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公開番号2024176956
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-12-19
出願番号2023095863
出願日2023-06-09
発明の名称監視カメラ
出願人i-PRO株式会社
代理人弁理士法人栄光事務所
主分類H04N 23/57 20230101AFI20241212BHJP(電気通信技術)
要約【課題】広角レンズと狭角レンズがドームカバーに接触することを防ぐ。
【解決手段】監視カメラは、第1赤外光を照射する第1赤外照射部と、第1赤外光より狭い照射角度を有する第2赤外光を照射する第2赤外照射部と、第1赤外光及び第2赤外光の少なくとも一方の照射領域からの光が入射する撮像レンズを有し、チルト軸回りで回転自在なカメラ部本体と、カメラ部本体を覆うドームカバーと、を備える。第1赤外照射部は、第1赤外光の第1光源と、第1光源を載置する第1台座と、を有し、第2赤外照射部は、第2赤外光の第2光源と、第2光源を載置する第2台座と、を有し、カメラ部本体を左右方向から挟むように設けられた第1光源と第2光源との配置が上下方向で異なる。
【選択図】図8A
特許請求の範囲【請求項1】
第1赤外光を照射する第1赤外照射部と、
前記第1赤外光より狭い照射角度を有する第2赤外光を照射する第2赤外照射部と、
前記第1赤外光及び前記第2赤外光の少なくとも一方の照射領域からの光が入射する撮像レンズを有し、カメラ部本体と、前記カメラ部本体を覆うドームカバーと、を備え、
前記第1赤外照射部は、前記第1赤外光の第1光源と、前記第1光源を載置する第1台座と、を有し、
前記第2赤外照射部は、前記第2赤外光の第2光源と、前記第2光源を載置する第2台座と、を有し、
前記カメラ部本体の側面に隣接して設けられた、前記第1光源と前記第2光源との配置が上下方向で異なる、
監視カメラ。
続きを表示(約 970 文字)【請求項2】
前記第1台座と前記第2台座との配置が上下方向で異なる、
請求項1に記載の監視カメラ。
【請求項3】
前記第1光源は、前記第2光源よりも前記ドームカバー側に配置される、
請求項1に記載の監視カメラ。
【請求項4】
前記第1台座に、前記第1光源からの光を広角に出射する広角レンズが配置され、
前記第1台座よりも前記ドームカバー側にある前記第2台座に、前記第2光源からの光を前記広角レンズより狭角に出射する狭角レンズが配置される、
請求項2に記載の監視カメラ。
【請求項5】
前記広角レンズと前記第1光源との間の距離は、前記狭角レンズと前記第2光源との間の距離よりも短い、
請求項4に記載の監視カメラ。
【請求項6】
前記狭角レンズの頂点位置は、前記広角レンズの頂点位置よりも前記ドームカバーに近い、
請求項4に記載の監視カメラ。
【請求項7】
前記第1台座に3つの光源、前記第2台座に3つの光源がそれぞれ配置され、
前記第1台座には、前記3つの光源のうち2つの前記第1光源及び前記第1光源に応じた2つの前記広角レンズと、前記3つの光源のうち残り1つの光源及び前記残り1つの光源に応じた1つの中間レンズと、が配置され、
前記第2台座には、前記3つの光源のうち2つの前記第2光源及び前記第2光源に応じた2つの前記狭角レンズと、前記3つの光源のうち残り1つの光源及び前記残り1つの光源に応じた1つの中間レンズと、が配置される、
請求項4に記載の監視カメラ。
【請求項8】
一端側において前記第2台座を形成し、前記第2台座を前記カメラ部本体に当接して固定する狭角側金具、を更に備える、
請求項7に記載の監視カメラ。
【請求項9】
一端側において前記第1台座を形成し、中間部材を介在させて前記第1台座を前記カメラ部本体に固定する広角側金具、を更に備える、
請求項8に記載の監視カメラ。
【請求項10】
前記第1光源と前記第2光源とは、前記カメラ部本体を左右方向から挟むように設けられる、
請求項1に記載の監視カメラ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、監視カメラに関する。
続きを表示(約 2,500 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、車内監視用の低照度環境下において、強い発光強度の照明下で高い視認性が得られる撮像箇所について、低い消費電力で高い視認性を得る低照度対応カメラが開示されている。この低照度対応カメラは、広角レンズ、カメラユニット、広角LED及び狭角LEDを有する照明ユニット、を備える。照明ユニットの広角LED及び狭角LEDは、いずれも同じ発光強度を有するが、それぞれの光出射面に配置される出射レンズが異なる。そのため、出射角が広い出射レンズが用いられる広角LEDは、出射強度が低く照射距離が短い。一方、出射角が狭い出射レンズが用いられる狭角LEDは、出射強度が高く照射距離が長い。