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公開番号
2024175799
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-19
出願番号
2023093813
出願日
2023-06-07
発明の名称
電動式作業機械
出願人
ヤンマーホールディングス株式会社
代理人
弁理士法人 佐野特許事務所
主分類
E02F
9/00 20060101AFI20241212BHJP(水工;基礎;土砂の移送)
要約
【課題】機体内部の機器を効率よく冷却しつつ、機体内部の限られたスペースにできるだけ大きなバッテリユニットを設けて、バッテリ容量を増大することができる電動式作業機械を提供する。
【解決手段】電動式作業機械としての油圧ショベルは、機体内に、電力を蓄えるバッテリユニットと、バッテリユニットから電力の供給を受けて駆動する電動モータと、電動モータによって駆動される油圧ポンプと、油圧ポンプから吐出される作動油を冷却するオイルクーラと、機体内に空気を取り込むファンと、を備える。機体は、第1開口部と、第2開口部とを有し、第1開口部は、機体の一方の側方側に設けられ、第2開口部は、機体の他方の側方側に設けられる。ファンは、機体内で、第1開口部と対向して配置され、オイルクーラは、機体内で、第2開口部と対向して配置される。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
機体内に、
電力を蓄えるバッテリユニットと、
前記バッテリユニットから前記電力の供給を受けて駆動する電動モータと、
前記電動モータによって駆動される油圧ポンプと、
前記油圧ポンプから吐出される作動油を冷却するオイルクーラと、
前記機体内に空気を取り込むファンと、を備え、
前記機体は、第1開口部と、第2開口部とを有し、
前記第1開口部は、前記機体の一方の側方側に設けられ、
前記第2開口部は、前記機体の他方の側方側に設けられ、
前記ファンは、前記機体内で、前記第1開口部と対向して配置され、
前記オイルクーラは、前記機体内で、前記第2開口部と対向して配置される、電動式作業機械。
続きを表示(約 940 文字)
【請求項2】
前記バッテリユニットは、背面視で、前記ファンと前記第2開口部との間に配置される、請求項1に記載の電動式作業機械。
【請求項3】
前記バッテリユニットと接続される電装機器を備え、
前記電装機器は、前記機体内で、前記バッテリユニットよりも前記機体の後方側に位置する第1電装機器を含み、
前記第1電装機器は、前記機体内で、前記ファンと前記オイルクーラとの間に配置される、請求項2に記載の電動式作業機械。
【請求項4】
前記作動油を貯留する作動油タンクを備え、
前記電動モータ及び前記作動油タンクは、前記機体内で、前記バッテリユニットの下方に並べて配置され、
前記電動モータは、前記機体の前記一方の側方側に設けられ、
前記作動油タンクは、前記機体の前記他方の側方側に設けられる、請求項3に記載の電動式作業機械。
【請求項5】
前記ファンは、前記バッテリユニットの側方に配置される、請求項3に記載の電動式作業機械。
【請求項6】
前記ファンの一部は、側面視で、前記バッテリユニットよりも前記機体の後方側に位置する、請求項5に記載の電動式作業機械。
【請求項7】
前記オイルクーラは、前記バッテリユニットよりも前記機体の後方側に配置される、請求項3に記載の電動式作業機械。
【請求項8】
前記機体は、前記他方の側方側に設けられ、前記第2開口部よりも前方に位置する第3開口部を有し、
前記第3開口部の少なくとも一部は、側面視で、前記バッテリユニットの前部と重なって位置する、請求項3に記載の電動式作業機械。
【請求項9】
前記電装機器は、前記機体内で、前記ファンよりも前記機体の前方側に位置する第2電装機器を含み、
前記第2電装機器は、前記バッテリユニットの側方で、前記機体の前記一方の側方側に配置される、請求項8に記載の電動式作業機械。
【請求項10】
前記ファンは、上下方向に並べて複数配置される、請求項1から9のいずれかに記載の電動式作業機械。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、電動式作業機械に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
バッテリユニットを機体内部に備える電動式建設機械が従来技術として知られている(例えば特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-97079号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
小型の電動式作業機械では、機体内部の限られたスペースに大きなバッテリユニットを設けて、バッテリ容量を増大し、稼働時間を長くすることが望ましい。また、機体内部の機器(バッテリユニットも含む)を効率よく冷却することも同時に望まれる。特許文献1では、バッテリユニットの配置スペースを広く確保する点については考慮されているが、機体内部の機器を効率よく冷却する点については考慮されていない。この点で、特許文献1の電動式建設機械は、改善の余地がある。
【0005】
本発明は、上記の問題点を解決するためになされたものであり、その目的は、機体内部の機器を効率よく冷却しつつ、機体内部の限られたスペースにできるだけ大きなバッテリユニットを設けて、バッテリ容量を増大することができる電動式作業機械を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一側面に係る電動式作業機械は、機体内に、電力を蓄えるバッテリユニットと、前記バッテリユニットから前記電力の供給を受けて駆動する電動モータと、前記電動モータによって駆動される油圧ポンプと、前記油圧ポンプから吐出される作動油を冷却するオイルクーラと、前記機体内に空気を取り込むファンと、を備え、前記機体は、第1開口部と、第2開口部とを有し、前記第1開口部は、前記機体の一方の側方側に設けられ、前記第2開口部は、前記機体の他方の側方側に設けられ、前記ファンは、前記機体内で、前記第1開口部と対向して配置され、前記オイルクーラは、前記機体内で、前記第2開口部と対向して配置される。
【発明の効果】
【0007】
上記の構成によれば、機体内部の機器を効率よく冷却しつつ、機体内部の限られたスペースにできるだけ大きなバッテリユニットを設けて、バッテリ容量を増大することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の実施の一形態に係る電動式作業機械の一例である油圧ショベルの概略の構成を示す左側面図である。
上記油圧ショベルの右側面図である。
上記油圧ショベルの電気系及び油圧系の構成を模式的に示すブロック図である。
上記油圧ショベルの機関室における第1配置例での内部構成を示す平面図である。
上記機関室の第1配置例での内部構成を示す背面図である。
上記機関室の第1配置例での内部構成を示す左側面図である。
上記機関室の内部構成が第2配置例である上記油圧ショベルの左側面図である。
上記油圧ショベルの右側面図である。
上記機関室の第2配置例での内部構成を示す平面図である。
上記機関室の第2配置例での内部構成を示す背面図である。
上記機関室の第2配置例での内部構成を示す左側面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本発明の実施の形態について、図面に基づいて説明すれば、以下の通りである。
【0010】
〔1.電動式作業機械〕
図1は、本発明の実施の一形態に係る電動式作業機械の一例である油圧ショベル1(電動ショベル)の概略の構成を示す左側面図である。図2は、油圧ショベル1の右側面図である。油圧ショベル1は、下部走行体2と、作業機3と、上部旋回体4(機体とも呼ばれる)と、を備える。本実施形態では、上部旋回体4(特に後述する機関室44)の内部構成について、2つの例(第1配置例、第2配置例)に基づいて説明する。以下、上部旋回体4(機関室44)の内部構成が、第1配置例の場合について説明する。
(【0011】以降は省略されています)
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