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公開番号2024180045
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-12-26
出願番号2023099469
出願日2023-06-16
発明の名称ダブルデッキエレベータ
出願人フジテック株式会社
代理人個人
主分類B66B 11/02 20060101AFI20241219BHJP(巻上装置;揚重装置;牽引装置)
要約【課題】内かごの縦振動を抑制することができるダブルデッキエレベータを提供する。
【解決手段】2つの内かご5,6の間隔を可変とする間隔可変装置7を備えるダブルデッキエレベータにおいて、内かご5,6の縦振動に対する制動装置52,62が設けられるとともに、内かご5,6に縦振動が発生する状況に対して制動装置52,62を制御する制御部9が設けられる。これにより、内かご5,6の縦振動を抑制することができる。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
かご装置として、駆動装置により昇降路内を昇降する外かご枠と、外かご枠内において上下に間隔を空けて配置され、少なくとも一方が外かご枠に上下方向に移動可能に支持され、それぞれがドア開閉装置によりかごドアを開閉する2つの内かごと、2つの内かごの間隔を可変とする間隔可変装置とを備えるダブルデッキエレベータであって、
内かごの縦振動に対する制動装置と、
駆動装置、ドア開閉装置、間隔可変装置及び制動装置をそれぞれ制御するとともに、間隔可変装置により2つの内かごの間隔を変更する間隔変更処理及び制動装置により内かごを制動する制動処理を実行する制御部とを備える
ダブルデッキエレベータ。
続きを表示(約 360 文字)【請求項2】
制御部は、間隔変更処理を実行していない期間は、制動処理を実行する
請求項1に記載のダブルデッキエレベータ。
【請求項3】
制御部は、かご装置が走行している期間は、当該期間において間隔変更処理を実行する場合の期間を除き、制動処理を実行する
請求項1に記載のダブルデッキエレベータ。
【請求項4】
制御部は、かご装置が加速又は減速している期間は、当該期間において間隔変更処理を実行する場合の期間を除き、制動処理を実行する
請求項1に記載のダブルデッキエレベータ。
【請求項5】
制御部は、2つの内かごの少なくとも一方がかごドアを開放している期間は、制動処理を実行する
請求項1、請求項3又は請求項4に記載のダブルデッキエレベータ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、2つの内かごの間隔を可変とする間隔可変装置を備えるダブルデッキエレベータに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
大規模建築物では、エレベータのかご装置として、昇降路内を昇降する外かご枠と、外かご枠内において上下に間隔を空けて配置される2つの内かご(上かご及び下かご)とを備える、いわゆるダブルデッキエレベータが設置される場合がある。
【0003】
そして、建築物の中には階床間距離が各階床間で異なる場合がある。たとえば、ロビー階の天井高さが高く、その他の階と異なる場合などである。この場合、2つの内かごの間隔が一定であると、上下の階床で着床レベルが合わなくなる。そこで、エレベータのかご装置に、2つの内かごの間隔を可変とする間隔可変装置を備えるダブルデッキエレベータが提案されている。
【0004】
たとえば、特許文献1に記載されている間隔可変装置は、2つの内かごがロープで接続され、ロープが外かご枠に設置される巻上機の駆動シーブに巻き掛けられ、駆動シーブが回転駆動することにより、2つの内かごが上下方向において相対的に接離し、2つの内かごの間隔が可変となる方式の間隔可変装置である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2007-331871号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
ところで、上記方式の間隔可変装置において、2つの内かごは、ロープで釣瓶式に接続され、ロープに吊り下げられる。このため、2つの内かごには、かご装置の走行(上昇又は下降)時や乗客の乗り降り時に、ロープの伸縮や振れに起因する縦振動が生じることがある。この縦振動は、乗客がフワフワした浮遊感を感じ、乗客に不快感を与えかねないものである。
【0007】
そこで、本発明は、かかる事情に鑑みてなされたもので、内かごの縦振動を抑制することができるダブルデッキエレベータを提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明に係るダブルデッキエレベータは、
かご装置として、駆動装置により昇降路内を昇降する外かご枠と、外かご枠内において上下に間隔を空けて配置され、少なくとも一方が外かご枠に上下方向に移動可能に支持され、それぞれがドア開閉装置によりかごドアを開閉する2つの内かごと、2つの内かごの間隔を可変とする間隔可変装置とを備えるダブルデッキエレベータであって、
内かごの縦振動に対する制動装置と、
駆動装置、ドア開閉装置、間隔可変装置及び制動装置をそれぞれ制御するとともに、間隔可変装置により2つの内かごの間隔を変更する間隔変更処理及び制動装置により内かごを制動する制動処理を実行する制御部とを備える
ダブルデッキエレベータである。
【0009】
ここで、本発明に係るダブルデッキエレベータの一態様として、
制御部は、間隔変更処理を実行していない期間は、制動処理を実行する
との構成を採用することができる。
【0010】
また、本発明に係るダブルデッキエレベータの他態様として、
制御部は、かご装置が走行している期間は、当該期間において間隔変更処理を実行する場合の期間を除き、制動処理を実行する
との構成を採用することができる。
(【0011】以降は省略されています)

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