TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2024176672
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-12-19
出願番号2023095403
出願日2023-06-09
発明の名称ウルトラファインバブル液の収容構造、及びウルトラファイバブル液の収容方法
出願人日本特殊陶業株式会社
代理人弁理士法人暁合同特許事務所
主分類B65D 83/14 20060101AFI20241212BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】気泡の濃度の減少を抑制できるウルトラファインバブル液の収容構造を提供する。
【解決手段】直径がナノメートルオーダーとされる気泡を含むウルトラファインバブル液Uと、ウルトラファインバブル液Uを内側に収容する第1収容部60と、第1収容部60の外側面61Bにおける相対湿度を、52%以上となるように調整する湿度調整部90と、を備える、ウルトラファインバブル液Uの収容構造100。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
直径がナノメートルオーダーとされる気泡を含むウルトラファインバブル液と、
前記ウルトラファインバブル液を内側に収容する第1収容部と、
前記第1収容部の外側面における相対湿度を、52%以上となるように調整する湿度調整部と、を備える、ウルトラファインバブル液の収容構造。
続きを表示(約 660 文字)【請求項2】
前記第1収容部を内側に収容する第2収容部を備え、
前記第1収容部の前記外側面と前記第2収容部との間には、隙間が設けられている、請求項1に記載のウルトラファインバブル液の収容構造。
【請求項3】
前記湿度調整部は、前記隙間に配されている、請求項2に記載のウルトラファインバブル液の収容構造。
【請求項4】
前記湿度調整部は、前記第1収容部の前記外側面における相対湿度を、98%以下となるように調整する、請求項1または請求項2に記載のウルトラファインバブル液の収容構造。
【請求項5】
前記第1収容部の前記外側面における温度を、1度以上35度以下となるように調整する温度調整部を備える、請求項1または請求項2に記載のウルトラファインバブル液の収容構造。
【請求項6】
直径がナノメートルオーダーとされる気泡を含むウルトラファインバブル液を第1収容部の内側に収容し、
前記第1収容部の外側面における相対湿度を、52%以上となるように調整する、ウルトラファインバブル液の収容方法。
【請求項7】
前記第1収容部の前記外側面における相対湿度を、98%以下となるように調整する、請求項6に記載のウルトラファインバブル液の収容方法。
【請求項8】
前記第1収容部の前記外側面における温度を、1度以上35度以下となるように調整する、請求項6または請求項7に記載のウルトラファインバブル液の収容方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、ウルトラファインバブル液の収容構造、及びウルトラファイバブル液の収容方法に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
近年、直径がナノメートルオーダーとされる気泡(ウルトラファインバブル)を含む液体(ウルトラファインバブル液)が、多様な分野において注目されており、当該液体を生成する技術が提案されている。例えば、特許文献1には、微小気泡発生装置内に保持された多孔質アルミナからなる複数の気泡発生管に、ポンプにより圧送した液体を流し、その管外にガスボンベから送出された気体を送り込んで、管内に1μm以下の気泡が吹き込まれた液体を生成すること、が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017-170278号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
生成されたウルトラファインバブル液は、ウルトラファインバブルが消泡したり、複数のウルトラファインバブルが凝集したりすること等により、単位体積当たりのウルトラファインバブルの個数(気泡の濃度)が時間の経過とともに減少することがある。ウルトラファインバブル液において、期待される効果や効能を発揮することや、品質を担保するためには、気泡の濃度の減少を抑制することが望ましい。
【0005】
本開示は上記のような事情に基づいて完成された技術であって、気泡の濃度の減少を抑制できるウルトラファインバブル液の収容構造、及びウルトラファインバブル液の収容方法を提供することを目的の一つとする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示は、直径がナノメートルオーダーとされる気泡を含むウルトラファインバブル液と、前記ウルトラファインバブル液を内側に収容する第1収容部と、前記第1収容部の外側面における相対湿度を、52%以上となるように調整する湿度調整部と、を備える、ウルトラファインバブル液の収容構造である。
【0007】
また、本開示は、直径がナノメートルオーダーとされる気泡を含むウルトラファインバブル液を第1収容部の内側に収容し、前記第1収容部の外側面における相対湿度を、52%以上となるように調整する、ウルトラファインバブル液の収容方法である。
【発明の効果】
【0008】
本開示によれば、気泡の濃度の減少を抑制できるウルトラファインバブル液の収容構造、及びルトラファインバブル液の収容方法の提供が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実施形態1において、ウルトラファインバブル液の生成装置を示す説明図
ウルトラファインバブル液の収容構造を示す模式図
実施例9から11、及び比較例10において、経過日数に対する保持率を示すグラフ
実施形態2に係るウルトラファインバブル液の収容構造を示す斜視図
【発明を実施するための形態】
【0010】
最初に本開示の実施形態を列挙して説明する。
(1)本開示のウルトラファインバブル液の収容構造は、直径がナノメートルオーダーとされる気泡を含むウルトラファインバブル液と、前記ウルトラファインバブル液を内側に収容する第1収容部と、前記第1収容部の外側面における相対湿度を、52%以上となるように調整する湿度調整部と、を備える。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する
Flag Counter

関連特許

個人
3か月前
個人
包装体
3か月前
個人
ゴミ箱
2か月前
個人
収納用具
7か月前
個人
物品収納具
6か月前
個人
パウチ補助具
2か月前
個人
折り畳み水槽
3か月前
個人
閉塞装置
16日前
個人
開封用カッター
9か月前
個人
ダンボール宝箱
3か月前
個人
掃除楽々ゴミ箱
8か月前
個人
パウチ容器
10か月前
個人
圧縮収納袋
3か月前
個人
折りたたみコップ
9か月前
個人
チャック付き袋体
9か月前
個人
塗料容器用蓋
3か月前
株式会社イシダ
包装装置
3か月前
株式会社新弘
容器
2か月前
積水樹脂株式会社
接着剤
7か月前
積水樹脂株式会社
接着剤
2か月前
個人
粘着テープ剥がし具
8か月前
三甲株式会社
容器
6か月前
個人
チャック付き保存袋
8か月前
個人
粘着テープ剥がし具
4か月前
株式会社イシダ
箱詰装置
5か月前
個人
包装箱
15日前
三甲株式会社
容器
5か月前
個人
粘着テープ切断装置
5か月前
株式会社新弘
容器
2か月前
個人
伸縮するゴミ収納器
10か月前
株式会社シプソル
梱包装置
17日前
日東精工株式会社
検査装置
6か月前
三甲株式会社
トレー
7か月前
個人
装飾品展示台兼梱包箱
9か月前
個人
蓋付結束バンド
4か月前
株式会社デュプロ
包装装置
2か月前
続きを見る