TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2025009202
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-20
出願番号
2023112050
出願日
2023-07-07
発明の名称
カラオケ装置
出願人
ブラザー工業株式会社
代理人
個人
主分類
G10K
15/04 20060101AFI20250110BHJP(楽器;音響)
要約
【課題】状況に応じて適切に映像の表示を制御することができるカラオケ装置を提供する。
【解決手段】映像合成モードがパターンAに設定されている場合、表示装置には、第1アプリによって生成される第1アプリ映像とテロップ等が合成された映像が表示される。また、第1アプリによって生成される第1アプリ音声と、第2アプリによって生成される第二アプリ音声は、合成されて、スピーカから出力される。映像合成モードがパターンBに設定されている場合、表示装置には、第2アプリによって生成される第2アプリ映像と、第1アプリによって生成されるテロップ等が合成された映像が表示される。また、第1アプリによって生成される第1アプリ音声と、第2アプリによって生成される第二アプリ音声は、合成されて、スピーカから出力される。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
映像を表示する表示装置に接続されるカラオケ装置であって、
各種機能を実現するための各種処理を実行する制御部を備え、
前記制御部は、
前記表示装置に第1映像を表示する機能である第1表示機能を実現する第1表示処理を含む第1実行処理であって、前記第1表示機能を含む第1機能を実現する前記第1実行処理と、
前記表示装置に前記第1映像とは異なる第2映像を表示する機能である第2表示機能を実現する第2表示処理を含む第2実行処理であって、前記第2表示機能を含み、かつ前記第1機能とは異なる第2機能を実現する前記第2実行処理と、
前記第1実行処理の実行と並列に前記第2実行処理を実行する場合に、前記第2表示処理が実行可能であるか否かを判断する判断処理と
を実行し、
前記第2実行処理の実行において、
前記判断処理によって前記第2表示処理が実行可能であると判断された場合、前記制御部は、前記第2表示処理を含む前記第2実行処理を実行し、
前記判断処理によって前記第2表示処理が実行不可能であると判断された場合、前記制御部は、前記第2表示処理を除く前記第2実行処理を実行すること
を特徴とするカラオケ装置。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
前記第1実行処理は、
楽曲を演奏する演奏機能を実現する演奏処理と、
前記表示装置に、前記第1映像としてカラオケの背景映像を表示する前記第1表示機能を実現する前記第1表示処理と
を少なくとも含むこと
を特徴とする請求項1に記載のカラオケ装置。
【請求項3】
前記制御部は、
前記第1実行処理の実行と並列に前記第2表示処理を除く前記第2実行処理を実行し、前記第1実行処理の実行を終了した後、前記第2実行処理を継続して実行する場合には、前記第2表示処理を実行すること
を特徴とする請求項1に記載のカラオケ装置。
【請求項4】
前記第1機能に含まれる各機能、および前記第2機能に含まれる各機能には、それぞれ、実行の優先度を示す優先度パラメータが対応付けられており、
前記判断処理は、前記第1表示機能および前記第2表示機能のそれぞれの前記優先度パラメータに基づいて、前記第2表示処理が実行可能であるか否かを判断すること
を特徴とする請求項1に記載のカラオケ装置。
【請求項5】
前記判断処理は、前記第2実行処理を実行する場合に、前記第1表示処理が既に実行中であるか否かに基づき、前記第2表示処理が実行可能であるか否かを判断すること
を特徴とする請求項1に記載のカラオケ装置。
【請求項6】
前記第2実行処理は、
他のカラオケ装置と音声による通話を行う通話機能を実現する通話処理と、
前記第2映像として、前記他のカラオケ装置から受信した映像を表示する前記第2表示機能を実現する前記第2表示処理と
を少なくとも含み、
前記制御部は、
