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公開番号
2025023157
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-14
出願番号
2024209263,2022181681
出願日
2024-12-02,2022-11-14
発明の名称
楽音制御システム
出願人
カシオ計算機株式会社
代理人
弁理士法人コスモ国際特許事務所
主分類
G10G
5/00 20060101AFI20250206BHJP(楽器;音響)
要約
【課題】楽器を動かすことにより楽音の制御を行うことができる構成を備えつつ、スイッチング操作を行うことなく、楽音の制御とともに楽音の制御態様を切り替えることが可能な楽音制御装置、楽音制御システム、及び楽音制御プログラムを提供する。
【解決手段】楽音制御装置は、エレキギターとギターストラップとの間に発生する張力を検出するフォースセンサと、制御部と、を備え、制御部は、フォースセンサが検出する検出値の変化が所定の変化であるか否かに応じて、信号の出力態様を第1の態様と第2の態様との間で切り替える切替処理を実行する。楽音制御装置では、スイッチング機器を別途設けることなく、演奏者が意図的にギターストラップを引っ張る等することにより、楽音の制御とともに楽音の制御態様を切り替えることができる。
【選択図】図6
特許請求の範囲
【請求項1】
楽器と楽器保持具との間に発生する張力を検出する検出部と、
制御部と、を備え、
前記制御部は、
前記検出部が検出する検出値の変化が所定の変化であるか否かに応じて、信号の出力態様を第1の態様と第2の態様との間で切り替える切替処理を実行する、
ことを特徴とする楽音制御装置。
続きを表示(約 1,300 文字)
【請求項2】
前記制御部が実行する、前記切替処理は、前記出力態様が前記第1の態様であることを条件として前記出力態様を前記第2の態様に変更し、前記出力態様が前記第2の態様であることを条件として前記出力態様を前記第1の態様に変更する、
ことを特徴とする請求項1に記載の楽音制御装置。
【請求項3】
前記制御部は、前記検出値の変化が前記所定の変化でないと判断した場合、前記出力態様が前記第1の態様であることを条件として前記第1の態様で信号を出力し、前記出力態様が前記第2の態様であることを条件として前記第2の態様で信号を出力する、
ことを特徴とする請求項1に記載の楽音制御装置。
【請求項4】
前記第1の態様は、前記信号を出力する出力態様であり、
前記第2の態様は、前記信号を出力しない出力態様である、
ことを特徴とする請求項1~3のいずれか1項に記載の楽音制御装置。
【請求項5】
前記第1の態様は、前記検出部で検出された検出値を離散値のいずれかの値に変換し、変換された値に応じたパラメータに対応する信号を出力する出力態様であり、
前記第2の態様は、前記検出部で検出された検出値を連続値に変換し、変換された値に応じたパラメータに対応する信号を出力する出力態様である、
ことを特徴とする請求項1~3のいずれか1項に記載の楽音制御装置。
【請求項6】
前記制御部は、前記検出値が所定の閾値より大きい値に変化した後に所定時間内に前記閾値より小さい値に変化した場合、前記所定の変化であると判断する、
ことを特徴とする請求項1に記載の楽音制御装置。
【請求項7】
前記張力が発生していることを報知する報知部を備え、
前記制御部は、前記検出値に応じて報知態様を変化させて前記報知部で報知する報知処理を実行する報知処理部を有する、
ことを特徴とする請求項1に記載の楽音制御装置。
【請求項8】
前記楽器の楽音にエフェクトを付与するエフェクト装置に接続される受信装置と無線通信可能である、
ことを特徴とする請求項1に記載の楽音制御装置。
【請求項9】
楽器と楽器保持具との間に発生する張力を検出する第1検出部、及び第1制御部を有し、前記第1検出部で検出される検出値を出力する第1制御装置と、
押下げ操作可能な押下部、該押下部の押下げ操作を検出する第2検出部、及び第2制御部を有し、入力された前記検出値に応じて信号を制御する第2制御装置と、を備え、
前記第2制御部は、
前記第2検出部で前記押下部の押下げ操作が検出された場合、前記信号の制御態様を第1の態様と第2の態様との間で切り替える切替処理を実行する、
ことを特徴とする楽音制御システム。
【請求項10】
前記第1の態様は、前記信号にエフェクト効果を付与する制御態様であり、
前記第2の態様は、前記信号にエフェクト効果を付与しない制御態様である、
ことを特徴とする請求項9に記載の楽音制御装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、楽音制御装置、楽音制御システム、及び楽音制御プログラムに関する。
続きを表示(約 2,100 文字)
【背景技術】
【0002】
