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公開番号
2024177507
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-19
出願番号
2024176290,2023126698
出願日
2024-10-08,2019-03-08
発明の名称
画像形成装置
出願人
ブラザー工業株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
G03G
21/16 20060101AFI20241212BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約
【課題】1つの動作によって、感光ドラムを中間転写ベルトに接触させた後に、現像ローラを感光ドラムに向けて移動させることができる画像形成装置を提供する。
【解決手段】画像形成装置は、本体筐体と、カバーと、ドラムユニット(ドラムカートリッジ40)と、現像ユニット(現像カートリッジ50)と、中間転写ベルト63とを備える。カバーの開位置から閉位置への移動に連動して、感光ドラム、中間転写ベルト63および現像ローラは、感光ドラムが中間転写ベルト63から離間し、現像ローラが感光ドラムから離間する第1状態と、感光ドラムが中間転写ベルト63と接触し、現像ローラが感光ドラムから離間する第2状態と、感光ドラムが中間転写ベルト63と接触し、現像ローラが第1状態よりも感光ドラムに近づいた第3状態をとる。
【選択図】図6
特許請求の範囲
【請求項1】
開口を有する本体筐体と、
前記開口を開く開位置と前記開口を閉じる閉位置との間を移動可能なカバーと、
第1方向に延びる第1軸について回転可能な感光ドラムを有するドラムユニットと、
前記第1方向に延びる第2軸について回転可能な現像ローラを有する現像ユニットと、
前記ドラムユニットおよび前記現像ユニットの上方に位置する中間転写ベルトと、を備え、
前記カバーの前記開位置から前記閉位置への移動に連動して、前記感光ドラム、前記中間転写ベルトおよび前記現像ローラは、
前記感光ドラムが、前記中間転写ベルトから離間し、前記現像ローラが、前記感光ドラムから離間する第1状態と、
前記感光ドラムが、前記中間転写ベルトと接触し、前記現像ローラが、前記感光ドラムから離間する第2状態と、
前記感光ドラムが、前記中間転写ベルトと接触し、前記現像ローラが、前記第1状態よりも前記感光ドラムに近づいた第3状態をとることを特徴とする画像形成装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、本体筐体に着脱可能なドラムカートリッジおよび現像カートリッジを備える画像形成装置に関する。
続きを表示(約 2,400 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、本体筐体にドラムカートリッジおよび現像カートリッジを個別に着脱可能な画像形成装置が知られている(特許文献1参照)。この技術では、ドラムカートリッジおよび現像カートリッジは、感光ドラムの軸方向に着脱可能となっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-77459号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に開示された構成では、ドラムカートリッジを画像形成装置の本体筐体に装着する際に、感光ドラムが中間転写ベルトと接触してしまい、感光ドラムおよび中間転写ベルトが損傷してしまうことを抑制するために、ドラムカートリッジを本体筐体に装着する際には、感光ドラムは、中間転写ベルトと離間している。そして、ドラムカートリッジが本体筐体に装着された状態において、カバーを開位置から閉位置に移動すると、ドラムカートリッジが中間転写ベルトに対して移動し、感光ドラムが中間転写ベルトと接触する。
また、現像カートリッジを本体筐体に装着する際に、現像ローラと感光ドラムが接触してしまい、現像ローラおよび感光ドラムが損傷してしまうことを抑制するために、現像カートリッジを本体筐体に装着する際には、現像ローラは、感光ドラムから離間している。そして、ドラムカートリッジおよび現像カートリッジが本体筐体に装着された状態において、ユーザがカバーを開位置から閉位置に移動させた後に、本体筐体内のモータおよびカムが現像カートリッジをドラムカートリッジに対して移動させ、現像ローラが感光ドラムと接触する。
【0005】
そのため、画像形成装置が画像形成動作を開始するまでに、ユーザがカバーを開位置から閉位置に位置させて、ドラムカートリッジを中間転写ベルトに対して移動させ、感光ドラムを中間転写ベルトに接触させる第1動作と、ユーザがカバーを開位置から閉位置に位置させた後に、モータおよびカムが現像カートリッジを感光ドラムに対して移動させる第2動作の2つの動作が必要であった。
【0006】
本開示は、モータを使用することなく、ユーザがカバーを開位置から閉位置に位置させる1つの動作によって、ドラムカートリッジを中間転写ベルトに対して移動させ、感光ドラムを中間転写ベルトに接触させた後に、現像カートリッジをドラムカートリッジに対して移動させることができる画像形成装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
前記課題を解決するため、本開示に係る画像形成装置は、開口を有する本体筐体と、前記開口を開く開位置と前記開口を閉じる閉位置との間を移動可能なカバーと、ドラムカートリッジと、現像カートリッジと、中間転写ベルトと、移動カムとを備える。
ドラムカートリッジは、第1方向に延びる第1軸について回転可能な感光ドラムを有し、前記第1方向に前記本体筐体に着脱可能である。
現像カートリッジは、前記第1方向に延びる第2軸について回転可能な現像ローラを有し、前記第1方向に前記本体筐体に着脱可能である。
中間転写ベルトは、前記ドラムカートリッジおよび前記現像カートリッジが前記本体筐体に装着された状態において、前記ドラムカートリッジおよび前記現像カートリッジの上方に位置する。
移動カムは、前記ドラムカートリッジおよび前記現像カートリッジが前記本体筐体に装着された状態において、前記ドラムカートリッジおよび前記現像カートリッジの下方に位置する。そして、前記カバーが前記開位置に位置するとき第1位置に位置し、前記カバーが前記開位置から前記閉位置に移動する間に第2位置に位置し、前記カバーが前記閉位置に位置するとき第3位置に位置する。
前記移動カムが前記第1位置に位置するとき、前記感光ドラムが、前記中間転写ベルトから離間し、前記現像ローラが、前記感光ドラムから離間する。
前記移動カムが前記第2位置に位置するとき、前記感光ドラムが、前記中間転写ベルトと接触し、前記現像ローラが、前記感光ドラムから離間する。
そして、前記移動カムが前記第3位置に位置するとき、前記感光ドラムが、前記中間転写ベルトと接触し、前記現像ローラが、前記感光ドラムと接触する。
【0008】
この構成によれば、中間転写ベルトに対するドラムカートリッジの移動による中間転写ベルトと感光ドラムとの接触と、ドラムカートリッジに対する現像カートリッジの移動による感光ドラムと現像ローラとの接触を、モータを使用することなく、ユーザがカバーを開位置から閉位置に位置させる1つの動作によって実現することができる。
【0009】
前記した画像形成装置において、前記ドラムカートリッジは、前記ドラムカートリッジおよび前記現像カートリッジが前記本体筐体に装着された状態において、前記第1方向と交差する第2方向において前記現像カートリッジと並ぶように構成してもよい。
また、前記した画像形成装置において、前記移動カムは、前記カバーの前記開位置から前記閉位置への移動に伴い、前記第1方向に移動可能となるように構成してもよい。
【0010】
前記した画像形成装置において、前記本体筐体は、第1リフトと第2リフトを備え、前記第1リフトは、前記移動カムと係合して、前記ドラムカートリッジを上方に移動させ、前記第2リフトは、前記移動カムと係合して、前記現像カートリッジを上方に移動させるように構成してもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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