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公開番号
2025003140
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-09
出願番号
2023103644
出願日
2023-06-23
発明の名称
搬送システム、及び、搬送システムの施工方法
出願人
株式会社ダイフク
代理人
弁理士法人 HARAKENZO WORLD PATENT & TRADEMARK
主分類
B65G
1/04 20060101AFI20241226BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】上部レールの施工を容易に行い得るようにする。
【解決手段】搬送システム(1)は、搬送装置が走行する下部レールと、搬送装置をガイドする上部レール(20)と、下部レールの両側に設置された一対の収納棚の間に架け渡された梁部(50)と、取付部(60)とを備え、梁部には締結部材(3A、4A)が係合可能な長手方向に延伸した溝部(51)が設けられており、取付部が締結部材により梁部に締結固定されていることによって上部レールが梁部に支持されるように構成されている。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
物品を搬送する搬送装置が走行するための下部レールと、
前記下部レールよりも高い位置で、前記搬送装置をガイドするための上部レールと、
前記下部レールの両側に一対に設置された、前記物品を収納するための収納棚と、
一対の前記収納棚の間に架け渡された梁部と、
前記上部レールと前記梁部とを連結するための取付部と、を備え、
前記梁部には、締結部材が係合可能な、長手方向に延伸した溝部が設けられており、
前記取付部が、前記締結部材により前記梁部に締結固定されていることによって、前記上部レールが前記梁部に支持される、搬送システム。
続きを表示(約 810 文字)
【請求項2】
前記締結部材による前記取付部の前記梁部への締結を緩めると、前記締結部材が前記溝部に係合した状態で、前記取付部が前記梁部の長手方向に沿って移動可能なように構成されている、請求項1に記載の搬送システム。
【請求項3】
前記搬送装置は、前記上部レールの両側面のそれぞれを転動し得る一対のガイドローラを少なくとも有している、請求項1に記載の搬送システム。
【請求項4】
前記上部レールの下面には、前記上部レールの長手方向に延伸するかまたは長手方向に連なったマークが形成されている、請求項1から3のいずれか1項に記載の搬送システム。
【請求項5】
物品を搬送する搬送装置が走行するための下部レールと、
前記下部レールよりも高い位置で、前記搬送装置をガイドするための上部レールと、
前記下部レールの両側に一対に設置された、前記物品を収納するための収納棚と、
一対の前記収納棚の間に架け渡された梁部と、
前記上部レールと前記梁部とを連結するための取付部と、を備え、
前記梁部には、締結部材が係合可能な、長手方向に延伸した溝部が設けられており、
前記取付部が、前記締結部材により前記梁部に締結固定されていることによって、前記上部レールが前記梁部に支持される搬送システムの施工方法であって、
前記下部レールが敷設される第1工程と、
前記上部レールが据え付けられる第2工程と、を含んでおり、
前記第2工程は、
前記溝部に係合した前記締結部材により前記取付部を前記梁部へ緩く締結した状態で、前記上部レールに固定された前記取付部を前記梁部の長手方向に移動させることによって、前記第1工程で敷設された前記下部レールに対する前記上部レールの位置が調整されるサブステップを含む、搬送システムの施工方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は搬送システム、及び、搬送システムの施工方法に関する。
続きを表示(約 2,400 文字)
【背景技術】
【0002】
並置された収納棚の間を走行するスタッカクレーンを用いた搬送システムが知られている。スタッカクレーンが移動する軌道は、スタッカクレーンの台車部に設けられた車輪が転動するための、床上に敷設された下部レールと、スタッカクレーンの上端部に設けられたガイドローラを案内する上部レールとから構成される。上部レールは、軌道を跨ぐようにして収納棚間を架け渡した、梁状の部材に据え付けられる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平7-25425号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
