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公開番号
2025018554
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-06
出願番号
2023122357
出願日
2023-07-27
発明の名称
音波生成装置、音波生成方法、プログラム
出願人
株式会社コルグ
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
G10H
7/06 20060101AFI20250130BHJP(楽器;音響)
要約
【課題】Phase Distortion方式における折り返しノイズを低減できる音波生成装置を提供する。
【解決手段】位相増分値に遅延を加算して生成した位相累算器出力を取得し、位相累算器出力から所定の閾値を減算する減算部と、位相累算器出力が閾値を跨いで変化する場合にその時間を算出してエイリアスノイズ低減パルスを生成するエイリアスノイズ低減パルス生成部と、位相変化速度を減算部の出力に乗算する乗算部と、乗算部の出力に所定の値を加算する加算部と、加算部の出力に遅延を付与する遅延部と、遅延部の出力にエイリアスノイズ低減パルスを加算するパルス加算部と、パルス加算部の出力に基づいて正弦波を生成する正弦波生成部を含む。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
位相増分値phaseIncに遅延を加算して生成した位相累算器出力phaseAccを取得し、前記位相累算器出力phaseAccから所定の閾値PhaseDistortionPointを減算する減算部と、
前記位相累算器出力phaseAccが前記閾値PhaseDistortionPointを跨いで変化する場合にその時間を算出してエイリアスノイズ低減パルスを生成するエイリアスノイズ低減パルス生成部と、
phaseAcc<PhaseDistortionPointを満たす場合に位相変化速度Slope=Slope1とし、それ以外の場合に前記位相変化速度Slope=Slope2とし、Slope1≠Slope2として前記位相変化速度Slopeを前記減算部の出力に乗算する乗算部と、
前記乗算部の出力に所定の値BreakPointを加算する加算部と、
前記加算部の出力に遅延を付与する遅延部と、
前記遅延部の出力に前記エイリアスノイズ低減パルスを加算するパルス加算部と、
前記パルス加算部の出力に基づいて正弦波を生成する正弦波生成部を含む
音波生成装置。
続きを表示(約 630 文字)
【請求項2】
音波生成装置が実行する音波生成方法であって、
位相増分値phaseIncに遅延を加算して生成した位相累算器出力phaseAccを取得し、前記位相累算器出力phaseAccから所定の閾値PhaseDistortionPointを減算する減算ステップと、
前記位相累算器出力phaseAccが前記閾値PhaseDistortionPointを跨いで変化する場合にその時間を算出してエイリアスノイズ低減パルスを生成するエイリアスノイズ低減パルス生成ステップと、
phaseAcc<PhaseDistortionPointを満たす場合に位相変化速度Slope=Slope1とし、それ以外の場合に前記位相変化速度Slope=Slope2とし、Slope1≠Slope2として前記位相変化速度Slopeを前記減算ステップの出力に乗算する乗算ステップと、
前記乗算ステップの出力に所定の値BreakPointを加算する加算ステップと、
前記加算ステップの出力に遅延を付与する遅延ステップと、
前記遅延ステップの出力に前記エイリアスノイズ低減パルスを加算するパルス加算ステップと、
前記パルス加算ステップの出力に基づいて正弦波を生成する正弦波生成ステップを含む
音波生成方法。
【請求項3】
コンピュータを請求項1に記載の音波生成装置として機能させるプログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、Phase Distortion方式における折り返しノイズを低減する音波生成装置、音波生成方法、プログラムに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
Phase Distortionは波形の読み出しスピードを可変させることで、高調波を発生させるシンセサイザーの方式である。この分野の従来技術として特許文献1の波形発生方式がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開昭59-111515号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1の波形発生方式によれば、ナイキスト周波数を超えて無限に発生する高調波により、折り返しノイズが発生することが課題であった。
【0005】
そこで本開示では、Phase Distortion方式における折り返しノイズを低減できる音波生成装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の音波生成装置は、減算部と、エイリアスノイズ低減パルス生成部と、乗算部と、加算部と、遅延部と、パルス加算部と、正弦波生成部を含む。
【0007】
減算部は、位相増分値phaseIncに遅延を加算して生成した位相累算器出力phaseAccを取得し、位相累算器出力phaseAccから所定の閾値PhaseDistortionPointを減算する。
【0008】
エイリアスノイズ低減パルス生成部は、位相累算器出力phaseAccが閾値PhaseDistortionPointを跨いで変化する場合にその時間を算出してエイリアスノイズ低減パルスを生成する。乗算部は、phaseAcc<PhaseDistortionPointを満たす場合に位相変化速度Slope=Slope1とし、それ以外の場合に位相変化速度Slope=Slope2とし、Slope1≠Slope2として位相変化速度Slopeを減算部の出力に乗算する。加算部は、乗算部の出力に所定の値BreakPointを加算する。遅延部は、加算部の出力に遅延を付与する。パルス加算部は、遅延部の出力にエイリアスノイズ低減パルスを加算する。正弦波生成部は、パルス加算部の出力に基づいて正弦波を生成する。
【発明の効果】
【0009】
本開示の音波生成装置によれば、Phase Distortion方式における折り返しノイズを低減できる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
実施例1の音波生成装置の機能構成を示すブロック図。
実施例1の音波生成装置の動作を示すフローチャート。
実施例1の変形例の音波生成装置の機能構成を示すブロック図。
エイリアスノイズ低減パルス処理前と処理後の出力信号の位相変化速度の例を示す図。
エイリアスノイズ低減パルス処理前と処理後の出力信号の波形を示す図。
エイリアスノイズ低減パルス処理前と処理後の出力信号の周波数特性を示す図。
コンピュータの機能構成例を示す図。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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