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公開番号2025012065
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-24
出願番号2023114603
出願日2023-07-12
発明の名称搬送設備
出願人株式会社ダイフク
代理人弁理士法人R&C
主分類B65G 1/00 20060101AFI20250117BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】容器支持台と搬送車との間で容器を適切に移載可能な搬送設備が望まれる。
【解決手段】容器2を支持する容器支持台3と、容器2の保持及び保持解除を行う保持装置、及び、保持装置を昇降させる昇降装置を備え、容器2を搬送する搬送車と、を備えた搬送設備であって、保持装置は、一対の支持部40である第1支持部41及び第2支持部と、一対の支持部40を、容器2を保持する保持姿勢T1と容器2の保持を解除する保持解除姿勢T2とに姿勢変化させる保持駆動部と、第1支持部41に固定された第1係合部44と、第2支持部に固定された第2係合部と、を備え、容器支持台3は、容器2を位置決めする容器位置決め部と、第1被係合部31と、第2被係合部とを備え、保持装置及び容器支持台3の少なくとも一方が、第1係合部44を第1被係合部31へ向けて案内する第1案内部7と、第2係合部を第2被係合部へ向けて案内する第2案内部と、を備える。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項1】
容器を支持する容器支持台と、前記容器の保持及び保持解除を行う保持装置、及び、前記保持装置を昇降させる昇降装置を備え、前記容器を搬送する搬送車と、を備えた搬送設備であって、
前記保持装置は、前記容器の被支持部を支持する一対の支持部である第1支持部及び第2支持部と、一対の前記支持部を互いに接近及び離間させることで、前記容器を保持する保持姿勢と、前記容器の保持を解除する保持解除姿勢とに、一対の前記支持部を姿勢変化させる保持駆動部と、前記第1支持部に固定された第1係合部と、前記第2支持部に固定された第2係合部と、を備え、
前記容器支持台は、前記容器を位置決めする容器位置決め部と、前記容器位置決め部に対する位置が固定されており、前記第1係合部に係合して前記第1係合部を位置決めする第1被係合部と、前記容器位置決め部に対する位置が固定されており、前記第2係合部に係合して前記第2係合部を位置決めする第2被係合部と、を備え、
一対の前記支持部が前記保持解除姿勢から前記保持姿勢に姿勢変化する動作を保持動作として、
前記保持装置及び前記容器支持台の少なくとも一方が、前記第1支持部の前記保持動作に伴って移動する前記第1係合部を前記第1被係合部へ向けて案内する第1案内部と、前記第2支持部の前記保持動作に伴って移動する前記第2係合部を前記第2被係合部へ向けて案内する第2案内部と、を備える、搬送設備。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記第1係合部及び前記第2係合部のそれぞれは、下側へ向かって突出する凸状に形成され、
前記第1被係合部及び前記第2被係合部のそれぞれは、上側に向かって開口する凹状に形成されている、請求項1に記載の搬送設備。
【請求項3】
前記第1案内部は、前記第1係合部の下部に形成されて下側へ向かうに従って水平方向の寸法が小さくなるテーパー状の案内面、及び、前記第1被係合部の上部に形成されて上側へ向かうに従って水平方向の寸法が大きくなるテーパー状の案内面の少なくとも一方を備え、
前記第2案内部は、前記第2係合部の下部に形成されて下側へ向かうに従って水平方向の寸法が小さくなるテーパー状の案内面、及び、前記第2被係合部の上部に形成されて上側へ向かうに従って水平方向の寸法が大きくなるテーパー状の案内面の少なくとも一方を備える、請求項2に記載の搬送設備。
【請求項4】
一対の前記支持部が接近及び離間する方向を第1方向として、
前記第1係合部及び前記第2係合部は、一対の前記支持部における前記第1方向の両外側端縁よりも前記第1方向の内側に配置されている、請求項3に記載の搬送設備。
【請求項5】
前記容器支持台が前記第1案内部及び前記第2案内部を備え、
一対の前記支持部が接近及び離間する方向を第1方向とし、上下方向視で前記第1方向に直交する方向を第2方向とし、一対の前記支持部のそれぞれについての前記保持姿勢にある前記支持部に対して前記保持解除姿勢にある前記支持部の位置する側を第1方向解除側として、
前記第1被係合部及び前記第2被係合部は、前記第1方向解除側にも開口しており、
前記第1案内部は、前記第1被係合部に接続されていると共に前記第1方向解除側へ向かうに従って前記第2方向に広がるテーパー状に形成された一対の第1案内面を備え、
前記第2案内部は、前記第2被係合部に接続されていると共に前記第1方向解除側へ向かうに従って前記第2方向に広がるテーパー状に形成された一対の第2案内面を備える、請求項2から4のいずれか一項に記載の搬送設備。
【請求項6】
前記第1支持部は、前記容器の前記被支持部に設けられた第3被係合部に係合する第3係合部を備え、
前記第2支持部は、前記容器の前記被支持部に設けられた第4被係合部に係合する第4係合部を備え、
