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公開番号2024175310
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-12-18
出願番号2023092996
出願日2023-06-06
発明の名称金具取付用の補助具
出願人理研軽金属工業株式会社
代理人個人,個人
主分類B25B 23/10 20060101AFI20241211BHJP(手工具;可搬型動力工具;手工具用の柄;作業場設備;マニプレータ)
要約【課題】狭い作業空間でもボルトに対して座金およびナットを安全かつ容易に取り付けることができる金具取付用の補助具を提供する。
【解決手段】ボルト20に対して座金23,24およびナット22を取り付けるための金具取付用の補助具10であって、ナット22を回転不能に収容するナット収容部14と、座金23,24を収容する座金収容部12,13と、を備え、前記ナット収容部14および前記座金収容部12,13は、同軸上に連続して配置されている。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
ボルトに対して座金およびナットを取り付けるための金具取付用の補助具であって、
ナットを回転不能に収容するナット収容部と、座金を収容する座金収容部と、を備え、
前記ナット収容部および前記座金収容部は、同軸上に連続して配置されている、
金具取付用の補助具。
続きを表示(約 590 文字)【請求項2】
前記座金収容部は、ばね座金を収容するばね座金収容部と、平座金を収容する平座金収容部と、を備え、
前記ナット収容部と前記ばね座金収容部と前記平座金収容部とが同軸上に連続して配置されて段穴形状となっている。
請求項1に記載の金具取付用の補助具。
【請求項3】
前記ナット収容部および前記座金収容部は、前記補助具を貫通する貫通孔の一部として形成されている、
請求項1に記載の金具取付用の補助具。
【請求項4】
前記ナット収容部の開口縁に、開口方向に拡開するテーパ部を設けた、
請求項1に記載の金具取付用の補助具。
【請求項5】
前記座金収容部は、座金よりも小径に形成されており、座金を手で押し込んで圧入可能である、
請求項1に記載の金具取付用の補助具。
【請求項6】
外周面に滑り止め部を形成した円筒状である、
請求項1に記載の金具取付用の補助具。
【請求項7】
指先で摘まんで回転させることができる大きさで形成された、
請求項1に記載の金具取付用の補助具。
【請求項8】
前記ナット収容部は、同一中心の2つの正六角形を30度回転させて重ね合わせた形状である、
請求項1に記載の金具取付用の補助具。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
この発明は、ボルトに対して座金およびナットを取り付けるための金具取付用の補助具に関する。
続きを表示(約 2,200 文字)【背景技術】
【0002】
ナットを締結する際には、一般にレンチなどが使用される。
【0003】
また、特許文献1には、工具本体と、この工具本体の一端部に設けられて、軸回りに回転される入力軸と、この工具本体の他端部に設けられて、前記入力軸の回転により、軸回りに回転する出力軸とを備え、出力軸の回転トルクが、入力軸に入力された回転トルクよりも大きくなるボルト締付工具であって、前記工具本体の外周部に、前記入力軸及び出力軸と交差する方向に突出するアームが設けられたボルト締付工具が開示されている。なお、このボルト締付工具を使用してボルトを締め付けるときには、ボルト締付工具の入力軸をレンチなどで回転させる一方、アームを固定することで工具本体が入力軸の回転方向に回転しないようにし、出力軸に係合したボルトを締結するようになっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2002-326171号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、レンチを使用して作業を行う場合、レンチの柄が当たるような狭い空間では作業性が悪いという問題があった。また、上記した特許文献1記載の構成は、レンチに加え、アームを回転させる空間が必要であるため、アームが当たるような狭い空間では作業を行えないという問題があった。
【0006】
また、ボルトにナットを取り付ける際には座金を使用することが一般的である。このような一般的な取り付け場面では、ナットや座金など複数の部品を手に持ちながら一緒に取り付ける作業が発生する。このとき、ネジ溝のない座金は落下しやすく、取り付けの手間がかかるという問題があった。また、高所作業時に部品を落下させると危険であるため、細心の注意を払う必要があった。
【0007】
そこで、本発明は、狭い作業空間でもボルトに対して座金およびナットを安全かつ容易に取り付けることができる金具取付用の補助具を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記した課題を解決するため、本発明は、ボルトに対して座金およびナットを取り付けるための金具取付用の補助具であって、ナットを回転不能に収容するナット収容部と、座金を収容する座金収容部と、を備え、前記ナット収容部および前記座金収容部は、同軸上に連続して配置されている。
【発明の効果】
【0009】
本発明は上記の通りであり、ナットを回転不能に収容するナット収容部と、座金を収容する座金収容部と、を備え、ナット収容部および座金収容部は、同軸上に連続して配置されて段穴形状となった金具取付用の補助具である。このような補助具を使用すれば、複数の部品を予め補助具にセットしてからボルトに取り付けることができるので、座金およびナットを安全かつ容易に取り付けることができる。また、補助具は、ナットおよび座金を収容できる形状を備えていればよいので、コンパクトに形成することができる。よって、狭い作業空間でも使用可能な補助具を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
補助具の(a)平面図、(b)正面図、(c)底面図である。
補助具にナットおよび座金を取り付ける様子を示す斜視図である。
補助具にナットおよび座金を取り付けた状態の斜視図である。
補助具の断面図であって、(a)ナットおよび座金を取り付ける前の図、(b)ナットおよび座金を取り付けた後の図である。
支持部材に対して建築材を連結する様子を説明する図(例1)であって、(a)ボルトを取り付けた状態の図、(b)ボルトを補助具に挿入した状態の図である。
支持部材に対して建築材を連結する様子を説明する図(例1)であって、(a)補助具でナットを取り付けている状態の図、(b)取付完了後の図である。
支持部材に対して建築材を連結する様子を説明する図(例2)であって、(a)補助具をセットした状態の図、(b)ボルトを補助具に挿入した状態の図である。
支持部材に対して建築材を連結する様子を説明する図(例2)であって、(a)補助具でナットを取り付けている状態の図、(b)取付完了後の図である。
支持部材に対して建築材を連結する様子を説明する図(例3)であって、(a)ボルトを取り付けた状態の図、(b)ボルトを補助具に挿入した状態の図である。
支持部材に対して建築材を連結する様子を説明する図(例3)であって、(a)補助具でナットを取り付けている状態の図、(b)取付完了後の図である。
支持部材に対して建築材を連結する様子を説明する図(例4)である。
ナット収容部の形状を説明する図である。
補助具の変形例1を示す図であって、(a)ナットおよび座金を取り付ける前の図、(b)ナットおよび座金を取り付けた後の図である。
補助具の変形例2を示す図であって、(a)ナットおよび座金を取り付ける前の図、(b)ナットおよび座金を取り付けた後の図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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