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公開番号2024176448
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-12-19
出願番号2023094985
出願日2023-06-08
発明の名称搬送装置
出願人株式会社ダイフク
代理人弁理士法人 HARAKENZO WORLD PATENT & TRADEMARK
主分類B61B 13/00 20060101AFI20241212BHJP(鉄道)
要約【課題】搬送動作に伴う振動等に起因してカバーが破損するのを抑制することができる搬送装置を提供する。
【解決手段】搬送装置は、走行部と、走行部に懸下された本体部(100)と、本体部(100)を覆うとともに、当該本体部(100)に固定するための固定穴(CRA2)を有する後方カバー(CR)と、固定穴(CRA2)に連通可能な連通穴(HA2)が設けられた補強部材(H)と、を備える。後方カバー(CR)は、固定穴(CRA2)及び連通穴(HA2)を挿通したネジ(B2)によって補強部材(H)とともに本体部(100)に締結されている。補強部材(H)の端部(HT)は、後方カバー(CR)から離間している。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
軌道に沿って走行するための走行部と、
前記走行部に懸下された本体部と、
前記本体部を覆うとともに、当該本体部に固定するための固定穴を有するカバーと、を備えた搬送装置であって、
前記固定穴に連通可能な連通穴が設けられた補強部材を更に具備しており、
前記カバーは、前記固定穴及び前記連通穴を挿通した固定部材によって前記補強部材とともに前記本体部に締結されており、
前記補強部材の端部は、前記カバーから離間している、搬送装置。
続きを表示(約 240 文字)【請求項2】
前記補強部材は、細長の板状部材であり、
前記カバーと前記本体部との間に設けられている、請求項1に記載の搬送装置。
【請求項3】
前記補強部材の少なくとも一方の端部において、前記補強部材は最端部に向かうにつれて前記カバーから離間する屈曲形状をなしている、請求項2に記載の搬送装置。
【請求項4】
前記カバーと前記補強部材との間に設けられた接着剤層を、さらに備えている、請求項1から3のいずれか1項に記載の搬送装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、搬送装置に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
近年、工場や倉庫等において、無人搬送装置(物品搬送車)を利用した物品の自動搬送が実用化されている。また、このような搬送装置として、例えば、天井に敷設された軌道に沿って走行する天井搬送車が知られている。また、このような天井搬送車においては、その走行方向である、前後方向にカバーを設けることも開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017-088394号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
搬送装置において、搬送動作に伴う振動等に起因するカバーの破損対策については、改善の余地がある。
【0005】
本開示は、搬送動作に伴う振動等に起因してカバーが破損するのを抑制することができる搬送装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記の課題を解決するために、本開示の搬送装置は、軌道に沿って走行するための走行部と、前記走行部に懸下された本体部と、前記本体部を覆うとともに、当該本体部に固定するための固定穴を有するカバーと、を備えた搬送装置であって、前記固定穴に連通可能な連通穴が設けられた補強部材を更に具備しており、前記カバーは、前記固定穴及び前記連通穴を挿通した固定部材によって前記補強部材とともに前記本体部に締結されており、前記補強部材の端部は、前記カバーから離間している。
【発明の効果】
【0007】
本開示の一態様によれば、搬送動作に伴う振動等に起因してカバーが破損するのを抑制することができる搬送装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本開示の一実施形態に係る搬送装置の斜視図である。
上記搬送装置を備えた搬送システムの構成例の斜視図である。
図1に示した後方カバーを取り外した状態の上記搬送装置の斜視図である。
上記後方カバーの構成例の斜視図である。
図3に一点鎖線の円Xで囲んだ部分における、前方カバーの固定例を説明する図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
〔一実施形態〕
以下、本開示の一実施形態について、図1乃至図5を参照して詳細に説明する。まず、図1及び図2を用いて、本開示の一実施形態に係る搬送装置1と当該搬送装置1を備えた搬送システムSについて説明する。以下の説明では、図1の両矢印で示されるように、搬送装置1の上下方向、前後方向、及び左右方向を定義する。なお、図2に示すように、搬送システムSにおいては、搬送装置1は、前後方向のいずれか一方向に走行し得る。
【0010】
<搬送装置1及び搬送システムSの構成>
図1は、本開示の一実施形態に係る搬送装置1の斜視図である。図2は、上記搬送装置1を備えた搬送システムSの構成例の斜視図である。なお、図1では、図面の簡略化のために、軌道としての走行レール50の図示は省略している。
(【0011】以降は省略されています)

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