TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2024177896
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-12-24
出願番号2023096291
出願日2023-06-12
発明の名称現像カートリッジおよびフレームの製造方法
出願人ブラザー工業株式会社
代理人個人
主分類G03G 15/08 20060101AFI20241217BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約【課題】離間シャフトを覆うリブを有する筐体を、容易に製造するための技術を提供する。
【解決手段】現像カートリッジ1の筐体10は、外表面151に第1溝17、第2溝18、およびリブ19を有する。第1溝17は、第1方向に延びる。離間シャフト63は、第1溝17に配置される。第1溝17は、第2方向における第1縁と、第1縁から第2方向に離れた第2縁と、を有する。リブ19は、第1縁から離間シャフト63へ向けて、第2方向に延びる。リブ19は、離間シャフト63の一部を覆う。第2溝18は、第1溝17の第2縁から、第2方向においてリブ19から離れる向きに延びる。第2溝18は、第1方向においてリブ19と同じ位置に位置する部分を含む。筐体10の製造時には、第2溝18に沿ってスライドコアを抜くことにより、リブ19を成型する。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
トナーを収容可能な筐体と、
第1方向に延びる現像軸について回転可能な現像ローラであって、前記第1方向に交差する第2方向における前記筐体の一端部に位置する現像ローラと、
前記筐体に対して前記第1方向に移動可能な離間シャフトと、
を備え、
前記筐体は、前記第1方向および前記第2方向に広がる外表面を有し、
前記外表面は、
前記第1方向に延び、前記離間シャフトが配置される第1溝であって、前記第2方向における第1縁と、前記第1縁から前記第2方向に離れた第2縁と、を有する第1溝と、
前記第1縁から前記離間シャフトへ向けて前記第2方向に延び、前記離間シャフトの一部を覆うリブと、
前記第1方向において前記リブと同じ位置に位置する部分を含む第2溝であって、前記第2縁から前記第2方向において前記リブから離れる向きに延びる第2溝と、
を有することを特徴とする、現像カートリッジ。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
請求項1に記載の現像カートリッジであって、
前記第2溝は、前記筐体の製造時において、前記リブを成型するための金型としてのスライドコアを前記第2方向に開く際に前記スライドコアが通過することを特徴とする、現像カートリッジ。
【請求項3】
請求項1または請求項2に記載の現像カートリッジであって、
前記第1方向における前記第2溝の幅は、前記第1方向における前記リブの幅よりも大きいことを特徴とする、現像カートリッジ。
【請求項4】
請求項1または請求項2に記載の現像カートリッジであって、
前記第2縁は、前記第1縁よりも前記現像ローラに近く、
前記リブは、前記第1縁から前記第2縁へ向けて前記第2方向に延び、
前記第2溝は、前記第2縁から前記現像ローラへ向けて前記第2方向に延びることを特徴とする、現像カートリッジ。
【請求項5】
請求項1または請求項2に記載の現像カートリッジであって、
前記第1溝は、前記第1方向および前記第2方向に交差する第3方向に突出する凸部を有することを特徴とする、現像カートリッジ。
【請求項6】
請求項5に記載の現像カートリッジであって、
前記第1溝は、
前記凸部である第1凸部と、
前記凸部である第2凸部であって、前記第1凸部から前記第1方向に離れた位置にある第2凸部と、
を有することを特徴とする、現像カートリッジ。
【請求項7】
請求項6に記載の現像カートリッジであって、
前記第1方向において、前記第1凸部と前記第2凸部の間に、前記第2溝が位置することを特徴とする、現像カートリッジ。
【請求項8】
請求項1または請求項2に記載の現像カートリッジであって、
前記筐体は、
前記第1方向および前記第2方向に交差する第3方向において、前記外表面から突出するボス
を有し、
前記第2溝は、前記第1方向において前記ボスとは異なる位置にあることを特徴とする、現像カートリッジ。
【請求項9】
請求項8に記載の現像カートリッジであって、
前記ボスは、前記第3方向に延びる円筒状であり、内面にねじ溝を有することを特徴とする、現像カートリッジ。
【請求項10】
請求項9に記載の現像カートリッジであって、
前記現像ローラの外周面に接触するブレードと、
前記筐体に前記ブレードを固定するねじと、
をさらに備え、
前記ねじ溝に前記ねじが挿入されることを特徴とする、現像カートリッジ。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、現像カートリッジおよびフレームの製造方法に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来、レーザプリンタやLEDプリンタ等の電子写真方式の画像形成装置が知られている。従来の画像形成装置については、例えば、特許文献1に記載されている。
