TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2025015327
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-30
出願番号2023118658
出願日2023-07-20
発明の名称データ処理装置、データ処理方法、及びプログラム
出願人ソフトバンクグループ株式会社
代理人弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類G10L 15/22 20060101AFI20250123BHJP(楽器;音響)
要約【課題】対話データから分析対象のユーザに関する特定処理の結果を得ることで、コミュニケーションの改善に活用する。
【解決手段】データ処理装置は、ユーザ入力を受け付ける入力部と、入力データに応じた所定の推論結果を生成する生成モデルを用いた特定処理を行う処理部と、前記特定処理の結果を所定のデバイスに出力する出力部と、を含み、前記入力部は、前記ユーザ入力として、分析対象のユーザに関する対話データを受け付け、前記処理部は、前記ユーザ入力から得られる情報を、前記入力データとしたときの前記生成モデルの出力を用いて、前記分析対象のユーザに関する前記特定処理の結果を取得し、前記出力部は、前記特定処理の結果を可視化して出力する。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
ユーザ入力を受け付ける入力部と、
入力データに応じた所定の推論結果を生成する生成モデルを用いた特定処理を行う処理部と、
前記特定処理の結果を所定のデバイスに出力する出力部と、を備え、
前記入力部は、前記ユーザ入力として、分析対象のユーザに関する対話データを受け付け、
前記処理部は、前記ユーザ入力から得られる情報を、前記入力データとしたときの前記生成モデルの出力を用いて、前記分析対象のユーザに関する前記特定処理の結果を取得し、
前記出力部は、前記特定処理の結果を可視化して出力する、
を含むデータ処理装置。
続きを表示(約 1,400 文字)【請求項2】
前記処理部は、前記特定処理の第1処理として、前記対話データの要約を取得し、
前記特定処理の第2処理として、前記対話データにおいて定めた分析パラメータの出力形式を含むプロンプトを前記生成モデルの入力として、前記分析パラメータに関する分析結果を取得し、
前記特定処理の第3処理として、前記対話データに対する所定の事例の提示を取得し、
前記出力部は、前記可視化として、前記要約及び前記事例の提示についてはテキストにより表示し、前記分析結果については前記分析パラメータを用いたグラフを含むように表示する、請求項1記載のデータ処理装置。
【請求項3】
ユーザを、前記ユーザ入力を行う第1ユーザ及び前記分析対象の第2ユーザの各々として、前記対話データを前記第1ユーザ及び前記第2ユーザの対話の動画又は音声とし、
前記第2処理では、前記ユーザのうち少なくとも前記第2ユーザについての前記分析結果を取得し、
前記第3処理では、前記第1ユーザから前記第2ユーザに提示する場合における事例の提示を取得する、請求項2記載のデータ処理装置。
【請求項4】
前記処理部は、前記第2処理では、前記ユーザの感情値の範囲を出力形式に設定し、
前記出力部は、前記分析結果として得られた感情値の所定のグラフを出力する、請求項3記載のデータ処理装置。
【請求項5】
前記出力部は、前記分析結果を、前記対話データについて区切られた所定のセクションごとに可視化して表示する、請求項2記載のデータ処理装置。
【請求項6】
データ処理装置を構成するコンピュータの少なくとも1つのプロセッサが、
ユーザ入力を受け付ける工程と、
入力データに応じた所定の推論結果を生成する生成モデルを用いた特定処理を行う工程と、
前記特定処理の結果を所定のデバイスに出力する工程と、を実行するデータ処理方法であって、
前記ユーザ入力を受け付ける工程は、前記ユーザ入力として、分析対象のユーザに関する対話データを受け付け、
前記特定処理を行う工程は、前記ユーザ入力から得られる情報を、前記入力データとしたときの前記生成モデルの出力を用いて、前記分析対象のユーザに関する前記特定処理の結果を取得し、
前記出力する工程は、前記特定処理の結果を可視化して出力する、
データ処理方法。
【請求項7】
データ処理装置を構成するコンピュータの少なくとも1つのプロセッサに、
ユーザ入力を受け付ける処理と、
入力データに応じた所定の推論結果を生成する生成モデルを用いた特定処理を行う処理と、
前記特定処理の結果を所定のデバイスに出力する処理と、を実行させるプログラムであって、
前記ユーザ入力を受け付ける処理は、前記ユーザ入力として、分析対象のユーザに関する対話データを受け付け、
前記特定処理を行う処理は、前記ユーザ入力から得られる情報を、前記入力データとしたときの前記生成モデルの出力を用いて、前記分析対象のユーザに関する前記特定処理の結果を取得し、
前記出力する処理は、前記特定処理の結果を可視化して出力する、
プログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示の技術は、データ処理装置、データ処理方法、及びプログラムに関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、少なくとも一つのプロセッサにより遂行される、ペルソナチャットボット制御方法であって、ユーザ発話を受信するステップと、前記ユーザ発話を、チャットボットのキャラクターに関する説明と関連した指示文を含むプロンプトに追加するステップと前記プロンプトをエンコードするステップと、前記エンコードしたプロンプトを言語モデルに入力して、前記ユーザ発話に応答するチャットボット発話を生成するステップ、を含む、方法が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-180282号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで昨今では、様々な1on1のコミュニケーションに関する社会的な課題が生じている。