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公開番号
2024176879
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-19
出願番号
2023095726
出願日
2023-06-09
発明の名称
枠組足場構造及び枠組足場構造の施工方法
出願人
株式会社大林組
代理人
個人
,
個人
主分類
E04G
1/14 20060101AFI20241212BHJP(建築物)
要約
【課題】高層の足場を構築するための枠組足場構造及び枠組足場構造の施工方法を提供する。
【解決手段】高層ビル10の外側に設けられる枠組足場構造20は、上部21、下部22及び切替部25を有する。上部21は、第1幅L1の第1建枠31を有する複数の第1枠組足場30で構成される。下部22は、第1幅L1よりも狭い第2幅L2の第2建枠41を有し、第1枠組足場30の下方に配置される複数の第2枠組足場40で構成される。切替部25は、第1建枠31の脚柱31aの荷重を、複数の第2建枠41の脚柱41aに分散して支持させる。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
建築物の外側に設けられて、複数の枠組足場を連結して構成される枠組足場構造であって、
第1幅の第1建枠を有する複数の第1枠組足場と、
前記第1幅よりも狭い第2幅の第2建枠を有し、前記第1枠組足場の下方に配置される複数の第2枠組足場と、
前記第1枠組足場の前記第1建枠の脚柱の荷重を、前記第2枠組足場の複数の前記第2建枠の脚柱に分散して支持させる切替部と、を備えたことを特徴とする枠組足場構造。
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【請求項2】
前記切替部は、
前記第1建枠の脚柱の最下部に連結され、下方が開口した受け部を有する第1把持部材と、
前記第2建枠の脚柱の最上部に連結され、上方が開口した受け部を有する第2把持部材と、
前記第1及び第2把持部材にそれぞれ挿通する長尺物の第1及び第2伝達部材と、
前記第1伝達部材と前記第2伝達部材とに当接し、前記第1伝達部材から伝達される荷重に対応する位置に配置される伝達板と、を備えていることを特徴とする請求項1に記載の枠組足場構造。
【請求項3】
前記第1把持部材と前記第1伝達部材とを固定する第1固定部材と、
前記第2把持部材と前記第2伝達部材とを固定する第2固定部材と、を更に備え、
前記第1固定部材及び前記第2固定部材の少なくとも一方は、前記第1及び第2伝達部材と前記第1及び第2把持部材との間に配置される桟木であることを特徴とする請求項2に記載の枠組足場構造。
【請求項4】
建築物の外側に設けられて、複数の枠組足場を連結して構成される枠組足場構造の施工方法であって、
前記枠組足場構造は、第1幅の第1建枠を有する複数の第1枠組足場と、前記第1幅よりも狭い第2幅の第2建枠を有し、前記第1枠組足場の下方に配置される複数の第2枠組足場と、前記第1枠組足場の前記第1建枠の脚柱の荷重を、前記第2枠組足場の複数の前記第2建枠の脚柱に分散して支持させる切替部と、を備え、
前記切替部は、前記第1建枠の脚柱の最下部に連結され、下方が開口した受け部を有する第1把持部材と、前記第2建枠の脚柱の最上部に連結され、上方が開口した受け部を有する第2把持部材と、前記第1及び第2把持部材にそれぞれ挿通する長尺物の第1及び第2伝達部材と、前記第1伝達部材と前記第2伝達部材とに当接し、前記第1伝達部材から伝達される荷重に対応する位置に配置される伝達板と、を備え、
前記複数の第2枠組足場を組み立てた後、前記第2枠組足場の脚柱の最上部に、前記第2把持部材を連結し、
前記第2把持部材内に、前記第2伝達部材を配置し、
前記第2伝達部材の上に、前記伝達板を介して、前記第1伝達部材を配置し、
前記第1伝達部材を把持する前記第1把持部材を配置し、
前記第1把持部材に、前記第1建枠の脚柱を連結することを特徴とする枠組足場構造の施工方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、高層ビルディング等の建築物の外側に設けられる枠組足場構造及び枠組足場構造の施工方法に関する。