【0003】
特許文献1の画像形成装置は、現像カートリッジと、ドラムユニットとを有する。現像カートリッジは、現像ローラを有する。ドラムユニットは、感光体ドラムを有する。現像カートリッジがドラムユニットに装着されると、現像ローラが感光体ドラムに接触する。
【0004】
また、特許文献1の現像カートリッジは、離間部材を有する。離間部材は、シャフトを有する。ドラムユニットに現像カートリッジが装着された状態で、画像形成装置がシャフトを軸方向に押圧すると、現像カートリッジの筐体に対して、離間部材が軸方向に移動する。そして、離間部材が、ドラムユニットのフレームに接触することにより、ドラムユニットに対して現像カートリッジが、離間方向に移動する。その結果、感光体ドラムから現像ローラを離間させることができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2019-179128号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
上記の構造では、画像形成装置が離間シャフトを押圧するときに、離間シャフトが撓んだ場合、感光体ドラムから現像ローラを離間させることが困難となる。そこで、離間シャフトの撓みを抑制するために、筐体に、離間シャフトの一部を覆うリブを設けることが考えられる。しかしながら、筐体のフレームに、離間シャフトの一部を覆うリブを設けると、フレームの成型が困難となる。
【0007】
本開示の目的は、離間シャフトを覆うリブを有する筐体を、容易に製造するための技術を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
第1開示は、トナーを収容可能な筐体と、第1方向に延びる現像軸について回転可能な現像ローラであって、前記第1方向に交差する第2方向における前記筐体の一端部に位置する現像ローラと、前記筐体に対して前記第1方向に移動可能な離間シャフトと、を備え、前記筐体は、前記第1方向および前記第2方向に広がる外表面を有し、前記外表面は、前記第1方向に延び、前記離間シャフトが配置される第1溝であって、前記第2方向における第1縁と、前記第1縁から前記第2方向に離れた第2縁と、を有する第1溝と、前記第1縁から前記離間シャフトへ向けて前記第2方向に延び、前記離間シャフトの一部を覆うリブと、前記第1方向において前記リブと同じ位置に位置する部分を含む第2溝であって、前記第2縁から前記第2方向において前記リブから離れる向きに延びる第2溝と、を有することを特徴とする。
【0009】
第2開示は、第1開示の現像カートリッジであって、前記第2溝は、前記筐体の製造時において、前記リブを成型するための金型としてのスライドコアを前記第2方向に開く際に前記スライドコアが通過することを特徴とする。
【0010】
第3開示は、第1開示または第2開示の現像カートリッジであって、前記第1方向における前記第2溝の幅は、前記第1方向における前記リブの幅よりも大きいことを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する
Flag Counter

関連特許

個人
表示装置
15日前
個人
露光裕度拡大方法
2か月前
株式会社シグマ
レンズフード
1か月前
株式会社シグマ
フードキャップ
15日前
キヤノン株式会社
撮像装置
2か月前
キヤノン株式会社
光学機器
22日前
キヤノン株式会社
電子機器
2か月前
キヤノン株式会社
撮像装置
1か月前
ブラザー工業株式会社
画像形成装置
2か月前
ブラザー工業株式会社
画像形成装置
2か月前
ブラザー工業株式会社
画像形成装置
2か月前
株式会社リコー
画像形成装置
2か月前
株式会社リコー
画像形成装置
15日前
株式会社リコー
画像形成装置
10日前
株式会社リコー
画像形成装置
9日前
株式会社リコー
画像形成装置
1か月前
株式会社リコー
現像装置
2か月前
シャープ株式会社
画像形成装置
2か月前
キヤノン株式会社
画像形成装置
3日前
国立大学法人広島大学
撮像装置
9日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
8日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
2か月前
キヤノン株式会社
画像形成装置
1か月前
三洋化成工業株式会社
トナーバインダー
8日前
沖電気工業株式会社
画像形成装置
2か月前
沖電気工業株式会社
画像形成装置
22日前
個人
水中及び水上の同時撮影用具
1か月前
キヤノン株式会社
定着装置
3日前
ブラザー工業株式会社
プロセスユニット
2か月前
沖電気工業株式会社
画像形成装置
2日前
三洋化成工業株式会社
トナーバインダー
22日前
ブラザー工業株式会社
プロセスユニット
2か月前
ブラザー工業株式会社
ドラムユニット
3日前
株式会社14才
吊り下げ用ストラップ
1か月前
キヤノン株式会社
画像形成装置
2か月前
ブラザー工業株式会社
ドラムユニット
15日前
続きを見る