この低照度対応カメラにおいて、広角LEDと狭角LEDが広角レンズに対して左右方向に並ぶように配置した構造が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2012-5054号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、撮像ユニットおよび出射レンズをカメラ筐体およびドームカバーで覆った屋外用の監視カメラでもカメラ筐体内の撮像ユニットを挟んで配置した台座の一方に広角レンズ、他方に狭角レンズを設ける場合がある。しかし、広角レンズと狭角レンズでは高さ、大きさが異なるため、撮像ユニットに対して同じ高さになっている台座に広角レンズと狭角レンズを配置するとドームカバーに広角レンズや狭角レンズが干渉する可能性があった。
【0005】
本開示は、上述した従来の事情に鑑みて案出され、ドームカバーと広角レンズや狭角レンズの干渉を防止できる監視カメラを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示は、第1赤外光を照射する第1赤外照射部と、前記第1赤外光より狭い照射角度を有する第2赤外光を照射する第2赤外照射部と、前記第1赤外光及び前記第2赤外光の少なくとも一方の照射領域からの光が入射する撮像レンズを有し、カメラ部本体と、前記カメラ部本体を覆うドームカバーと、を備え、前記第1赤外照射部は、前記第1赤外光の第1光源と、前記第1光源を載置する第1台座と、を有し、前記第2赤外照射部は、前記第2赤外光の第2光源と、前記第2光源を載置する第2台座と、を有し、前記カメラ部本体を左右方向から挟む、前記第1光源と前記第2光源との配置が上下方向で異なる、監視カメラを提供する。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、ドームカバーと広角レンズや狭角レンズの干渉を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施の形態1に係る監視カメラの外観正面図
カメラ本体の斜視図
図2に示したカメラ部本体の下面図
各台座における各レンズの配置を説明する模式図
レンズ配置の変形例を表す模式図
図3に示したカメラ部本体の正面図
左右の台座位置の差異を表した模式図
図3のA-A断面の一例を示す図
図3のA-A断面の他の一例を示す図
広角側金具と狭角側金具の取り付けられたカメラユニット本体を正面側から見た斜視図
広角側金具と狭角側金具の取り付けられたカメラユニット本体を後側から見た斜視図
狭角側金具の取り付けられたカメラユニット本体を右側から見た側面図
狭角側金具の右側面を斜め後方より見た斜視図
狭角側金具の正面を斜め下前方より見た斜視図
図11に示すB部を下方にずらした視点で見た拡大図
図14のC-C断面図
図11のD-D断面図
図11のE-E断面図
広角側金具の取り付けられたカメラユニット本体を左側から見た側面図
広角側金具の左側面を斜め後方より見た斜視図
広角側金具の正面を斜め下前方より見た斜視図
図18に示したG-G断面図
左右のLED台座に広角レンズと狭角レンズとがシンメトリーに配置された比較例1に係る構成を正面から見た模式図
左右のLED台座に広角レンズと狭角レンズと中間レンズとがシンメトリーに配置された比較例2に係る構成を下側より見た模式図
1つのLED台座に広角レンズと狭角レンズと中間レンズとがシンメトリーに配置された比較例3に係る構成を下側から見た模式図
レンズ配置の更なる変形例を表す模式図
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、適宜図面を参照しながら、本開示に係る監視カメラを具体的に開示した実施の形態を詳細に説明する。但し、必要以上に詳細な説明は省略する場合がある。例えば、既によく知られた事項の詳細説明や実質的に同一の構成に対する重複説明を同一の符号を付与することで省略する場合がある。これは、以下の説明が不必要に冗長になるのを避け、当業者の理解を容易にするためである。なお、添付図面および以下の説明は、当業者が本開示を十分に理解するために提供されるのであって、これらにより特許請求の範囲に記載の主題を限定することは意図されていない。
【0010】
図1は、実施の形態1に係る監視カメラ11の外観正面図である。監視カメラ11は、支持パイプ13等に固定されるブラケット15と、カメラ部本体33(図2参照)を備えてブラケット15に吊り下げられて支持されるメイン筐体17と、を有する。メイン筐体17は、ブラケット15に吊り下げられた状態で固定される回転台座19と、回転台座19に対して回転自在となって吊り下げられた状態で支持されるカメラ筐体21と、を有する。カメラ筐体21は、回転台座19に対してパン軸23を中心に回転自在に支持される。パン軸23は、鉛直方向に沿う仮想軸線である。
(【0011】以降は省略されています)

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