前記容器の前記被支持部よりも下側において前記保持動作により前記保持姿勢となった前記第1支持部及び前記第2支持部が、前記昇降装置により上昇することで、前記第3係合部が前記第3被係合部に係合し、前記第4係合部が前記第4被係合部に係合する、請求項1に記載の搬送設備。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、容器を支持する容器支持台と、前記容器の保持及び保持解除を行う保持装置、及び、前記保持装置を昇降させる昇降装置を備え、前記容器を搬送する搬送車と、を備えた搬送設備に関する。
続きを表示(約 2,200 文字)【背景技術】
【0002】
例えば、特開2016-94263号公報(特許文献1)には、搬送設備に関する技術が開示されている。以下、背景技術の説明において括弧内に示す符号は特許文献1のものである。
【0003】
特許文献1の搬送設備は、容器(搬送物6)を支持する容器支持台(支持台4)と、容器を搬送する搬送車(天井搬送車1)とを備えている。搬送車は、容器を保持する保持装置(支持機構23)と、保持装置を昇降させる昇降装置(昇降操作機構24)とを備えている。この搬送設備では、保持装置を、搬送車が容器を搬送する位置である搬送用位置と、当該搬送用位置よりも下方の容器支持台に載置された容器に対応する移載用位置との間で昇降させることで、搬送車と容器支持台との間で容器の移載を行う。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2016-94263号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1のような搬送設備では、保持装置に、容器の被支持部を支持する一対の支持部が設けられている。一対の支持部は、互いに接近及び離間することで、被支持部を下側から支持可能な姿勢と、被支持部の支持を解除する姿勢とに姿勢変化する。また、一対の支持部により容器の被支持部が支持されることで、容器は保持装置に保持される。ここで、容器支持台には、容器を位置決めする位置決め部が設けられていることがある。そのため、一対の支持部による被支持部の支持が適切に行われていなかった場合には、容器支持台に容器を適切に移載することができない場合がある。
【0006】
そこで、容器支持台と搬送車との間で容器を適切に移載可能な搬送設備が望まれる。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示に係る搬送設備は、容器を支持する容器支持台と、前記容器の保持及び保持解除を行う保持装置、及び、前記保持装置を昇降させる昇降装置を備え、前記容器を搬送する搬送車と、を備えた搬送設備であって、
前記保持装置は、前記容器の被支持部を支持する一対の支持部である第1支持部及び第2支持部と、一対の前記支持部を互いに接近及び離間させることで、前記容器を保持する保持姿勢と、前記容器の保持を解除する保持解除姿勢とに、一対の前記支持部を姿勢変化させる保持駆動部と、前記第1支持部に固定された第1係合部と、前記第2支持部に固定された第2係合部と、を備え、
前記容器支持台は、前記容器を位置決めする容器位置決め部と、前記容器位置決め部に対する位置が固定されており、前記第1係合部に係合して前記第1係合部を位置決めする第1被係合部と、前記容器位置決め部に対する位置が固定されており、前記第2係合部に係合して前記第2係合部を位置決めする第2被係合部と、を備え、
一対の前記支持部が前記保持解除姿勢から前記保持姿勢に姿勢変化する動作を保持動作として、
前記保持装置及び前記容器支持台の少なくとも一方が、前記第1支持部の前記保持動作に伴って移動する前記第1係合部を前記第1被係合部へ向けて案内する第1案内部と、前記第2支持部の前記保持動作に伴って移動する前記第2係合部を前記第2被係合部へ向けて案内する第2案内部と、を備える。
【0008】
本構成によれば、保持装置が備える第1支持部及び第2支持部の保持動作に伴う第1係合部及び第2係合部の移動を利用して、第1案内部により第1係合部を第1被係合部へ向けて案内して第1係合部と第1被係合部とを係合させ、第2案内部により第2係合部を第2被係合部へ向けて案内して第2係合部と第2被係合部とを係合させることができる。これにより、第1係合部及び第2係合部を適切な位置に位置決めすることができ、延いては、第1係合部が固定された第1支持部及び第2係合部が固定された第2支持部を、容器位置決め部に位置決めされた容器に対して適切な位置に位置決めすることができる。従って、一対の支持部による容器の支持を適切に行うことが容易になる。よって、昇降装置により、保持装置を適切に容器を保持した状態で昇降させることができる。
このように、本構成によれば、容器支持台と搬送車との間で容器を適切に移載することができる。
【0009】
搬送設備のさらなる特徴と利点は、図面を参照して説明する例示的且つ非限定的な実施形態についての以下の記載から明確となる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
搬送設備の側面図
搬送車の側面図
保持装置、容器支持台、及び容器を模式的に示した側面図
保持装置、容器支持台、及び容器を模式的に示した側面図
一対の支持部及び被支持部を模式的に示した平面図
第1係合部が第1被係合部に係合する状態を模式的に示した側面図
第1被係合部及び第1案内部の平面図
第2被係合部及び第2案内部の平面図
第1被係合部の正面断面図
制御ブロック図
別実施形態の第1被係合部及び第1案内部を示す平面図
別実施形態の第1被係合部及び第1案内部を示す平面図
別実施形態の搬送設備の要部拡大図
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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