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公開番号2025009205
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-20
出願番号2023112056
出願日2023-07-07
発明の名称カラオケ装置
出願人ブラザー工業株式会社
代理人個人,個人
主分類G10K 15/04 20060101AFI20250110BHJP(楽器;音響)
要約【課題】表示装置に多様な映像を適切に表示させることが可能なカラオケ装置を提供する。
【解決手段】カラオケ装置は、第1OS上で動作する第1アプリケーションと、第2OS上で動作する第2アプリケーションと、を並列して実行し、表示装置が接続される。第1アプリケーションは、第1映像を生成し(S43)、第1映像を第2アプリケーションに送信する(S45)。第2アプリケーションは、第1映像と異なる第2映像を生成し(S145)、第1アプリケーションから第1映像を受信する(S143)。第2アプリケーションは、第1映像と第2映像とを合成して表示映像を生成する(S147)。第2アプリケーションは、生成した表示映像を表示装置に表示させる(S149)。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
第1OS上で動作する第1アプリケーションと、第2OS上で動作する第2アプリケーションと、を並列して実行し、表示装置が接続されるカラオケ装置であって、
前記第1アプリケーションは、
第1映像を生成する第1生成処理と、
前記第1映像を前記第2アプリケーションに送信する送信処理と、を実行し、
前記第2アプリケーションは、
前記第1映像と異なる第2映像を生成する第2生成処理と、
前記第1アプリケーションから前記第1映像を受信する受信処理と、
前記第1映像と前記第2映像とを合成して表示映像を生成する第3生成処理と、
前記第3生成処理により生成した前記表示映像を、前記表示装置に表示させる表示処理と、を実行する
ことを特徴とするカラオケ装置。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記第1OSが実行される第1CPUと、
前記第2OSが実行される第2CPUと、を備え、
前記第1アプリケーションは前記第1CPUにより実行され、前記第2アプリケーションは前記第2CPUにより実行される
ことを特徴とする請求項1に記載のカラオケ装置。
【請求項3】
予約された楽曲を含む予約リストを記憶する記憶部を備え、
前記第2アプリケーションは、
前記予約リストに含まれる前記楽曲を演奏する演奏処理を更に実行する
ことを特徴とする請求項1に記載のカラオケ装置。
【請求項4】
前記第2アプリケーションは、
前記予約リストに前記楽曲が含まれており、前記予約リストに含まれる前記楽曲が前記演奏処理により演奏されている間である演奏中フェーズにおいて、前記第2生成処理及び前記第3生成処理を実行し、
前記予約リストに前記楽曲が含まれており、前記予約リストに含まれる前記楽曲が前記演奏処理により演奏されていない間である演奏前フェーズ又は演奏後フェーズにおいて、前記第2生成処理及び前記第3生成処理を実行せず、且つ、前記表示処理により、前記受信処理により受信した前記第1映像を前記表示映像の代わりに前記表示装置に表示する
ことを特徴とする請求項3に記載のカラオケ装置。
【請求項5】
前記第2アプリケーションは、 前記予約リストに前記楽曲が含まれていない曲間フェーズにおいて、前記第3生成処理を実行せず、且つ、前記表示処理により、前記第2生成処理により生成した前記第2映像を前記表示映像の代わりに前記表示装置に表示する
ことを特徴とする請求項3に記載のカラオケ装置。
【請求項6】
前記第1アプリケーションは、
前記送信処理により、前記第1映像をストリーミング形式で前記第2アプリケーションに送信する
ことを特徴とする請求項1に記載のカラオケ装置。
【請求項7】
前記カラオケ装置には、第1表示装置と第2表示装置とを含む複数の前記表示装置が接続され、
前記第2アプリケーションは、
前記第2生成処理により、前記第2映像と、前記第2映像と異なる第3映像とを生成し、
前記第3生成処理により、前記第1映像と前記第2映像とを合成した前記表示映像である第1表示映像と、前記第1映像と前記第3映像とを合成した前記表示映像である第2表示映像とを生成し、
前記表示処理により、前記第1表示装置に前記第1表示映像を表示させ、前記第2表示装置に前記第2表示映像を表示させる
