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公開番号
2025012359
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-24
出願番号
2023115137
出願日
2023-07-13
発明の名称
搬送システム
出願人
株式会社ダイフク
代理人
弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類
B65G
1/04 20060101AFI20250117BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】作業者によるリモートコントローラの操作に応じて特定の第二台車とは異なる第二台車が作動することをより確実に抑制することが可能となるような搬送システムを提供する。
【課題手段】本発明の搬送システムは、第一台車と、第二台車と、リモートコントローラと、制御装置と、を備え、第一台車は、第二台車および物品を第一搬送路に沿って搬送可能である、搬送システムであって、第一台車は、リモートコントローラと第一台車とがケーブルを介して電気的に接続された場合に、リモートコントローラから入力された第二作動部の制御信号を当該第一台車と対応した第二台車へ無線により送信する信号送信部を有し、第二制御部は、第二台車が信号送信部から制御信号を受信した場合には、当該制御信号に応じて第二作動部を制御する。
【選択図】図8
特許請求の範囲
【請求項1】
第一搬送路に沿って移動可能に構成され、第一作動部と、前記第一作動部を制御する第一制御部と、を有した第一台車と、
前記第一搬送路と交差した第二搬送路に沿って移動可能かつ前記第一台車上と前記第二搬送路との間で移動可能に構成され、第二作動部と、前記第二作動部を制御する第二制御部と、を有し、物品を載置可能な第二台車と、
前記第一台車とケーブルを介して接続可能に構成され、手動操作部を有し、当該手動操作部の操作に応じた制御信号を前記ケーブルを介して前記第一台車に入力するリモートコントローラと、
無線により前記第一制御部および前記第二制御部に制御信号を出力する制御装置と、
を備え、
前記第一台車が前記第二台車および前記物品を前記第一搬送路に沿って搬送可能に構成された、搬送システムであって、
前記第一台車は、前記リモートコントローラと前記第一台車とが前記ケーブルを介して接続された場合に、前記リモートコントローラから入力された前記第二作動部の制御信号を当該第一台車と対応した前記第二台車へ無線により送信する信号送信部を有し、
前記第二制御部は、前記第二台車が前記信号送信部から前記制御信号を受信した場合に、当該制御信号に応じて前記第二作動部を制御する、搬送システム。
続きを表示(約 680 文字)
【請求項2】
前記信号送信部が前記第二台車へ送信する制御信号は、当該制御信号が前記リモートコントローラからの制御信号であることを識別可能な識別子を含む、請求項1に記載の搬送システム。
【請求項3】
前記識別子は、所定の時間間隔で変化する数値である、請求項2に記載の搬送システム。
【請求項4】
前記第一台車は、前記第一制御部が前記制御装置からの前記制御信号に従って前記第一作動部を制御する第一制御モードと、前記第一制御部が前記リモートコントローラからの前記制御信号に従って前記第一作動部を制御するかまたは当該第一台車と対応した前記第二台車の前記第二制御部が前記リモートコントローラからの前記制御信号に従って前記第二作動部を制御する第二制御モードと、を手動操作により切り替える第一切替スイッチを有した、請求項1に記載の搬送システム。
【請求項5】
前記リモートコントローラは、前記第一制御部が当該リモートコントローラからの前記制御信号に従って前記第一作動部を制御する第一制御状態と、前記第一台車と対応した前記第二台車の前記第二制御部が当該リモートコントローラからの前記制御信号に従って前記第二作動部を制御する第二制御状態と、を手動操作により切り替える第二切替スイッチを有した、請求項1に記載の搬送システム。
【請求項6】
前記手動操作部は、前記第一台車の前記制御信号を入力する操作と、前記第二台車の前記制御信号を入力する操作と、で共用される操作部を含む、請求項4または5に記載の搬送システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、搬送システムに関する。
続きを表示(約 2,300 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、第一台車と、当該第一台車上と保管位置との間で物品を搬送する第二台車と、を備えた物品搬送システムが知られている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-117405号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
