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公開番号
2024166365
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-28
出願番号
2024161169,2020146821
出願日
2024-09-18,2020-09-01
発明の名称
通信制御方法
出願人
ヤマハ株式会社
代理人
弁理士法人高橋・林アンドパートナーズ
主分類
G10H
1/00 20060101AFI20241121BHJP(楽器;音響)
要約
【課題】複数の通信拠点間の状況に応じて、通信方式を切り替えること
【解決手段】一実施形態における通信制御方法は、第1通信方式により第1端末から送信される第1ストリーミングデータにおける第1特徴量と、第1通信方式により第2端末から送信される第2ストリーミングデータにおける第2特徴量との比較結果を取得し、比較結果に基づいて第1特徴量と第2特徴量とが第1関係を有する場合に、第1端末と第2端末との間において第1通信方式により送信される通信制御対象のストリーミングデータを、第1通信方式による送信から第1通信方式とは異なる第2通信方式による送信に切り替えるための第1切替信号を、第1端末および第2端末に送信することを含む。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
第1通信方式により第1通信拠点にある第1端末から第1ストリーミングデータと、前記第1通信方式により第2通信拠点にある第2端末から第2ストリーミングデータとを取得し、
前記第1ストリーミングデータと前記第2ストリーミングデータとに基づいて、前記第1通信拠点と前記第2通信拠点とにおいて同時に演奏が行われている合奏状態か否かを検出し、
前記合奏状態が検出されると、前記第1ストリーミングデータの少なくとも一部のデータおよび前記第2ストリーミングデータの少なくとも一部のデータの取得を前記第1通信方式よりも通信遅延が小さい第2通信方式に切り替える、
通信制御方法。
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
前記第1ストリーミングデータおよび前記第2ストリーミングデータは、発音開始タイミングを少なくとも含むデータであり、
前記合奏状態は、前記発音開始タイミングに基づいて検出される、請求項1に記載の通信制御方法。
【請求項3】
前記第1ストリーミングデータおよび前記第2ストリーミングデータは、さらに発音終了タイミングを含み、
前記合奏状態は、前記発音開始タイミングと前記発音終了タイミングとから特定される発音期間に基づいて検出される、請求項2に記載の通信制御方法。
【請求項4】
前記発音期間は、前記発音開始タイミングから前記発音終了タイミングまでの期間である、請求項3に記載の通信制御方法。
【請求項5】
前記合奏状態は、所定の判定期間内に前記第1通信拠点および前記通信第2拠点で前記発音期間があった場合に検出される、請求項2または請求項3に記載の通信制御方法。
【請求項6】
前記合奏状態は、複数の通信拠点での前記発音期間が重複していなくても1つの区間において前記発音期間が存在する場合に検出される、請求項2または請求項3に記載の通信制御方法。
【請求項7】
前記第1通信拠点と前記第2通信拠点とにおいて演奏が行われていない状態、または、前記第1通信拠点と前記第2通信拠点のいずれかの通信拠点のみで演奏が行われている状態である、非合奏状態を検出し、
前記非合奏状態が検出されると、前記第2通信方式から前記第1通信方式に切り替える、請求項1に記載の通信制御方法。
【請求項8】
前記第1ストリーミングデータは、発音制御データあるいは音データおよび動画データを含み、
前記合奏状態が検出されると、前記発音制御データまたは前記音データは第2通信方式により取得され、前記動画データは第1通信方式により取得される、請求項1に記載の通信制御方法。
【請求項9】
第2通信方式により第1通信拠点にある第1端末から第1ストリーミングデータと、前記第2通信方式により第2通信拠点にある第2端末から第2ストリーミングデータとを取得し、
前記第1ストリーミングデータと前記第2ストリーミングデータとに基づいて、前記第1通信拠点と前記第2通信拠点とにおいて演奏が行われていない状態、または、前記第1通信拠点と前記第2通信拠点のいずれかの通信拠点のみで演奏が行われている状態である非合奏状態を検出し、
前記非合奏状態が検出されると、前記第2通信方式よりも通信遅延の大きい第1通信方式に切り替える、
通信制御方法。
【請求項10】
第2通信方式はP2P通信である、請求項1または請求項9に記載の通信制御方法。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、通信を制御する技術に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
