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公開番号2024172382
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-12-12
出願番号2023090059
出願日2023-05-31
発明の名称監視装置
出願人株式会社ダイフク
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類B65G 43/02 20060101AFI20241205BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】より簡素な構成を備えた監視装置を提供する。
【課題手段】本発明の監視装置は、例えば、複数の巻回部材間に掛け渡されて転動する無端状のベルトの転動に伴って生じた摩擦による発熱を当該ベルトの転動とともに移動することなく検出する検出部と、前記検出部による検出信号に基づいて所定の処理を実行する処理実行部と、を備える。検出部は、ベルトの幅方向の端縁と、当該端縁と幅方向に面した静止部材との間の摩擦による発熱を検出するセンサを含んでもよい。また、静止部材は、ベルトが間に位置するように幅方向に並ぶ二つの部材を含み、検出部は、二つの部材のそれぞれと端縁との摩擦による発熱を検出する二つのセンサを含んでもよい。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
複数の巻回部材間に掛け渡されて転動する無端状のベルトの転動に伴って生じた摩擦による発熱を当該ベルトの転動とともに移動することなく検出する検出部と、
前記検出部による検出信号に基づいて所定の処理を実行する処理実行部と、
を備えた、監視装置。
続きを表示(約 840 文字)【請求項2】
前記検出部は、前記ベルトの幅方向の端縁と、当該端縁と前記幅方向に面した静止部材との間の摩擦による発熱を検出するセンサを含む、請求項1に記載の監視装置。
【請求項3】
前記静止部材は、前記ベルトに対して前記幅方向の両側に配置された二つの部材を含み、
前記検出部は、前記二つの部材のそれぞれと前記端縁との摩擦による発熱を検出する二つのセンサを含む、請求項2に記載の監視装置。
【請求項4】
前記検出部は、前記ベルトの前記複数の巻回部材間での移動方向または当該移動方向の反対方向の端部と、当該端部の前記端縁と前記静止部材と、の摩擦による発熱を検出するセンサを含む、請求項2に記載の監視装置。
【請求項5】
前記静止部材は、熱伝導性を有した材料で作られ、
前記検出部は、前記静止部材に取り付けられたセンサを含む、請求項2に記載の監視装置。
【請求項6】
前記検出部は、前記静止部材の前記ベルトから離れた部位に取り付けられたセンサを含む、請求項5に記載の監視装置。
【請求項7】
前記検出部は、前記静止部材を介して前記ベルトとは反対側となる位置で当該静止部材に取り付けられたセンサを含む、請求項5に記載の監視装置。
【請求項8】
前記検出部は、温度センサを含み、
前記処理実行部は、所定のリファレンス温度と前記温度センサによって検出された温度との差に応じて所定の処理を実行する、請求項1に記載の監視装置。
【請求項9】
前記リファレンス温度は、前記ベルトの摩擦による発熱部位と熱的に接続されない位置の温度である、請求項8に記載の監視装置。
【請求項10】
前記リファレンス温度は、前記ベルトの転動開始前に前記温度センサによって検出された温度である、請求項8に記載の監視装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、監視装置に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
従来、温度センサを有したICタグをコンベヤベルトに埋設し、温度センサによって検出した温度のデータを当該ICタグを介して無線で取得することによりコンベヤベルトの内部の温度をモニタリングするシステムが、知られている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-20807号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1のシステムでは、コンベヤベルトに温度センサ付きのICタグが埋設される分、構成が複雑になる虞がある。
【0005】
そこで、本発明の課題の一つは、より簡素な構成を備えた監視装置を提供すること、である。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の監視装置は、複数の巻回部材間に掛け渡されて転動する無端状のベルトの転動に伴って生じた摩擦による発熱を当該ベルトの転動とともに移動することなく検出する検出部と、前記検出部による検出信号に基づいて所定の処理を実行する処理実行部と、を備える。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1は、実施形態のベルト装置の例示的かつ模式的な側面図である。
図2は、実施形態のベルト装置の一部の例示的かつ模式的な平面図であって、ベルトが正しい位置に位置した状態を示す図である。
図3は、実施形態のベルト装置の一部の例示的かつ模式的な平面図であって、ベルトが偏った位置に位置した状態を示す図である。
図4は、実施形態の監視装置の例示的な制御ブロック図である。
図5は、実施形態の監視装置において所定の処理を実行する手順の一例を示すフローチャートである。
図6は、実施形態の監視装置において検出された温度の経時変化の一例を示すグラフである。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、本発明の例示的な実施形態が開示される。以下に示される実施形態の構成、ならびに当該構成から得られる作用および結果(効果)は、一例である。本発明は、以下の実施形態に開示される構成以外によっても実現可能である。また、本発明によれば、下記の構成によって得られる種々の効果(派生的な効果も含む)のうち少なくとも一つを得ることが可能である。
【0009】
各図中には、方向を示す矢印が描かれている。X方向およびY方向は、水平方向に略沿っている。また、Z方向は、上下方向に略沿うとともに、鉛直上方を向いている。X方向、Y方向、およびZ方向は、互いに直交している。
【0010】
また、図2,3では、ベルトの符号(30)に、その位置を示す符号(P1,P2)を、括弧付きで付記している。
(【0011】以降は省略されています)

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