつの態様は、演奏等のパフォーマンスを阻害せずに遠隔地の演者間で高度なコミュニケーションを取ることができる情報処理方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明の一実施形態に係る情報処理方法は、第1演者の特定のジェスチャーを検出し、検出した前記特定のジェスチャーに基づいて、前記第1演者または第2演者のパフォーマンスに関連する関連情報を生成し、前記関連情報を前記第1演者の利用する第1端末から前記第2演者の利用する第2端末に送信する。
【発明の効果】
【0010】
本発明の一実施形態によれば、演奏等のパフォーマンスを阻害せずに遠隔地の演者間で高度なコミュニケーションを取ることができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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