ことを特徴とする請求項1に記載のカラオケ装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、カラオケ装置に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
伴奏に合わせて歌唱を楽しむカラオケが社交の場等で行われている。このようなカラオケは、楽曲を演奏するカラオケ装置を使用して行われる。現在、カラオケ装置は、楽曲の演奏を行うだけでなく、歌唱採点、ゲーム機能、映像コンテンツの表示機能等、多機能化が進んでいる。例えば特許文献1は、ビデオカメラにより撮影された歌唱者の映像と歌詞テロップとを含む歌唱映像に、フレーム素材やスタンプ素材等の素材画像を重ねて表示装置に表示させることが可能なカラオケ装置を開示する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2012-198380号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
カラオケ装置によって表示装置に表示される映像の多様化に伴い、カラオケ装置には高い処理能力が要求される。ここで、処理能力が十分でないカラオケ装置の場合、映像の表示が遅延したり、表示される映像が劣化したりする問題が生じる可能性がある。
【0005】
本発明の目的は、表示装置に多様な映像を適切に表示させることが可能なカラオケ装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係るカラオケ装置は、第1OS上で動作する第1アプリケーションと、第2OS上で動作する第2アプリケーションと、を並列して実行し、表示装置が接続されるカラオケ装置であって、前記第1アプリケーションは、第1映像を生成する第1生成処理と、前記第1映像を前記第2アプリケーションに送信する送信処理と、を実行し、前記第2アプリケーションは、前記第1映像と異なる第2映像を生成する第2生成処理と、前記第1アプリケーションから前記第1映像を受信する受信処理と、前記第1映像と前記第2映像とを合成して表示映像を生成する第3生成処理と、前記第3生成処理により生成した前記表示映像を、前記表示装置に表示させる表示処理と、を実行することを特徴とする。
【0007】
カラオケ装置は、第1映像と第2映像とが合成された表示映像を生成して表示装置に表示させる処理を、第1OS上で動作する第1アプリケーションと、第2OS上で動作する第2アプリケーションとにより実現する。この場合、1つのOS上で動作するアプリケーションによって表示映像を生成して表示装置に表示させる場合と比べて、各OSに処理を分散させることができるため、表示映像の表示が遅延したり、表示映像が劣化したりする可能性を軽減できる。従って、カラオケ装置は、表示装置に多様な映像を適切に表示させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
カラオケシステム1の構成と、カラオケ装置2及びリモコン装置5の電気的構成を示す図である。
カラオケ装置2の各フェーズにおいて表示装置23に表示される映像コンテンツを示す図である。
第1アプリケーション及び第2アプリケーションのフローチャートである。
第1アプリケーション及び第2アプリケーションのフローチャートであって、図3の続きである。
第1アプリケーション及び第2アプリケーションのフローチャートであって、図4の続きである。
第1アプリケーション及び第2アプリケーションのフローチャートであって、図5の続きである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本発明の一実施形態のカラオケシステム1を、図面を参照して説明する。参照する図面は、本発明が採用しうる技術的特徴を説明するために用いられるものである。記載されている装置の構成等は、それのみに限定する趣旨ではなく、単なる説明例である。
【0010】
<カラオケシステム1の概要>
図1に示すように、カラオケシステム1は、カラオケ装置2及びリモコン装置5を含む。カラオケ装置2は、店舗に設置されて使用される。カラオケ装置2は、楽曲の演奏、歌詞テロップや映像コンテンツの表示等を行ったり、採点、ゲーム等の各種サービスを提供したりするために必要な処理を統括管理する。リモコン装置5は、楽曲の選曲や予約等をユーザが手元で行うための端末装置である。
(【0011】以降は省略されています)

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