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公開番号
2025028702
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-03
出願番号
2023133668
出願日
2023-08-18
発明の名称
包装用箱
出願人
朝日印刷株式会社
代理人
個人
主分類
B65D
5/36 20060101AFI20250221BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】接合強度が高く、製造不良が生じ難い包装用箱を提供すること。
【解決手段】包装用箱1は、角筒状に連設された背面板22、側面板23、前面板24および側面板25を備える筒体11と、背面板22、側面板23、前面板24および側面板25の一端部から延設されたフラップ223、フラップ233、フラップ243およびフラップ253と、フラップ223から折罫線622を介してフラップ233側に延設され、裏面がフラップ233の表面に接合された連結片224と、フラップ243から折罫線642を介してフラップ253側に延設され、裏面がフラップ253の表面に接合された連結片244と、を有する。そして、連結片224は、折罫線622よりもフラップ223側に膨出した第1膨出部としての膨出部224aを有し、連結片244は、折罫線642よりもフラップ243側に膨出した第2膨出部としての膨出部244aを有する。
【選択図】図22
特許請求の範囲
【請求項1】
角筒状に連設された第1側面板、第2側面板、第3側面板および第4側面板を備える筒体と、
前記第1側面板、前記第2側面板、前記第3側面板および前記第4側面板の一端部から延設された第1フラップ、第2フラップ、第3フラップおよび第4フラップと、
前記第1フラップから第1折罫線を介して前記第2フラップ側に延設され、裏面が前記第2フラップの表面に接合された第1連結片と、
前記第3フラップから第2折罫線を介して前記第4フラップ側に延設され、裏面が前記第4フラップの表面に接合された第2連結片と、を有し、
前記第1連結片は、前記第1折罫線よりも前記第1フラップ側に膨出した第1膨出部を有し、
前記第2連結片は、前記第2折罫線よりも前記第3フラップ側に膨出した第2膨出部を有することを特徴とする包装用箱。
続きを表示(約 440 文字)
【請求項2】
折り畳み状態では、
前記第1側面板、前記第1フラップ、前記第1連結片、前記第2フラップおよび前記第2側面板が折り重なり、
前記第3側面板、前記第3フラップ、前記第2連結片、前記第4フラップおよび前記第4側面板が折り重なる請求項1に記載の包装用箱。
【請求項3】
前記第1フラップと前記第1連結片との境界部には、前記第1膨出部の輪郭を形成する第1切り込みが形成され、前記第1連結片を前記第1フラップに対して前記第1折罫線で折り曲げることにより前記第1膨出部が現れ、
前記第3フラップと前記第2連結片との境界部には、前記第2膨出部の輪郭を形成する第2切り込みが形成され、前記第2連結片を前記第3フラップに対して前記第2折罫線で折り曲げることにより前記第2膨出部が現れる請求項1に記載の包装用箱。
【請求項4】
前記第1膨出部および前記第2膨出部は、それぞれ、円弧状に湾曲している請求項1に記載の包装用箱。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、包装用箱に関する。
続きを表示(約 2,100 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、底蓋をワンタッチで組み立て可能なボトムロック式の包装用箱が記載されている。このような包装用箱は、図1に示すように、1枚のブランクシートから形成されており、図面右側から順に側壁91、前壁92、側壁93、後壁94、連結片95が連設されている。また、側壁91、前壁92、側壁93、後壁94、連結片95は、それぞれ、折目aで区切られている。また、側壁91、前壁92、側壁93、後壁94の下端縁には、それぞれ、折目bを介して第2底壁構成片911、第1底壁構成片921、第2底壁構成片931、第1底壁構成片941が延設されている。さらに、第1底壁構成片921の第2底壁構成片911寄りには、斜め方向の折目cを介して略三角形状の連結片922が延設されている。同様に、第1底壁構成片941の第2底壁構成片931寄りには、斜め方向の折目cを介して略三角形状の連結片942が延設されている。
【0003】
ブランクシートを組み立てる際は、まず、図2に示すように、第1、第2底壁構成片911、921、931、941をそれぞれ折目bで180°に正折りする。次に、図3に示すように、連結片922、942をそれぞれ折目cで180°に逆折りする。次に、連結片942の裏面に糊Bを塗布した後、図4に示すように、後壁94を折目aで180°に正折りし、連結片942の裏面を第2底壁構成片931の表面に貼着する。次に、連結片95の表面および連結片922の裏面にそれぞれ糊Bを塗布した後、図5に示すように、側壁91を折目aで180°に正折りし、側壁91の裏面を連結片95の表面に貼着すると共に、第2底壁構成片911の表面を連結片922の裏面に貼着する。以上により、折り畳み状態の包装用箱が得られる。
【0004】
そして、折り畳み状態から側壁91、前壁92、側壁93、後壁94をそれぞれ折目aの位置で90°に正折りして角筒状の筒体にすると、折り畳み状態では互いに重なり合うように折り畳まれていた第1、第2底壁構成片911、921、931、941および連結片922、942が平板状に展開されて底蓋が形成される。このような構成によれば、折り畳み状態から筒体を形成すると同時に底蓋が形成されるため、包装用箱の組み立てが容易となる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2013-209114号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、特許文献1の包装用箱では、第1底壁構成片921と連結片922とを区切る折目cが直線的に形成されている。第1底壁構成片941と連結片942とを区切る折目cについても同様である。そのため、連結片922、942の面積を大きく確保することが困難であり、例えば、連結片922、942に塗布する糊Bの量(面積)が少なくなり、その分、底蓋の強度が低下する。また、連結片922、942から糊Bがはみ出し易くなり、はみ出した糊Bによって、連結片922がその直下に位置する第1底壁構成片921や前壁92に貼り付いてしまったり、連結片942がその直下に位置する第1底壁構成片941や後壁94に貼り付いてしまったりする。
【0007】
本発明は、上述の問題点に鑑みてなされたものであり、連結片の面積を大きく確保することができ、糊の塗布量の低下や、塗布した糊のはみ出しを抑制することのできる包装用箱を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
このような目的は、以下(1)~(4)の本発明により達成される。
【0009】
(1) 角筒状に連設された第1側面板、第2側面板、第3側面板および第4側面板を備える筒体と、
前記第1側面板、前記第2側面板、前記第3側面板および前記第4側面板の一端部から延設された第1フラップ、第2フラップ、第3フラップおよび第4フラップと、
前記第1フラップから第1折罫線を介して前記第2フラップ側に延設され、裏面が前記第2フラップの表面に接合された第1連結片と、
前記第3フラップから第2折罫線を介して前記第4フラップ側に延設され、裏面が前記第4フラップの表面に接合された第2連結片と、を有し、
前記第1連結片は、前記第1折罫線よりも前記第1フラップ側に膨出した第1膨出部を有し、
前記第2連結片は、前記第2折罫線よりも前記第3フラップ側に膨出した第2膨出部を有することを特徴とする包装用箱。
【0010】
(2) 折り畳み状態では、
前記第1側面板、前記第1フラップ、前記第1連結片、前記第2フラップおよび前記第2側面板が折り重なり、
前記第3側面板、前記第3フラップ、前記第2連結片、前記第4フラップおよび前記第4側面板が折り重なる上記(1)に記載の包装用箱。
(【0011】以降は省略されています)
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