この種の搬送システムは、第二台車で何らかの異常が生じた場合等に、作業者が、通常の搬送作動が停止された状態で、無線通信可能なリモートコントローラを用いて当該第二台車を試験的に作動させる、すなわち点検を行うことができるよう、構成される場合がある。
【0005】
当該構成において、リモートコントローラが複数の第二台車で共用される場合、作業者は、リモートコントローラにおいて、特定の第二台車を選択する操作を行う。
【0006】
この場合において、仮に、作業者が誤って別の第二台車を選択してしまうと、作業者によるリモートコントローラの操作に応じて、当該誤って選択された第二台車が作動してしまう虞がある。
【0007】
そこで、本発明の課題の一つは、作業者によるリモートコントローラの操作に応じて特定の第二台車とは異なる第二台車が作動することをより確実に抑制することが可能となるような搬送システムを提供すること、である。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の搬送システムは、第一搬送路に沿って移動可能に構成され、第一作動部と、前記第一作動部を制御する第一制御部と、を有した第一台車と、前記第一搬送路と交差した第二搬送路に沿って移動可能かつ前記第一台車上と前記第二搬送路との間で移動可能に構成され、第二作動部と、前記第二作動部を制御する第二制御部と、を有し、物品を載置可能な第二台車と、前記第一台車とケーブルを介して接続可能に構成され、手動操作部を有し、当該手動操作部の操作に応じた制御信号を前記ケーブルを介して前記第一台車に入力するリモートコントローラと、無線により前記第一制御部および前記第二制御部に制御信号を出力する制御装置と、を備え、前記第一台車が前記第二台車および前記物品を前記第一搬送路に沿って搬送可能に構成された、搬送システムであって、前記第一台車は、前記リモートコントローラと前記第一台車とが前記ケーブルを介して接続された場合に、前記リモートコントローラから入力された前記第二作動部の制御信号を当該第一台車と対応した前記第二台車へ無線により送信する信号送信部を有し、前記第二制御部は、前記第二台車が前記信号送信部から前記制御信号を受信した場合に、当該制御信号に応じて前記第二作動部を制御する。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、実施形態の搬送システムの例示的かつ模式的な平面図であって、親台車(第一台車)が子台車(第二台車)を載せるとともに物品を載せずに第一搬送路に沿って移動する状態を示す図である。
図2は、実施形態の搬送システムの一部の例示的かつ模式的な平面図であって、子台車が物品を載せずに親台車上から第二搬送路へ移動する状態を示す図である。
図3は、実施形態の搬送システムの一部の例示的かつ模式的な平面図であって、子台車が物品を載せて第二搬送路から親台車上へ移動する状態を示す図である。
図4は、実施形態の搬送システムの一部の例示的かつ模式的な平面図であって、親台車が物品および子台車を載せて第一搬送路に沿って移動する状態を示す図である。
図5は、実施形態の搬送システムの一部の例示的かつ模式的な側面図であって、第一搬送路上で子台車および物品を載せた親台車を示す図である。
図6は、実施形態の搬送システムの一部の例示的かつ模式的な側面図であって、第二搬送路上で物品を載せた子台車を示す図である。
図7は、実施形態の搬送システムの一部の例示的かつ模式的な側面図であって、物品が保管位置に位置した状態を示す図である。
図8は、実施形態の搬送システムの例示的な制御ブロック図である。
図9は、実施形態の搬送システムの親台車において自動モードと手動モードとを切り替える手順の一例を示すフローチャートである。
図10は、実施形態の搬送システムの親台車に設けられる切替スイッチの一例を示す模式図である。
図11は、実施形態の搬送システムの親台車から子台車に無線送信される制御信号の構成の一例を示す説明図である。
図12は、実施形態の搬送システムの子台車において自動モードと手動モードとを切り替える手順の一例を示すフローチャートである。
図13は、実施形態の搬送システムの親台車に有線接続されるリモートコントローラの例示的かつ模式的な正面図である。
図14は、実施形態の搬送システムの親台車に設けられる切替スイッチの変形例を示す模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の例示的な実施形態が開示される。以下に示される実施形態の構成、ならびに当該構成から得られる作用および結果(効果)は、一例である。本発明は、以下の実施形態に開示される構成以外によっても実現可能である。また、本発明によれば、下記の構成によって得られる種々の効果(派生的な効果も含む)のうち少なくとも一つを得ることが可能である。
(【0011】以降は省略されています)
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