前記判断処理によって前記第2表示処理が実行可能であると判断された場合、少なくとも、前記第2表示処理と前記通話処理とを実行し、
前記判断処理によって前記第2表示処理が実行不可能であると判断された場合、前記第2表示処理を実行せずに、前記通話処理を実行すること
を特徴とする請求項1に記載のカラオケ装置。
【請求項7】
前記制御部は、
第1OS上で動作するプログラムである第1アプリケーションの実行によって、各種機能を実現するための各種処理を実行する第1制御部と、
第2OS上で動作するプログラムである第2アプリケーションの実行によって、各種機能を実現するための各種処理を実行する第2制御部と
を含み、
前記第1実行処理は、前記第1制御部によって実行され、
前記第2実行処理は、前記第2制御部によって実行されること
を特徴とする請求項1から6のいずれかに記載のカラオケ装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、カラオケ装置に関する。
続きを表示(約 2,200 文字)
【背景技術】
【0002】
伴奏に合わせて歌唱を楽しむカラオケが社交の場等で行われている。このようなカラオケは、楽曲を演奏するカラオケ装置を使用して行われる。現在、カラオケ装置は、楽曲の演奏を行うだけでなく、歌唱採点、ゲーム機能、映像コンテンツ機能等、多機能化が進んでいる。例えば特許文献1には、ビンゴ等のゲームや、ボイスチェンジ等のカラオケ関連機能を含む様々な機能を実現するプログラムであるアプリケーションソフトウェア(以下「アプリ」という)を実行できるカラオケ装置が開示されている。また、特許文献2には、ユーザがデジタルカメラで撮影した画像の画像データや、パーソナルコンピュータからメモリカードに記憶させた画像データを読み込んで、楽曲の演奏中に、カラオケの背景映像として表示装置に表示するカラオケ装置が開示されている。例えば、カラオケ装置による楽曲の演奏中に、ユーザにより、特許文献2に記載されるような機能を実現するアプリの起動が指示された場合、カラオケの背景映像は、アプリに応じた映像に切り替えられる可能性がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2012-243270号公報
特開2004-271959号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
カラオケの背景映像として、プロモーションビデオ映像やライブ映像、アニメ映像等が使用される場合がある。このような特別な映像が背景映像として表示されているときに、アプリの実行によって背景映像が変更されることは、好ましくない場合がある。
【0005】
本発明は、状況に応じて適切に映像の表示を制御することができるカラオケ装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様によれば、映像を表示する表示装置に接続されるカラオケ装置であって、各種機能を実現するための各種処理を実行する制御部を備え、前記制御部は、前記表示装置に第1映像を表示する機能である第1表示機能を実現する第1表示処理を含む第1実行処理であって、前記第1表示機能を含む第1機能を実現する前記第1実行処理と、前記表示装置に前記第1映像とは異なる第2映像を表示する機能である第2表示機能を実現する第2表示処理を含む第2実行処理であって、前記第2表示機能を含み、かつ前記第1機能とは異なる第2機能を実現する前記第2実行処理と、前記第1実行処理の実行と並列に前記第2実行処理を実行する場合に、前記第2表示処理が実行可能であるか否かを判断する判断処理とを実行し、前記第2実行処理の実行において、前記判断処理によって前記第2表示処理が実行可能であると判断された場合、前記制御部は、前記第2表示処理を含む前記第2実行処理を実行し、前記判断処理によって前記第2表示処理が実行不可能であると判断された場合、前記制御部は、前記第2表示処理を除く前記第2実行処理を実行することを特徴とするカラオケ装置が提供される。
【0007】