例えば、企業内における管理職と部下のコミュニケーションでは、リモートワークの普及に伴ってテキストベースのやり取りが増加したことに伴い、コミュニケーション上の課題が生じている。一例としては、上司が部下の状況や気持ちの把握が困難なことや、部下から上司への相談がしづらいなどの課題である。このようなコミュニケーションの課題について、改善のために従来技術を適用しようとする場合、発話生成により適切なコミュニケーションを促す仕組みが想定されるが、ユーザ入力に対して適切な処理結果を得る上で改善の余地がある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示の技術に係る第1の態様のデータ処理装置は、ユーザ入力を受け付ける入力部と、入力データに応じた所定の推論結果を生成する生成モデルを用いた特定処理を行う処理部と、前記特定処理の結果を所定のデバイスに出力する出力部と、を含み、前記入力部は、前記ユーザ入力として、分析対象のユーザに関する対話データを受け付け、前記処理部は、前記ユーザ入力から得られる情報を、前記入力データとしたときの前記生成モデルの出力を用いて、前記分析対象のユーザに関する前記特定処理の結果を取得し、前記出力部は、前記特定処理の結果を可視化して出力する。
【0006】
本発明の第2の態様のデータ処理装置では、前記処理部は、前記特定処理の第1処理として、前記対話データの要約を取得し、前記特定処理の第2処理として、前記対話データにおいて定めた分析パラメータの出力形式を含むプロンプトを前記生成モデルの入力として、前記分析パラメータに関する分析結果を取得し、前記特定処理の第3処理として、前記対話データに対する所定の事例の提示を取得し、前記出力部は、前記可視化として、前記要約及び前記事例の提示についてはテキストにより表示し、前記分析結果については前記分析パラメータを用いたグラフを含むように表示する。
【0007】
本発明の第3の態様のデータ処理装置では、ユーザを、ユーザ入力を行う第1ユーザ及び前記分析対象の第2ユーザの各々として、前記対話データを前記第1ユーザ及び前記第2ユーザの対話の動画又は音声とし、前記第2処理では、前記ユーザのうち少なくとも前記第2ユーザについての前記分析結果を取得し、前記第3処理では、前記第1ユーザから前記第2ユーザに提示する場合における事例の提示を取得する。
【0008】
本発明の第4の態様のデータ処理装置では、前記処理部は、前記第2処理では、前記ユーザの感情値の範囲を出力形式に設定し、前記出力部は、前記分析結果として得られた感情値の所定のグラフを出力する。
【0009】
本発明の第5の態様のデータ処理装置では、前記出力部は、前記分析結果を、前記対話データについて区切られた所定のセクションごとに可視化して表示する。
【0010】
本開示の技術に係る第6の態様のデータ処理方法は、データ処理装置を構成するコンピュータの少なくとも1つのプロセッサが、ユーザ入力を受け付ける工程と、入力データに応じた所定の推論結果を生成する生成モデルを用いた特定処理を行う工程と、前記特定処理の結果を所定のデバイスに出力する工程と、を実行するデータ処理方法であって、前記ユーザ入力を受け付ける工程は、前記ユーザ入力として、分析対象のユーザに関する対話データを受け付け、前記特定処理を行う工程は、前記ユーザ入力から得られる情報を、前記入力データとしたときの前記生成モデルの出力を用いて、前記分析対象のユーザに関する前記特定処理の結果を取得し、前記出力する工程は、前記特定処理の結果を可視化して出力する。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する
Flag Counter

関連特許

個人
アクセサリー型集音器
11日前
横浜ゴム株式会社
音響材
18日前
横浜ゴム株式会社
音響材
18日前
横浜ゴム株式会社
音響材
18日前
横浜ゴム株式会社
水中音響材
21日前
ヤマハ株式会社
ヘルムホルツ共鳴器
1か月前
大和ハウス工業株式会社
音再現設備
25日前
日産自動車株式会社
防音構造体
1か月前
岡山県
吸音構造
18日前
セイコーエプソン株式会社
吸音ボード
1か月前
株式会社第一興商
カラオケ装置
1か月前
株式会社第一興商
カラオケ装置
3日前
株式会社第一興商
カラオケ装置
25日前
株式会社第一興商
カラオケ装置
17日前
株式会社コルグ
演奏情報制御装置、プログラム
3日前
京セラ株式会社
音出力装置及び音出力方法
1か月前
コスモネクスト株式会社
入力支援プログラム及び入力支援方法
1か月前
本田技研工業株式会社
能動型騒音低減装置
17日前
本田技研工業株式会社
能動型騒音低減装置
1か月前
本田技研工業株式会社
能動型騒音低減装置
1か月前
本田技研工業株式会社
能動型騒音低減装置
17日前
日本放送協会
音声認識装置およびプログラム
1か月前
個人
発音体モジュール
12日前
カシオ計算機株式会社
楽器用電子機器
17日前
株式会社アナザーウェア
鍵盤画面表示プログラム及びそのシステム
1か月前
トヨタ自動車株式会社
異音診断システム
1か月前
株式会社永セ仁
「パワハラ」等ハラスメント発言に係る職場環境測定システム
21日前
株式会社コルグ
音波生成装置、音波生成方法、プログラム
1か月前
ソフトバンクグループ株式会社
行動制御システム
1か月前
株式会社奏音楽企画
クラッパーアーム揺動機構及びこれを備える練習用ベル
7日前
株式会社AZSTOKE
調整装置、およびプログラム
17日前
永楽電気株式会社
放送音声文字化システム及び放送設備における故障診断方法
1か月前
本田技研工業株式会社
音声認識装置、音声認識方法、およびプログラム
24日前
東日本電信電話株式会社
演奏補助装置、演奏補助方法、及び、演奏補助プログラム
24日前
ヤマハ株式会社
響板、その製造方法および響板を備える楽器
24日前
パイオニア株式会社
情報処理装置
26日前
続きを見る