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公開番号2024175969
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-12-19
出願番号2023094119
出願日2023-06-07
発明の名称振動測定装置
出願人株式会社ダイフク
代理人弁理士法人R&C
主分類B65G 1/04 20060101AFI20241212BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】測定された振動の原因の分析を適切に行うための情報を出力することができる振動測定装置を提供する。
【解決手段】搬送車3に搭載される振動測定装置20が、搬送車3に搭載される振動測定装置20であって、振動を測定する振動測定部21と、搬送車3の位置を示す位置情報を取得する位置情報取得部22と、搬送車3の状態を示す搬送車状態情報を取得する状態情報取得部23と、振動測定部21による測定結果と搬送車状態情報と位置情報とを相互に関連付けて記録する記録部24と、記録部24に記録された情報を出力する出力部25とを備える。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
搬送車に搭載される振動測定装置であって、
振動を測定する振動測定部と、
前記搬送車の位置を示す位置情報を取得する位置情報取得部と、
前記搬送車の状態を示す搬送車状態情報を取得する状態情報取得部と、
前記振動測定部による測定結果と前記搬送車状態情報と前記位置情報とを相互に関連付けて記録する記録部と、
前記記録部に記録された情報を出力する出力部と、を備える、振動測定装置。
続きを表示(約 460 文字)【請求項2】
前記搬送車状態情報は、前記搬送車の走行速度、前記搬送車の加速状態、前記搬送車が備える走行機構の動作状態、及び、前記搬送車が備えるセンサの検知状態、の少なくとも1つを含む、請求項1に記載の振動測定装置。
【請求項3】
前記振動測定部は、前記搬送車が搬送する容器に収容されている、請求項1又は2に記載の振動測定装置。
【請求項4】
前記容器は、前記搬送車が当該容器に収容して搬送する物品としての板状部材が挿入されるスロットを複数備え、
互いに異なる前記スロットに挿入される第1支持部材及び第2支持部材を備え、
前記振動測定部は、振動センサ、及び、前記振動センサによる前記測定結果を送信する送信機を備えると共に、前記第1支持部材に支持され、
前記記録部は、前記送信機から前記測定結果を受信する受信機、及び、前記受信機により受信した前記測定結果を記憶する記憶装置を備えると共に、前記第2支持部材に支持されている、請求項3に記載の振動測定装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、搬送車に搭載される振動測定装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
このような振動測定装置の一例が、下記の特許文献1(特開2008-181245号公報)に開示されている。以下、この背景技術の説明では、特許文献1における符号及び名称を括弧内に引用する。
【0003】
特許文献1の振動測定装置(振動測定器21)は、走行経路(走行レール2)に沿って走行する搬送車(無人搬送車10)に搭載される。また、この搬送車(10)には、現在の走行位置を検出する走行位置検出センサー(22)も搭載され、搬送車(10)は、所定値以上の振動値が検出される走行位置を後続の搬送車(10)に通信する。そして、搬送車(10)は、先行の搬送車(10)から所定値以上の振動値が検出される走行位置の通信があった場合には、その位置を走行する時に走行速度を減速させる制御を行う。また、搬送車(10)は、自車の振動検出器(21)によって所定値以上の振動値が検出された場合にも、自車の走行速度を減速させる制御を行う。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2008-181245号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1には、搬送車(10)に振動測定装置(21)及び走行位置検出センサー(22)を搭載することで、例えば走行レールの損傷のように突発的な事態があったときでも、搬送車(10)1台が通過すればその異常が確認できるため、振動による被害の拡大を防ぐことができると記載されている。
【0006】
しかしながら、振動測定装置が搬送車に搭載されている場合、搬送車の加速及び減速などの搬送車の状態の影響を受けて搬送車の振動が大きくなっている場合もある。そのため、1台の搬送車で大きな振動が測定されたとしても、その振動が走行レールなどの走行経路の不具合によって発生しているとは断言できない。
【0007】
そこで、測定された振動の原因の分析を適切に行うことができるようにすることが求められる。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記に鑑みた、振動測定装置の特徴構成は、搬送車に搭載される振動測定装置であって、振動を測定する振動測定部と、前記搬送車の位置を示す位置情報を取得する位置情報取得部と、前記搬送車の状態を示す搬送車状態情報を取得する状態情報取得部と、前記振動測定部による測定結果と前記搬送車状態情報と前記位置情報とを相互に関連付けて記録する記録部と、前記記録部に記録された情報を出力する出力部とを備える点にある。
【0009】
本構成によれば、搬送車が走行した走行経路の各位置で測定した振動とその位置での搬送車の状態とを示す情報を取得できる。その結果、それらの情報の出力を受けたユーザは、振動が搬送車の走行経路のいずれの位置において大きくなるのか、及び、その際に搬送車がどのような状態であるのかといった情報を適切に把握できる。すなわち、本構成に係る振動測定装置によれば、測定された振動の原因の分析を適切に行うための情報を出力することができる。
【0010】
振動測定装置の更なる特徴と利点は、図面を参照して説明する実施形態についての以下
の記載から明確となる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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