第1機能を実現する第1実行処理の実行中に、第2機能を実現する第2実行処理を実行する場合において、第2表示処理の実行が不可能である場合、制御部は、第2表示処理を除く第2実行処理を実行することによって、第2機能のうち、第2表示機能を除く機能を実現する。よって制御部は、状況に応じて第1映像の表示を変更しないようにもできる。
【0008】
本態様において、前記第1実行処理は、楽曲を演奏する演奏機能を実現する演奏処理と、前記表示装置に、前記第1映像としてカラオケの背景映像を表示する前記第1表示機能を実現する前記第1表示処理とを少なくとも含んでもよい。第1機能は、楽曲の演奏および背景映像の表示を含むカラオケの基本となる機能である。よってカラオケ装置は、第1機能によって実現される第1表示機能を、第2表示機能よりも優先して実現することができる。
【0009】
本態様において、前記制御部は、前記第1実行処理の実行と並列に前記第2表示処理を除く前記第2実行処理を実行し、前記第1実行処理の実行を終了した後、前記第2実行処理を継続して実行する場合には、前記第2表示処理を実行してもよい。制御部は、第2表示処理が実行不可能な場合であっても、第1表示処理を含む第1実行処理の実行が終了した場合には、第2表示処理を実行し、第2表示機能を含む第2機能をユーザに提供することができる。
【0010】
本態様において、前記第1機能に含まれる各機能、および前記第2機能に含まれる各機能には、それぞれ、実行の優先度を示す優先度パラメータが対応付けられており、前記判断処理は、前記第1表示機能および前記第2表示機能のそれぞれの前記優先度パラメータに基づいて、前記第2表示処理が実行可能であるか否かを判断してもよい。制御部は、判断処理において優先度パラメータに基づいて判断するので、判断処理をすばやく行うことができる。また、優先度パラメータの変更による容易な優先度の変更にも対応可能である。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
横浜ゴム株式会社
音響材
1日前
横浜ゴム株式会社
音響材
1日前
横浜ゴム株式会社
音響材
1日前
横浜ゴム株式会社
水中音響材
4日前
大和ハウス工業株式会社
音再現設備
8日前
日産自動車株式会社
防音構造体
22日前
セイコーエプソン株式会社
吸音ボード
22日前
岡山県
吸音構造
1日前
株式会社第一興商
カラオケ装置
今日
株式会社第一興商
カラオケ装置
8日前
コスモネクスト株式会社
入力支援プログラム及び入力支援方法
15日前
京セラ株式会社
音出力装置及び音出力方法
22日前
本田技研工業株式会社
能動型騒音低減装置
22日前
日本放送協会
音声認識装置およびプログラム
22日前
本田技研工業株式会社
能動型騒音低減装置
今日
本田技研工業株式会社
能動型騒音低減装置
今日
カシオ計算機株式会社
楽器用電子機器
今日
株式会社コルグ
音波生成装置、音波生成方法、プログラム
15日前
株式会社永セ仁
「パワハラ」等ハラスメント発言に係る職場環境測定システム
4日前
ソフトバンクグループ株式会社
行動制御システム
15日前
株式会社AZSTOKE
調整装置、およびプログラム
今日
永楽電気株式会社
放送音声文字化システム及び放送設備における故障診断方法
22日前
本田技研工業株式会社
音声認識装置、音声認識方法、およびプログラム
7日前
東日本電信電話株式会社
演奏補助装置、演奏補助方法、及び、演奏補助プログラム
7日前
ヤマハ株式会社
響板、その製造方法および響板を備える楽器
7日前
パイオニア株式会社
情報処理装置
9日前
ヤマハ株式会社
信号生成方法、表示制御方法およびプログラム
1日前
ドーナッツロボティクス株式会社
音声処理システム、音声処理方法
15日前
株式会社イノアックコーポレーション
防音カバー
今日
株式会社イノアックコーポレーション
防音カバー
今日
三菱重工業株式会社
サイレンサ
28日前
ソフトバンクグループ株式会社
データ処理装置、データ処理方法、及びプログラム
22日前
株式会社アナザーウェア
鍵盤画面表示プログラム及びそのシステム
28日前
カシオ計算機株式会社
情報処理装置、情報処理方法及びプログラム
9日前
カシオ計算機株式会社
楽音制御システム
7日前
ローランド株式会社
電子打楽器、制御装置、ベロシティ算出プログラム及びベロシティ算出方法
7日前
続きを見る
他の特許を見る