このような搬送システムにおいては、下部レールに対して上部レールが正確に位置合わせされて施工されている必要がある。この点に鑑みて上部レールの施工をより容易に行い得る搬送システムを実現することが望まれる。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記の課題を解決するために、本開示の一態様に係る搬送システムは、物品を搬送する搬送装置が走行するための下部レールと、前記下部レールよりも高い位置で、前記搬送装置をガイドするための上部レールと、前記下部レールの両側に一対に設置された、前記物品を収納するための収納棚と、一対の前記収納棚の間に架け渡された梁部と、前記上部レールと前記梁部とを連結するための取付部と、を備え、前記梁部には、締結部材が係合可能な、長手方向に延伸した溝部が設けられており、前記取付部が、前記締結部材により前記梁部に締結固定されていることによって、前記上部レールが前記梁部に支持される構成を備えている。
【0006】
上記の課題を解決するために、本開示の一態様に係る搬送システムの施工方法は、物品を搬送する搬送装置が走行するための下部レールと、前記下部レールよりも高い位置で、前記搬送装置をガイドするための上部レールと、前記下部レールの両側に一対に設置された、前記物品を収納するための収納棚と、一対の前記収納棚の間に架け渡された梁部と、前記上部レールと前記梁部とを連結するための取付部と、を備え、前記梁部には、締結部材が係合可能な、長手方向に延伸した溝部が設けられており、前記取付部が、前記締結部材により前記梁部に締結固定されていることによって、前記上部レールが前記梁部に支持される搬送システムの施工方法であって、前記下部レールが敷設される第1工程と、前記上部レールが据え付けられる第2工程と、を含んでおり、前記第2工程は、前記溝部に係合した前記締結部材により前記取付部を前記梁部へ緩く締結した状態で、前記上部レールに固定された前記取付部を前記梁部の長手方向に移動させることによって、前記第1工程で敷設された前記下部レールに対する前記上部レールの位置が調整されるサブステップを含むように構成されている。
【発明の効果】
【0007】
本開示の一態様によれば、下部レールに対して正確に位置合わせされた上部レールの施工をより容易に行い得る搬送システムを実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本開示の実施形態に係る搬送システムを示す側面図である。
本開示の実施形態に係る搬送システムを示す平面図である。
本開示の実施形態に係る搬送システムにおける搬送装置を示す正面図である。
本開示の実施形態に係る搬送システムにおける上部レール付近を示す側面図である。上部レールの断面が表されている。
本開示の実施形態に係る搬送システムにおける上部レール付近を示す正面図である。梁部の断面が表されている。
本開示の実施形態に係る搬送システムにおける上部レールの下面の一例を示す図である。
本開示の実施形態に係る搬送システムにおける上部レールの下面の一例を示す図である。
本開示の実施形態に係る搬送システムの施工方法で用いられるレーザ墨出し器の機能を説明するための図である。
本開示の実施形態に係る搬送システムの施工方法で用いられる位置合わせ治具の側面図である。位置合わせ治具が下部レールに設置され、レーザ墨出し器が位置合わせ治具に載置された状態を示す。
本開示の実施形態に係る搬送システムの施工方法で用いられる位置合わせ治具の平面図である。
本開示の実施形態に係る搬送システムの施工方法で用いられる位置合わせ治具の正面図である。
本開示の実施形態に係る搬送システムの施工方法の第2工程を説明するための図である。上部レールの位置調整を行っている状態を示す。
本開示の実施形態に係る搬送システムの施工方法の第2工程を説明するための図である。上部レールの位置調整が適切に行われた状態を示す。
【発明を実施するための形態】
【0009】
〔実施形態〕
<搬送システムの概要>
以下、本開示の一実施形態が、図面を参照しつつ説明される。図1は実施形態に係る搬送システム1を示す側面図(右側面図)である。図2は搬送システム1の概略平面図であり、搬送システム1の上部付近の主要部のみが表されている。図3は、搬送システム1における物品Cの搬送装置であるスタッカクレーン30を示す正面図である。
【0010】
搬送システム1は、物品Cを搬送するスタッカクレーン30、スタッカクレーン30が走行するための下部レール10(走行レール)、下部レール10よりも高い位置でスタッカクレーン30を案内する上部レール20(ガイドレール)を備えている。搬送システム1は、下部レール10の延伸方向に沿った両側に、スタッカクレーン30が搬送する物品Cを収納する収納棚40Aと収納棚40Bとを備えている。
(【0011】以降は省略されています)
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