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公開番号2025007873
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-17
出願番号2023109570
出願日2023-07-03
発明の名称遮音カバー
出願人株式会社イノアックコーポレーション
代理人個人,個人
主分類G10K 11/16 20060101AFI20250109BHJP(楽器;音響)
要約【課題】カバー体の傷付きを抑える。
【解決手段】遮音カバー10は、カバー体12同士の突き合わせ部14を当接して音源100を囲うものである。遮音カバー10は、突き合わせ部14を当接したカバー体12同士を貫通する貫通孔16と、貫通孔16に挿通して環状に設置される留め部材20とを備えている。留め部材20は、開閉可能な環状である。留め部材20は、貫通孔16に通して配置される第1片部22と、第1片部22に対して相対的に近づく方向へ弾性変形可能な第2片部24と、第2片部24に設けられ、第1片部22の一端部を着脱可能な係止部26とを有している。
【選択図】図2



特許請求の範囲【請求項1】
カバー体同士の突き合わせ部を当接して音源を囲う遮音カバーであって、
前記突き合わせ部を当接した前記カバー体同士を貫通する貫通孔と、
前記貫通孔に挿通して環状に設置される留め部材と、を備える、遮音カバー。
続きを表示(約 360 文字)【請求項2】
前記留め部材は、開閉可能な環状である請求項1に記載の遮音カバー。
【請求項3】
前記留め部材は、
前記貫通孔に通して配置される第1片部と、
前記第1片部に対して相対的に近づく方向へ弾性変形可能に前記第1片部と繋がる第2片部と、
前記第2片部に設けられ、前記第1片部の一端部を着脱可能な係止部と、を有し、
前記第1片部及び前記第2片部の間に前記貫通孔における側壁を挟む請求項2に記載の遮音カバー。
【請求項4】
前記側壁は、相手側のカバー体に向かうにつれて前記貫通孔の内側に突出する凸部を有する請求項3に記載の遮音カバー。
【請求項5】
前記第1片部は、前記凸部に沿うように形成されている請求項4に記載の遮音カバー。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
この発明は、例えばモータやコンプレッサーなどの機器に取り付け可能な遮音カバーに関するものである。
続きを表示(約 1,000 文字)【背景技術】
【0002】
機械や装置の振動・騒音対策として、遮音カバーを取り付けることが提案されている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1の遮音カバーは、樹脂製のカバー体の縁同士を、クリップで挟んで組み合わせている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
実用新案登録第3226820号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1の構成であると、クリップを着脱する際に、カバー体を傷付けてしまう。
【0005】
本発明は、従来の技術に係る前記課題に鑑み、これらを好適に解決するべく提案されたものであって、カバー体が傷付き難い遮音カバーを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係る遮音カバーの第1態様は、
カバー体同士の突き合わせ部を当接して音源を囲う遮音カバーであって、
前記突き合わせ部を当接した前記カバー体同士を貫通する貫通孔と、
前記貫通孔に挿通して環状に設置される留め部材と、を備えることを要旨とする。
【0007】
本発明に係る遮音カバーの第2態様は、前記第1態様において、
前記留め部材は、開閉可能な環状であってもよい。
【0008】
本発明に係る遮音カバーの第3態様は、前記第2態様において、
前記留め部材は、
前記貫通孔に通して配置される第1片部と、
前記第1片部に対して相対的に近づく方向へ弾性変形可能に前記第1片部と繋がる第2片部と、
前記第2片部に設けられ、前記第1片部の一端部を着脱可能な係止部と、を有し、
前記第1片部及び前記第2片部の間に前記貫通孔における側壁を挟むようにしてもよい。
【0009】
本発明に係る遮音カバーの第4態様は、前記第3態様において、
前記側壁は、相手側のカバー体に向かうにつれて前記貫通孔の内側に突出する凸部を有していてもよい。
【0010】
本発明に係る遮音カバーの第5態様は、前記第4態様において、
前記第1片部は、前記凸部に沿うように形成されていてもよい。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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