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公開番号
2025006182
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-17
出願番号
2023106821
出願日
2023-06-29
発明の名称
ハリセン
出願人
個人
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
G10K
3/00 20060101AFI20250109BHJP(楽器;音響)
要約
【課題】
優れた耐久性と耐水性を有し、長期間にわたって使用できるだけでなく、大きく迫力のある音を鳴らすことができるハリセンを提供する。
【解決手段】
本体シート11に複数本の折り目Lを付けて蛇腹状に形成され、蛇腹状に折り曲げられた本体シート11の基端縁側が、手で掴むためのグリップ部10aとされ、蛇腹状に折り曲げられた本体シート11の先端縁側が、打ち付けることで音を鳴らす打ち付け部10bとされたハリセン10において、本体シート11を、本体シート11のオモテ面を形成する樹脂製のオモテ側シート11aと、本体シート11のウラ面を形成する樹脂製のウラ側シート11bとを重ねた構造とし、オモテ側シート11aとウラ側シート11bとを、折り目Lに重なる第一溶着部α
A
で線状に溶着した。
【選択図】 図1
特許請求の範囲
【請求項1】
本体シートに複数本の折り目を付けて蛇腹状に形成され、
蛇腹状に折り曲げられた本体シートの基端縁側が、手で掴むためのグリップ部とされ、
蛇腹状に折り曲げられた本体シートの先端縁側が、打ち付けることで音を鳴らす打ち付け部とされたハリセンであって、
本体シートが、
本体シートのオモテ面を形成する樹脂製のオモテ側シートと、
本体シートのウラ面を形成する樹脂製のウラ側シートと
を重ねた構造とされ、
オモテ側シートとウラ側シートとが、前記折り目に重なる第一溶着部で線状に溶着された
ことを特徴とするハリセン。
続きを表示(約 460 文字)
【請求項2】
前記折り目の両端区間が、第一溶着部が設けられない空白区間とされた請求項1記載のハリセン。
【請求項3】
オモテ側シートとウラ側シートとが、本体シートの外周縁に重なる第二溶着部でも線状に溶着された請求項2記載のハリセン。
【請求項4】
オモテ側シート又はウラ側シートのうち少なくとも一方の外面に、印刷層が設けられた請求項3記載のハリセン。
【請求項5】
オモテ側シートとウラ側シートとの隙間空間にカードを挿入するためのカード挿入口が、本体シートに設けられた請求項3記載のハリセン。
【請求項6】
打ち付け部に、本体シートの基端縁側から先端縁側に向かって帯状に延びる発光体収容領域が設けられ、
オモテ側シートとウラ側シートとが、発光体収容領域の外周縁に重なる第三溶着部でも線状に溶着され、
発光体収容領域におけるオモテ側シートとウラ側シートとの隙間空間に、棒状発光体を収容できるようにした
請求項3記載のハリセン。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、イベント会場での使用に適したハリセンに関する。
続きを表示(約 2,300 文字)
【背景技術】
【0002】
野球やバスケットボール等のスポーツ観戦時には、ハリセン(「張り扇」とも表記する。)を手に握り、それを反対側の手に打ち付けて音を鳴らすことで、選手やチームを応援することが行われている。この種のハリセンは、特許文献1に示すように、応援メッセージ等が印刷された厚紙を折り曲げることによって形成されるものが多く、会場で無料で配られていることが多い。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
実登第3022916号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、厚紙製のハリセンは、耐久性がないため、その場限りで使い捨てされることが多い。特に、雨天時の屋外イベントで厚紙製のハリセンを使用すると、そのハリセンは、水を吸って容易に破れてしまう。このため、試合やコンサートが終わった後の会場では、使用済みのハリセンが投げ捨てられることもある。そのハリセンの回収や処分には、手間やコストが掛かる。そもそも、試合等のイベントごとに大量のハリセンが廃棄されるのは、環境面でも好ましくない。加えて、厚紙製のハリセンは、打ち付けたときの音が軽くなり勝ちで、迫力のある音を鳴らしにくいという問題もある。
