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公開番号
2024166375
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-28
出願番号
2024161379,2023508654
出願日
2024-09-18,2022-01-12
発明の名称
鍵盤装置
出願人
ヤマハ株式会社
代理人
弁理士法人高橋・林アンドパートナーズ
主分類
G10B
3/12 20060101AFI20241121BHJP(楽器;音響)
要約
【課題】製造コスト及び作業負担の小さい鍵盤装置を提供すること。
【解決手段】鍵盤装置は、フレームと、第1鍵と、第2鍵と、第1ハンマアセンブリと、第2ハンマアセンブリと、を有する。前記第1ハンマアセンブリは、前記フレームに固定された第1固定部材と、前記第1固定部材に対して第1回動中心を中心に回動可能に接続された第1回動部材と、前記第1回動部材に固定された第1ウェイト部材と、を有する。前記第2ハンマアセンブリは、前記フレームに固定された第2固定部材と、前記第2固定部材に対して第2回動中心を中心に回動可能に接続された第2回動部材と、前記第2回動部材に固定された、前記第1ウェイト部材と同じ質量の第2ウェイト部材と、を有する。前記第1ウェイト部材の重心と前記第1回動中心との距離は、前記第2ウェイト部材の重心と前記第2回動中心との距離と異なる。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
フレームと、
第1鍵と、
第2鍵と、
前記第1鍵の動きに応じて回動する第1ハンマアセンブリと、
前記第2鍵の動きに応じて回動する第2ハンマアセンブリと、を有し、
前記第1ハンマアセンブリは、
前記フレームに固定された第1固定部材と、
前記第1固定部材に対して第1回動中心を中心に回動可能に接続された第1回動部材と、
前記第1回動部材に固定された第1ウェイト部材と、を有し、
前記第2ハンマアセンブリは、
前記フレームに固定された第2固定部材と、
前記第2固定部材に対して第2回動中心を中心に回動可能に接続された第2回動部材と、
前記第2回動部材に固定された、前記第1ウェイト部材と同じ質量の第2ウェイト部材と、を有し、
前記第1ウェイト部材の重心と前記第1回動中心との距離は、前記第2ウェイト部材の重心と前記第2回動中心との距離と異なる鍵盤装置。
続きを表示(約 420 文字)
【請求項2】
前記第1ウェイト部材と前記第2ウェイト部材とは、同一形状である、請求項1に記載の鍵盤装置。
【請求項3】
前記第1ウェイト部材と前記第2ウェイト部材とは、同一材料である、請求項1又は2に記載の鍵盤装置。
【請求項4】
前記第1ウェイト部材と前記第2ウェイト部材とは、棒状である、請求項1乃至3のいずれか一に記載の鍵盤装置。
【請求項5】
前記第1鍵及び前記第2鍵の両方は、白鍵又は黒鍵である、請求項1乃至4のいずれか一に記載の鍵盤装置。
【請求項6】
前記第1固定部材が第1軸部であり、前記第2固定部材が第2軸部であり、前記第1回動部材が第1軸受け部材であり、前記第2回動部材が第2軸受け部材である、請求項1乃至5のいずれか一に記載の鍵盤装置。
【請求項7】
前記第1軸受け部材は、前記第2軸受け部材と異なる形状である、請求項6に記載の鍵盤装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明の一実施形態は鍵盤装置に関する。特に、本発明の一実施形態は鍵によって異なる慣性モーメントを有するハンマアセンブリを備えた鍵盤装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
従来のグランドピアノやアップライトピアノなどのアコースティックピアノは、多くの部品によって構成されている。従来のピアノでは、鍵を通して演奏者の指に感覚(以下、タッチ感という)が与えられるために、鍵の下方に錘(以下、ウェイト部材という)を有するハンマアセンブリが備えられている(例えば、特許文献1)。近年、電子鍵盤装置では、従来のピアノと同様のタッチ感を実現するために、異なる音階に属する鍵に対して異なる慣性モーメントを有するハンマアセンブリが用いられた構成が採用されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第2917863号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に示すような鍵盤装置の場合、長細い棒状のウェイト部材が用いられていたため、ハンマアセンブリの奥行き方向における鍵盤装置の縮小化に限界があった。鍵盤装置を当該奥行き方向に縮小化すると、ウェイト部材の質量を確保するため、ウェイト部材を太くする必要がある。さらに、鍵盤装置を奥行き方向に縮小化すると、フレームに設けられたリブやボスなどの部材の配置位置が制限される。その影響により、リブやボスを隣接するハンマアセンブリの間に配置する必要がある。そのような条件下において、ウェイト部材が太くなるとハンマアセンブリとリブやボスとが干渉してしまうという問題があった。
【0005】
本発明の一実施形態の目的の一つは、奥行き方向のサイズが縮小化された鍵盤装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一実施形態による鍵盤装置は、フレームと、第1部材と、鍵と、前記鍵の動きに応じて回動するハンマアセンブリと、を有する。前記ハンマアセンブリは、前記フレームに対して回動軸を中心に回動可能に接続された回動部材と、前記回動部材に取り付けられ、第1部分及び第2部分を備えたウェイト部材と、を有する。前記回動軸が延びる第1方向において、前記第2部分は前記第1部材と対面し、前記第1方向において、前記第2部分の厚みは前記第1部分の厚みより小さく、前記ウェイト部材の回動方向において、前記第2部分の長さは前記第1部分の長さより大きい。
【0007】
本発明の一実施形態による鍵盤装置は、フレームと、第1部材と、鍵と、前記鍵の動きに応じて回動するハンマアセンブリと、を有する。前記ハンマアセンブリは、前記フレームに対して回動軸を中心に回動可能に接続された回動部材と、前記回動部材に取り付けられ、第1部分及び第2部分を備えたウェイト部材と、を有する。前記回動軸が延びる第1方向において、前記第2部分は前記第1部材と対面し、前記第2部分は、前記第1部分が前記第1方向に潰れた形状である。
【0008】
前記ハンマアセンブリは複数設けられ、前記第1部材は、前記フレームの一部又は前記フレームに固定された部材であり、隣接する前記ハンマアセンブリの間に設けられていてもよい。
【0009】
前記第1部材はボスであってもよい。
【0010】
前記第1部材はリブであってもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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