続きを表示(約 2,400 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、アスベスト等の有害物質を含む建材が外壁等に使用されている高層ビルの解体においては、この建材を取り外す等の作業が必要である。この場合、建物の中間部に、建物から外側へと延在する水平部材を設けた後、この水平部材の上に枠組足場を組み立てる技術が検討されている(例えば、特許文献1参照。)。この文献に記載の技術においては、水平部材である主桁と、主桁の上面に敷設された覆工板と、覆工板の端部に沿って主桁の上面に敷設された地覆材と、地覆材に取り付けられて主桁の側方に張り出す仮設足場ユニットとを備える仮桟橋が記載されている。仮設足場ユニットは、地覆材の長手方向に沿ってスライド可能な複数のブラケットと、複数のブラケット上に敷設された足場板と、複数のブラケットの先端部に横架された手すりとを有している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2016-50397号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1では、水平部材を用いることにより、通路を確保した仮設足場ユニットを構築している。しかしながら、建物の構造によっては、足場を設置する階層において、建物に水平部材を設けることが難しいことがある。この場合には、地上から枠組足場を組み立てる必要がある。しかし、足場の荷重を考慮すると、組み立て可能な枠組足場の高さには制限がある。このため、所望の高さまで枠組足場を設置できないことがあった。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記課題を解決する壁枠組足場構造は、建築物の外側に設けられて、複数の枠組足場を連結して構成される枠組足場構造であって、第1幅の第1建枠を有する複数の第1枠組足場と、前記第1幅よりも狭い第2幅の第2建枠を有し、前記第1枠組足場の下方に配置される複数の第2枠組足場と、前記第1枠組足場の前記第1建枠の脚柱の荷重を、前記第2枠組足場の複数の前記第2建枠の脚柱に分散して支持させる切替部と、を備える。
【0006】
上記課題を解決する壁枠組足場構造の施工方法は、建築物の外側に設けられて、複数の枠組足場を連結して構成される枠組足場構造の施工方法であって、前記枠組足場構造は、第1幅の第1建枠を有する複数の第1枠組足場と、前記第1幅よりも狭い第2幅の第2建枠を有し、前記第1枠組足場の下方に配置される複数の第2枠組足場と、前記第1枠組足場の前記第1建枠の脚柱の荷重を、前記第2枠組足場の複数の前記第2建枠の脚柱に分散して支持させる切替部と、を備え、前記切替部は、前記第1建枠の脚柱の最下部に連結され、下方が開口した受け部を有する第1把持部材と、前記第2建枠の脚柱の最上部に連結され、上方が開口した受け部を有する第2把持部材と、前記第1及び第2把持部材にそれぞれ挿通する長尺物の第1及び第2伝達部材と、前記第1伝達部材と前記第2伝達部材とに当接し、前記第1伝達部材から伝達される荷重に対応する位置に配置される伝達板と、を備え、前記複数の第2枠組足場を組み立てた後、前記第2枠組足場の脚柱の最上部に、前記第2把持部材を連結し、前記第2把持部材内に、前記第2伝達部材を配置し、前記第2伝達部材の上に、前記伝達板を介して、前記第1伝達部材を配置し、前記第1伝達部材を把持する前記第1把持部材を配置し、前記第1把持部材に、前記第1建枠の脚柱を連結する。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、高層の足場を構築することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施形態における建築物の周囲に配置した枠組足場構造の全体を説明する正面図である。
実施形態における枠組足場構造の切替部を説明する正面図である。
実施形態における枠組足場構造の切替部の要部を説明する説明図である。
実施形態における枠組足場構造の要部の断面図であって、(a)は図3における4a-4a線方向、(b)は図3における4b-4b線方向からの断面図である。
実施形態における枠組足場構造の施工方法の手順を説明する流れ図である。
実施形態における枠組足場構造の施工方法を説明する説明図である。
実施形態における枠組足場構造の施工方法を説明する説明図である。
実施形態における枠組足場構造の施工方法を説明する説明図である。
実施形態における枠組足場構造の施工方法を説明する説明図である。
実施形態における枠組足場構造の施工方法を説明する説明図である。
実施形態における枠組足場構造の施工方法を説明する説明図である。
実施形態における枠組足場構造の施工方法における要部の拡大図である。
実施形態における枠組足場構造の施工方法を説明する説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図1~図13を用いて、枠組足場構造及び枠組足場構造の施工方法を具体化した一実施形態を説明する。本実施形態では、建築物としての高層ビルの周囲を囲む枠組足場構造として説明する。この枠組足場構造は、設置面である地上から枠組足場を組み上げることにより、地上に立設される。
【0010】
図1に示すように、本実施形態において高層ビル10の外周には、高層ビル10を取り囲むように枠組足場構造20が設けられている。枠組足場構造20は、複数の第1枠組足場30で構成される上部21と、複数の第2枠組足場で構成される下部22と、これらの間に設けられている切替部25とを有する。
(【0011】以降は省略されています)
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