楽器が演奏される複数の通信拠点がネットワークを介して接続されることにより、離れた場所においても合奏を可能とする技術が開発されている。ネットワーク接続により生じる通信遅延は、合奏を困難にする。したがって、通信遅延を小さくする環境を構築することが望ましいが、通信遅延を無くすことはできない。そのため、通信遅延が存在する前提において遅延の影響を少なくするための技術が、例えば特許文献1に開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2005-195982号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
複数の通信拠点間(複数の通信端末間)での通信をリアルタイムに行う方法は、例えばPeer to Peer型通信(以下、P2P型通信という)およびクライアントサーバ型通信を含む。P2P型通信は、各通信拠点の通信端末が対等に接続する方式である。クライアントサーバ型通信は、各通信拠点の通信端末がサーバを介して接続する方式である。このような通信方式の違いにより、P2P型通信では、通信遅延を小さくすることができるが、通信端末の処理負荷および通信量が増加しやすい。一方、クライアントサーバ型通信では、通信端末の負荷および通信量の増加を抑えることができるが、通信遅延が大きくなる。このようなサーバは、例えば、SFU(Selective Forwarding Unit)およびMCU(Multipoint Control Unit)という機能を有する。
【0005】
上述した合奏においては通信遅延を非常に小さくする必要がある。そのため、合奏を行うときの通信方法は、P2P型通信を用いることが望ましい。しかしながら、通信端末における処理負荷が大きくなると、その処理負荷のために結果的に遅延が大きくなってしまったり、通信端末における他の処理へ影響を及ぼしたりする可能性がある。一方、各通信拠点の状況によって、必ずしもP2P型通信を用いなくてもよいこともあり得る。
【0006】
本発明の目的の一つは、複数の通信拠点間の状況に応じて、通信方式を切り替えることにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の一実施形態によれば、第1通信方式により第1端末から送信される第1ストリーミングデータにおける第1特徴量と、前記第1通信方式により第2端末から送信される第2ストリーミングデータにおける第2特徴量との比較結果を取得し、前記比較結果に基づいて前記第1特徴量と前記第2特徴量とが第1関係を有する場合に、前記第1端末と前記第2端末との間において前記第1通信方式により送信される通信制御対象のストリーミングデータを、前記第1通信方式による送信から当該第1通信方式とは異なる第2通信方式による送信に切り替えるための第1切替信号を、前記第1端末および前記第2端末に送信する、通信制御方法が提供される。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、複数の通信拠点間の状況に応じて、通信方式を切り替えることができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の一実施形態における通信システムの構成を説明する図である。
本発明の一実施形態における通信制御テーブルを説明する図である。
本発明の一実施形態における通信端末の通信切替方法を説明するフローチャートである。
本発明の一実施形態における管理サーバの通信制御方法を説明するフローチャートである。
本発明の一実施形態における合奏状態の検出方法を説明する図である。
本発明の一実施形態における合奏状態の検出方法を説明する図である。
本発明の一実施形態における通信モードの制御方法を説明する図である。
通信拠点間のデータの流れを説明する図である。
各データの同期方法を説明する図である。
動画データDvを同期しないときの各データの同期方法を説明する図である。
特定モードのときの各データの同期方法を説明する図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の一実施形態における通信システムについて、図面を参照しながら詳細に説明する。以下に示す実施形態は本発明の実施形態の一例であって、本発明はこれらの実施形態に限定して解釈されるものではない。なお、本実施形態で参照する図面において、同一部分または同様な機能を有する部分には同一の符号または類似の符号(数字の後にA、B等を付しただけの符号)を付し、その繰り返しの説明は省略する場合がある。
(【0011】以降は省略されています)
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