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公開番号
2025025641
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-21
出願番号
2023130580
出願日
2023-08-10
発明の名称
楽器用電子機器
出願人
カシオ計算機株式会社
代理人
弁理士法人コスモ国際特許事務所
主分類
G10G
5/00 20060101AFI20250214BHJP(楽器;音響)
要約
【課題】ストラップに加えられた力を物理的な変化として容易に認識することができる楽器用電子機器を提供する。
【解決手段】楽器用電子機器10は、ストラップ210側に連結させる第1部材31と、楽器であるエレキギター200側に連結させる第2部材32と、第1部材31及び/又は第2部材32に対して加えられた張力によって変化した第1部材31と第2部材32の距離に応じて回転運動を生成させる生成装置60と、生成装置60によって生成された回転運動の回転量を検出する回転検出デバイス40と、を有する。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
ストラップ側に連結させる第1部材と、
楽器側に連結させる第2部材と、
前記第1部材及び/又は前記第2部材に対して加えられた張力によって変化した前記第1部材と前記第2部材との距離に応じて回転運動を生成させる生成装置と、
前記生成装置によって生成された前記回転運動の回転量を検出する回転検出デバイスと、
を有する楽器用電子機器。
続きを表示(約 960 文字)
【請求項2】
前記張力によって前記第1部材と前記第2部材の前記距離を変化させるスライド装置を有する、請求項1に記載の楽器用電子機器。
【請求項3】
前記スライド装置は、前記張力に応じて伸縮する伸縮部材を有する、請求項2に記載の楽器用電子機器。
【請求項4】
前記第1部材と連結して前記張力に応じて移動可能に設けられる可動部材を備え、
前記生成装置は、前記可動部材と前記回転検出デバイスとを連結するレバー部材を有し、前記可動部材の移動に応じて当該レバー部材を回転させることで前記回転運動を生成させる、請求項1に記載の楽器用電子機器。
【請求項5】
前記可動部材は、ピン部材を有し、
前記レバー部材は、前記ピン部材が摺動可能に係合する溝部を有し、
前記レバー部材は、前記可動部材の移動に伴い前記ピン部材が前記溝部内を摺動することによって回転する、請求項4に記載の楽器用電子機器。
【請求項6】
前記第2部材と連結して前記張力に応じて移動しない固定部材を備える、請求項4に記載の楽器用電子機器。
【請求項7】
前記可動部材と前記固定部材との間には、前記張力に応じて伸縮する伸縮部材が設けられる、請求項6に記載の楽器用電子機器。
【請求項8】
前記第1部材は、前記可動部材と、リンク部材を備えるリンク機構を介して連結し、
前記リンク部材は、一端側に設けられる固定支点と、前記第1部材と連結するよう他端側に設けられる第1部材連結支点と、前記可動部材と連結するよう前記固定支点と前記第1部材連結支点との間に設けられる可動部材連結支点と、を有する、請求項4に記載の楽器用電子機器。
【請求項9】
前記第1部材又は前記第2部材は、雄ねじ部を有し、
前記可動部材又は前記固定部材は、前記雄ねじ部と螺合するナット部材を有する、請求項6に記載の楽器用電子機器。
【請求項10】
前記雄ねじ部の先端には、当該雄ねじ部が前記ナット部材から脱出するのを規制するためのストッパーが設けられている、請求項9に記載の楽器用電子機器。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、楽器用電子機器に関する。
続きを表示(約 2,100 文字)
【背景技術】
【0002】
従来から、楽器のストラップに張力を掛けることで楽音の制御を行う楽器用電子機器が開示されている。例えば、特許文献1には、立奏用のストラップを備えた携帯用電子楽器のストラップに伸び検出センサを付設して、センサの出力によって楽音を制御するようにした楽器用電子機器が開示されている。楽音の制御は、ストラップを肩に掛け、楽器を下方に押圧することで行うことができる。ストラップに設けられた伸び検出センサは、楽器を下方に押圧することで生じるストラップの張力を検出し、この検出値に応じてピッチベンドや音量等が調節される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
実開昭59-60692号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ストラップは、張力が加えられても見た目に大きく伸びることはない。従って、奏者は、ストラップに加えられた力を物理的な変化として認識し難く、所望の楽音の制御を行うことが難しいことがある。
【0005】
本発明は、ストラップに加えられた力を物理的な変化として容易に認識することができる楽器用電子機器を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係る楽器用電子機器は、ストラップ側に連結させる第1部材と、楽器側に連結させる第2部材と、前記第1部材及び/又は前記第2部材に対して加えられた張力によって変化した前記第1部材と前記第2部材との距離に応じて回転運動を生成させる生成装置と、前記生成装置によって生成された前記回転運動の回転量を検出する回転検出デバイスと、を有する。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、ストラップに加えられた力を物理的な変化として容易に認識することができる楽器用電子機器を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の第1実施形態に係る楽器用電子機器を含む演奏システムの構成図である。
本発明の第1実施形態に係る楽器用電子機器を正面側から見た斜視図である。
本発明の第1実施形態に係る楽器用電子機器の分解斜視図である。
本発明の第1実施形態に係る楽器用電子機器の正面ケース及び電子回路基板を省略して示す正面図である。
本発明の第1実施形態に係る楽器用電子機器の可動部材の周辺を拡大して示し、レバー部材を断面で示す斜視図である。
本発明の第1実施形態に係る楽器用電子機器であって、(a)は図5のP方向から見た斜視図であって、回転検出デバイスを省略して示し、(b)は角度調整部材の斜視図である。
本発明の第1実施形態に係る楽器用電子機器のピン部材が係合する角度調整部材の溝部を切り替えて、楽器用電子機器のケースの向きを調整できることを説明するための要部を示す斜視図である。
本発明の第1実施形態に係る楽器用電子機器の固定部材の周辺を拡大して示し、一方の摺動部材を断面で示す斜視図である。
本発明の第1実施形態に係る楽器用電子機器の図4のIX-IX断面に相当する断面図である。
本発明の第1実施形態に係る楽器用電子機器の可動部材が移動した状態を示し、正面ケース及び電子回路基板を省略して示す正面図である。
本発明の第2実施形態に係る楽器用電子機器の第1部材側の要部を示す斜視図である。
本発明の第2実施形態に係る楽器用電子機器の第1部材側の要部であって、可動部材本体を二点鎖線で示す正面図である。
本発明の第2実施形態に係る楽器用電子機器の可動部材が移動した状態を示し、第1部材側の要部であって可動部材本体を二点鎖線で示す正面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
(第1実施形態)
以下、本発明の実施形態を図に基づいて説明する。図1に示す演奏システム1は、エフェクタ装置100と、電気楽器(すなわち楽器)であるエレキギター200と、ギターアンプ300とを備える。本発明に係る楽器用電子機器10は、エレキギター200を肩に掛けるためのギター用のストラップ210とエレキギター200との間に取り付けられる。楽器用電子機器10により、楽音を制御することができる。
【0010】
エレキギター200は、ギターケーブル220を介して、エフェクタ装置100と接続されている。エフェクタ装置100は、電気信号入力部110、電気信号出力部130、制御信号入力部140とそれぞれ接続するエフェクト部120を有する。電気信号入力部110は、ギターケーブル220と接続し、エレキギター200からの電気信号(音声信号)が入力される。入力された電気信号は、エフェクト部120でワウや歪み等の各種のエフェクト効果が付与されて、電気信号出力部130を介して出力される。電気信号出力部130は、ギターアンプ300と接続する。電気信号出力部130から出力された電気信号は、ギターアンプ300から放音される。
(【0011】以降は省略されています)
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