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公開番号
2025017858
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-06
出願番号
2023121158
出願日
2023-07-25
発明の名称
行動制御システム
出願人
ソフトバンクグループ株式会社
代理人
弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類
G10L
13/033 20130101AFI20250130BHJP(楽器;音響)
要約
【課題】発話により情報を提供という本質的な目的に加え、当該情報の提供の際に、感情移入して発話させることで、ユーザとの間で親しみを持てるパートナーとしての位置付けを確立する。
【解決手段】行動制御システムは、文章の入力を受け付ける入力部と、入力部で受け付けた文章に対して、文章生成モデルを用いた特定処理を行う処理部と、前記特定処理の結果を出力するように、ロボットの行動を制御する出力部と、を含み、前記処理部は、前記入力部から入力された文章の単語分解及び文節繋がりを含む文章形態を解析することで、感情移入箇所を特定し、前記文章を発話するための発話情報に変換し、変換した前記発話情報に基づき発話するときに、前記感情移入箇所の各々に対して音の高低、速度、音の強さ、及び抑揚の少なくとも1つを含む感情表現を付与する。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
文章の入力を受け付ける入力部と、
入力部で受け付けた文章に対して、文章生成モデルを用いた特定処理を行う処理部と、
前記特定処理の結果を出力するように、ロボットの行動を制御する出力部と、を含み、
前記処理部は、
前記入力部から入力された文章の単語分解及び文節繋がりを含む文章形態を解析することで、感情移入箇所を特定する文章形態解析部と、
前記文章を発話するための発話情報に変換する発話変換部と、
前記発話変換部で変換した前記発話情報に基づき発話するときに、前記感情移入箇所の各々に対して音の高低、速度、音の強さ、及び抑揚の少なくとも1つを含む感情表現を付与する感情表現付与部と、
を有する行動制御システム。
続きを表示(約 610 文字)
【請求項2】
前記処理部が、
前記発話変換部で文章と、当該文章の発音とが関連付けられて格納された文章-発音データベースをさらに有する、請求項1記載の行動制御システム。
【請求項3】
前記処理部が、
発話対象であるユーザの感情をポジティブ側にシフトするための感情表現として、予め定められた感情表現パターンが格納された感情表現データベースをさらに有する、請求項1記載の行動制御システム。
【請求項4】
前記感情表現データベースが、
文章入力から、その入力文章に適切な感情の自動付与し、その入力文章を使うパターン第1感情表現パターン、音声入力から音声感情認識により付与した感情と、音声発話認識により取得した文章を使う第2感情表現パターン、カメラで撮影した画像と音声入力から、表情感情認識により取得した感情と、音声発話認識により取得した文章を使う第3感情表現パターン、及び、文章と感情もしくは文章と人物像の手動入力による第4感情表現パターンの少なくとも1つを格納する、請求項3記載の行動制御システム。
【請求項5】
前記入力部に入力される文章が、
ユーザが発話したときの音声入力に基づき生成した文章、紙媒体等の文字文章をスキャンして生成した文章、及び、入力デバイスからのキー入力に基づき生成した文章の何れかである、請求項1記載の行動制御システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、行動制御システムに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、文章を発話するエージェント(ロボット、スマートホン、スマート眼鏡等の電子機器)において、文章自体が適切な内容であれば、エージェントとしての役目を十分果たしているということができる。
【0003】
特許文献1には、第1言語で発話された入力音声を表す第1音声データがテキスト情報に変換されて生成された翻訳前テキスト情報を取得する取得ステップと、取得ステップにおいて取得した翻訳前テキスト情報に、記憶部において記憶されている第1特定テキスト情報が含まれているか否かを判定する判定ステップと、判定ステップにおいて、翻訳前テキスト情報に、第1特定テキスト情報が含まれていることが判定された場合、記憶部において記憶され、かつ、第1特定テキスト情報に対応付けられている第2特定テキスト情報及び当該第2特定テキスト情報の第2音声データの少なくも一方を出力する出力ステップと、を含む機械翻訳システムが記載されている。
【0004】
特許文献1では、機械翻訳として機能としては適切である一方、例えば、発話の際に、音の高低(ピッチ)、速度(テンポ)、音の強さ(アクセント)、及び抑揚(イントネーション)等は、ほぼ一定のレベルであり、発話に感情移入するという概念はない。
【0005】
なお、参考として、特許文献2には、ユーザの状態に対してロボットの適切な行動を決定する技術が開示されている。特許文献2の従来技術は、ロボットが特定の行動を実行したときのユーザの反応を認識し、認識したユーザの反応に対するロボットの行動を決定できなかった場合、認識したユーザの状態に適した行動に関する情報をサーバから受信することで、ロボットの行動を更新する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2017-120616号公報
特許6053847号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかしながら、例えば、孤独なユーザとの会話相手としてのエージェント(特に、ロボット等の対話形式のエージェント)が発話することを想定すると、ロボットは、ユーザとの間で、所謂パートナーとしての位置付けが要求される場合があるが、文章自体の適切さだけではユーザは満足せず、パートナーになり得ない場合がある。
【0008】
本発明は上記事実を考慮し、発話により情報を提供という本質的な目的に加え、当該情報の提供の際に、感情移入して発話させることで、ユーザとの間で親しみを持てるパートナーとしての位置付けを確立することができる、行動制御システムを得ることが目的である。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明の第1の態様によれば、行動制御システムが提供される。
当該行動制御システムは、文章の入力を受け付ける入力部と、入力部で受け付けた文章に対して、文章生成モデルを用いた特定処理を行う処理部と、前記特定処理の結果を出力するように、ロボットの行動を制御する出力部と、を含み、前記処理部は、前記入力部から入力された文章の単語分解及び文節繋がりを含む文章形態を解析することで、感情移入箇所を特定する文章形態解析部と、前記文章を発話するための発話情報に変換する発話変換部と、前記発話変換部で変換した前記発話情報に基づき発話するときに、前記感情移入箇所の各々に対して音の高低、速度、音の強さ、及び抑揚の少なくとも1つを含む感情表現を付与する感情表現付与部と、を有している。
【0010】
当該行動制御システムは、前記処理部が、前記発話変換部で文章と、当該文章の発音とが関連付けられて格納された文章-発音データベースをさらに有することを特徴としている。
(【0011】以降は省略されています)
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