【0005】
本発明は、上記課題を解決するために為されたものであり、優れた耐久性と耐水性を有し、長期間にわたって使用できるだけでなく、大きく迫力のある音を鳴らすことができるハリセンを提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題は、
本体シートに複数本の折り目を付けて蛇腹状に形成され、
蛇腹状に折り曲げられた本体シートの基端縁側が、手で掴むためのグリップ部とされ、
蛇腹状に折り曲げられた本体シートの先端縁側が、打ち付けることで音を鳴らす打ち付け部とされたハリセンであって、
本体シートが、
本体シートのオモテ面を形成する樹脂製のオモテ側シートと、
本体シートのウラ面を形成する樹脂製のウラ側シートと
を重ねた構造とされ、
オモテ側シートとウラ側シートとが、前記折り目に重なる第一溶着部で線状に溶着された
ことを特徴とするハリセン
を提供することによって解決される。
【0007】
このように、ハリセンの本体シートを樹脂製とすることによって、ハリセンの耐久性と耐水性を高めることができる。また、本体シートを樹脂製とすると、ハリセンにコシが出にくくなる(ハリセンが撓みやすくなりすぎる)ところ、本体シートをオモテ側シートとウラ側シートとを重ね合わせた構造とすることによって、ハリセンにコシを出す(ハリセンにある程度の剛性を付与する)ことができる。さらに、オモテ側シートとウラ側シートとの隙間空間でも音を響かせることができるため、大きく迫力のある音を鳴らすことも可能になる。
【0008】
ただし、本体シートを、オモテ側シートとウラ側シートとを重ねた構造とすると、オモテ側シートとウラ側シートとが折り目付近でばらけ、本体シートが、綺麗な蛇腹状に折れ曲がりにくくなる。この点、本体シートの折り目に重なる箇所(第一溶着部)で、オモテ側シートとウラ側シートとを線状に溶着することによって、オモテ側シートとウラ側シートとが折り目付近でばらけにくくすることができる。また、本体シートにおけるオモテ側シート及びウラ側シートを互いに溶着した部分(第一溶着部)は、その周辺(互いに溶着していない部分)よりも厚みが小さくなる(薄くなる)。このため、本体シートに敢えて折り目を付けなくても、第一溶着部を折り目として本体シートが自然と折れ曲がるようになる。第一溶着部は、一部の折り目だけに設けてもよいが、全ての折り目に設けると、本体シートが、より綺麗な蛇腹状になりやすくなる。
【0009】
本発明のハリセンにおいては、本体シートの折り目の両端区間(先端区間(上端区間)及び基端区間(下端区間))を、第一溶着部が設けられない空白区間とすることが好ましい。換言すると、第一溶着部は、折り目の中間区間(先端区間及び基端区間を除いた区間)のみに設けることが好ましい。というのも、本体シートは、線状の第一溶着部が形成された部分でその周囲よりも薄くなる。このため、折り目の全区間にわたって第一溶着部が設けられている(第一溶着部の先端(上端)が本体シートの先端縁(上端縁)に達し、第一溶着部の基端(下端)が本体シートの基端縁(下端縁)に達している)と、ハリセンを打ち付けた際に、本体シートが、第一溶着部の先端や基端を起点として線状に破断(第一溶着部に沿って破断)しやすくなるおそれがある。この点、上記の空白区間を設けて、第一溶着部が本体シートの先端縁や基端縁まで達しないようにすることによって、本体シートが第一溶着部に沿って破断しにくくできるからである。また、上記の空白区間を本体シートの先端区間(上端区間)に設けると、ハリセンを手に持った際に打ち付け部が綺麗な扇状に開きやすくなるというメリットもある。
【0010】
本発明のハリセンにおいて、オモテ側シートとウラ側シートは、本体シートの外周縁(先端縁(上端縁)及び基端縁(下端縁)、並びに、左右一対の側端縁)に重なる第二溶着部でも線状に溶着することが好ましい。これにより、オモテ側シートとウラ側シートとの一体性を高め、本体シートの耐久性をさらに高めることができる。
(【0011】以降は省略されています)
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