従来から、楽器と該楽器を演奏者が保持するためのストラップとの間にセンサ等を組み込み、演奏者がストラップを引っ張ることにより発生する力をセンサ等で検出し、検出された検出値に応じて楽音を制御する信号を出力する技術が提案されている。例えば、特許文献1には、ストラップに圧力センサ又は伸び検出センサが組み込まれた携帯用電子楽器が開示されている。この携帯用電子楽器では、楽器を動かしてストラップに圧力を加え又は伸びを生じさせることにより、センサの検出値に応じて楽音を制御する信号が出力され、ピッチベンドやモジュレーション量、音量等の制御を行うことができる。このため、スイッチング操作を行うことなく、楽器を両手で保持しながら楽音の制御を行うことができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
実開昭59-060692号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
楽音の制御について、例えばギターとアンプの間に接続されるエフェクタでは、エフェクタにおける各種パラメータの制御の他、エフェクタ自体のオン、オフの切り替えや別の種類のエフェクタへの切り替えを行いたい場合がある。しかしながら、上記特許文献1の携帯用電子楽器では、楽器を両手で保持しながら楽音の制御を行うことはできるが、エフェクタ自体のオン、オフの切り替えのような楽音の制御態様を切り替えることはできなかった。このため、楽音の制御態様を切り替えるためのスイッチング機器を別途設け、スイッチング操作を行う必要があった。
【0005】
本発明は、楽器を動かすことにより楽音の制御を行うことができる構成を備えつつ、スイッチング操作を行うことなく、楽音の制御とともに楽音の制御態様を切り替えることが可能な楽音制御装置、楽音制御システム、及び楽音制御プログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様の楽音制御装置は、楽器と楽器保持具との間に発生する張力を検出する検出部と、制御部と、を備え、前記制御部は、前記検出部が検出する検出値の変化が所定の変化であるか否かに応じて、信号の出力態様を第1の態様と第2の態様との間で切り替える切替処理を実行する。
【0007】
本発明の一態様の楽音制御システムは、楽器と楽器保持具との間に発生する張力を検出する第1検出部、及び第1制御部を有し、前記第1検出部で検出される検出値を出力する第1制御装置と、押下げ操作可能な押下部、該押下部の押下げ操作を検出する第2検出部、及び第2制御部を有し、入力された前記検出値に応じて信号を制御する第2制御装置と、を備え、前記第2制御部は、前記第2検出部で前記押下部の押下げ操作が検出された場合、前記信号の制御態様を第1の態様と第2の態様との間で切り替える切替処理を実行する。
【0008】
本発明の一態様の楽音制御プログラムは、楽器と楽器保持具との間に発生する張力を検出する検出部を備える楽音制御装置のコンピュータに、前記検出部が検出する検出値の変化が所定の変化であるか否かに応じて、信号の出力態様を第1の態様と第2の態様との間で切り替える切替処理を実行させる。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、楽器を動かすことにより楽音の制御を行うことができる構成を備えつつ、スイッチング操作を行うことなく、楽音の制御とともに楽音の制御態様を切り替えることが可能な楽音制御装置、楽音制御システム、及び楽音制御プログラムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
第1実施形態に係る楽音制御装置が使用される演奏システムを示す模式図である。
第1実施形態に係る楽音制御装置の拡大斜視図である。
第1実施形態に係る楽音制御装置の内部構造を示す分解斜視図である。
第1実施形態に係る楽音制御装置の電気的構成を示すブロック図である。
第1実施形態における所定の変化を満たす波形の一例である。
第1実施形態において制御部が実行するセンサ処理を示すフローチャートである。
第2実施形態に係る楽音制御装置が使用される演奏システムを示す模式図である。
第2実施形態において制御部が実行するセンサ処理を示すフローチャートである。
第3実施形態に係る楽音制御システムが使用される演奏システムを示す模式図である。
第3実施形態における第1制御装置の電気的構成を示すブロック図である。
第3実施形態における第2制御装置の電気的構成を示すブロック図である。
第3実施形態においてセンサ側制御部が実行する処理を示すフローチャートである。
第3実施形態においてストンプ側制御部が実行する処理を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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