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公開番号
2024178770
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-25
出願番号
2023097160
出願日
2023-06-13
発明の名称
断熱構造、脱落防止具及び断熱構造の施工方法
出願人
株式会社大林組
,
株式会社サドル
,
株式会社青和
代理人
個人
,
個人
主分類
E04B
1/76 20060101AFI20241218BHJP(建築物)
要約
【課題】効率的かつ的確に断熱を行なうための断熱構造、脱落防止具及び断熱構造の施工方法を提供する。
【解決手段】断熱層11aと断熱材11bとスラブ12とを備えた天井断熱構造A1は、脱落防止具20と、断熱材11bの上面の固定具30と、連結材40と、を備える。脱落防止具20は、断熱層11aに埋め込まれ、返し板を有する複数の挿入プレートと、挿入プレートを固定する天端プレートと、を備える。連結材40は、脱落防止具の天端プレートと、固定具とを繋ぐ。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
下層断熱材と上層断熱材とを備えた断熱構造であって、
前記下層断熱材に埋め込まれ、返し板を有する複数の挿入プレートと、前記挿入プレートを固定する天端プレートと、を備えた脱落防止具と、
前記上層断熱材の上面の固定具と、
前記脱落防止具の天端プレートと、前記固定具とを繋ぐ連結材と、を備えていることを特徴とする断熱構造。
続きを表示(約 560 文字)
【請求項2】
前記上層断熱材の上には、コンクリート部材が配置され、
前記固定具は、前記上層断熱材の上方のコンクリート部材に埋め込まれていることを特徴とする請求項1に記載の断熱構造。
【請求項3】
断熱材に埋め込まれる複数の挿入プレートと、
前記挿入プレートに設けた返し板と、
前記挿入プレートを固定し、前記断熱材の上面に設置される天端プレートと、を備えることを特徴とする脱落防止具。
【請求項4】
前記返し板は、前記挿入プレートの一部を曲げ加工により形成されていることを特徴とする請求項3に記載の脱落防止具。
【請求項5】
下層断熱材と上層断熱材とコンクリート部材とを備えた断熱構造の施工方法であって、
返し板を有する複数の挿入プレートと、前記挿入プレートを固定する天端プレートと、を備えた脱落防止具を、前記下層断熱材に埋め込み、
前記下層断熱材の上方に、前記上層断熱材を設置し、
前記上層断熱材の上面に固定具を設置し、
前記脱落防止具の天端プレートと、前記固定具とを連結材で連結し、
前記上層断熱材の上方にコンクリート部材を打設して、前記固定具を埋め込むことを特徴とする断熱構造の施工方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、天井スラブの下面に断熱パネルを備えた天井断熱構造に関する。特に、天井スラブと断熱パネルとを一体化した断熱構造、脱落防止具及び断熱構造の施工方法に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
建物においては、天井スラブの下面に断熱パネルを配置した天井断熱構造を用いる場合がある。この場合、型枠上に断熱パネルを載置した上にコンクリートを打設することにより、天井スラブを構築する。更に、断熱パネルと天井スラブとを一体化する天井断熱構造も検討されている(特許文献1を参照。)。この文献に記載された天井断熱構造では、型枠上に、側面に溝部が形成された複数枚の断熱パネルを、溝部同士を対向させる。そして、一方の溝部から他方の溝部にわたる断熱ブロックを嵌合して配置する。次に、断熱パネル上に金物を配置する。そして、金物と断熱ブロックとをビスで連結した後、断熱パネル上にコンクリートを打設することにより、天井スラブを構築すると同時に、金物を天井スラブ内に埋没させる。
【0003】
また、冷凍、冷蔵倉庫の屋根構造において、躯体と断熱層、防水層が一体化された断熱防水屋根構造も検討されている(特許文献2を参照。)。この文献に記載された断熱防水屋根構造では、断熱パネルを固定具によってデッキプレート、或いは下層の断熱パネルに取り付けられている固定具に取り付ける。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2022-174816号公報
実用新案登録第3182576号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
冷蔵倉庫において、F級(フリーザー級)の温度帯では、より厚い断熱材が必要となる。ここで、複数層の断熱材を用いる場合には、層間の接着を十分に確保できないことがある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するための断熱構造は、下層断熱材と上層断熱材とを備える。そして、前記下層断熱材に埋め込まれ、返し板を有する複数の挿入プレートと、前記挿入プレートを固定する天端プレートと、を備えた脱落防止具と、前記上層断熱材の上面の固定具と、前記脱落防止具の天端プレートと、前記固定具とを繋ぐ連結材と、を備えている。
【0007】
上記課題を解決するための脱落防止具は、断熱材に埋め込まれる複数の挿入プレートと、前記挿入プレートに設けた返し板と、前記挿入プレートを固定し、前記断熱材の上面に設置される天端プレートと、を備える。
【0008】
上記課題を解決するための断熱構造の施工方法は、下層断熱材と上層断熱材とコンクリート部材とを備えた断熱構造の施工方法であって、返し板を有する複数の挿入プレートと、前記挿入プレートを固定する天端プレートと、を備えた脱落防止具を、前記下層断熱材に埋め込み、前記下層断熱材の上方に、前記上層断熱材を設置し、前記上層断熱材の上面に固定具を設置し、前記脱落防止具の天端プレートと、前記固定具とを連結材で連結し、前記上層断熱の上方のコンクリート部材を打設して、前記固定具を埋め込む。
【発明の効果】
【0009】
本発明は、断熱構造を効率的に構築することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
実施形態の断熱構造の説明図である。
実施形態の断熱材の固定部材の説明図である。
実施形態の脱落防止具の説明図であり、(a)は上面図、(b)は左側面図、(c)は正面図、(d)は右側面図、(e)は底面図である。
実施形態の脱落防止具の斜視図である。
実施形態の施工方法の説明図であって、(a)は型枠の設置、(b)は下層の断熱層の配置、(c)は脱落防止具の設置、(d)は上層の断熱層の配置の説明図である。
実施形態の施工方法の説明図であって、(a)は固定具の設置、(b)は脱落防止具と固定具との結合、(c)はコンクリート打設の説明図である。
変更例の断熱構造の説明図である。
変更例の断熱材の固定部材の説明図である。
変更例の断熱構造の説明図であって、(a)は階層に応じて異なる種類の固定部材を用いる場合、(b)は複数階層で同じ種類の固定部材を用いる場合の説明図である。
変更例の脱落防止具の説明図である。
変更例の脱落防止具の斜視図である。
変更例の脱落防止具の説明図であり、(a)は上面図、(b)は左側面図、(c)は正面図、(d)は右側面図、(e)は底面図である。
変更例の脱落防止具の説明図であり、(a)は上面図、(b)は左側面図、(c)は正面図、(d)は右側面図、(e)は底面図である。
変更例の脱落防止具の説明図であり、(a)は上面図、(b)は左側面図、(c)は正面図、(d)は右側面図、(e)は底面図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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