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公開番号
2024174646
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-17
出願番号
2023092580
出願日
2023-06-05
発明の名称
半導体装置及び半導体装置の製造方法
出願人
ローム株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
H01L
21/3205 20060101AFI20241210BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】 トレンチ内のシームを低減できる半導体装置を提供する。
【解決手段】
半導体装置100は、デバイスを囲むトレンチ200を含む半導体基板1と、トレンチ200の内面を覆う絶縁膜2と、トレンチ200内に設けられた導電領域とを備えている。トレンチ200は、トレンチ200の底面側に位置する第1トレンチ201と、トレンチ200の表面側に位置し、第1トレンチ201に連続し、深さ方向に沿って幅が狭くなる第2トレンチ202とを備え、第2トレンチ202の単位深さ当たりの幅の減少量は、第1トレンチ201の単位深さ当たりの幅の減少量よりも大きい。
【選択図】 図4
特許請求の範囲
【請求項1】
デバイスを囲むトレンチを含む半導体基板と、
前記トレンチの内面を覆う絶縁膜と、
前記トレンチ内に設けられた導電領域と、
を備え、
前記トレンチは、
前記トレンチの底面側に位置する第1トレンチと、
前記トレンチの表面側に位置し、前記第1トレンチに連続し、深さ方向に沿って幅が狭くなる第2トレンチと、
を備え、
前記第2トレンチの単位深さ当たりの幅の減少量は、前記第1トレンチの単位深さ当たりの幅の減少量よりも大きい、半導体装置。
続きを表示(約 1,400 文字)
【請求項2】
前記半導体基板は、
下地基板と、
前記下地基板上に形成されたエピタキシャル結晶領域と、
を備え、
前記第1トレンチは、前記下地基板と前記エピタキシャル結晶領域との間の界面を貫通している、
請求項1に記載の半導体装置。
【請求項3】
前記導電領域は、
前記第1トレンチ及び前記第2トレンチ内に埋め込まれた第1材料領域と、
前記第1材料領域の内側に埋め込まれ、前記第1材料領域とは異なるエッチング特性を有する第2材料領域と、
を備える、
請求項1に記載の半導体装置。
【請求項4】
前記第1材料領域は、不純物が添加されたポリシリコンを含み、
前記第2材料領域は、前記第1材料領域の不純物濃度よりも、低い不純物濃度を有するポリシリコンを含む、
請求項3に記載の半導体装置。
【請求項5】
前記第1材料領域の第1不純物濃度C
1
及び前記第2材料領域の第2不純物濃度C
2
は、以下の関係、
1×10
18
cm
-3
≦C
1
≦1×10
22
cm
-3
、
1×10
15
cm
-3
≦C
2
≦1×10
18
cm
-3
、
を満たす、
請求項4に記載の半導体装置。
【請求項6】
前記第2材料領域は、前記トレンチの底面に向かうほど狭くなる幅を有する領域を備えている、
請求項3に記載の半導体装置。
【請求項7】
前記第2トレンチの最大幅を与える前記第2トレンチの外側端及び内側端に関して、前記外側端の位置を第1位置とし、前記内側端の位置を第2位置とし、前記トレンチの幅方向に隣接する第1凹部及び第2凹部を備え、
前記第1位置の上方には、前記第1凹部内の第1絶縁領域が位置し、
前記第2位置の上方には、前記第2凹部内の第2絶縁領域が位置する、
請求項1に記載の半導体装置。
【請求項8】
前記半導体基板は、
下地基板と、
前記下地基板上に形成されたエピタキシャル結晶領域と、
備え、
前記第2トレンチの最大幅を与える前記第2トレンチの外側端及び内側端に関して、前記外側端の位置を第1位置とし、前記内側端の位置を第2位置とし、前記トレンチの幅方向に隣接する第1凹部及び第2凹部を備え、
前記第1位置の上方には、前記第1凹部内の第1絶縁領域が位置し、
前記第1凹部の深さは、前記エピタキシャル結晶領域の深さよりも小さい、
請求項1に記載の半導体装置。
【請求項9】
前記第2位置の上方には、前記第2凹部内の第2絶縁領域が位置し、
前記第2凹部の深さは、前記エピタキシャル結晶領域の深さよりも小さい、
請求項8に記載の半導体装置。
【請求項10】
前記第1凹部の深さは、100nm以上である、
請求項7に記載の半導体装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、半導体装置及び半導体装置の製造方法に関する。
続きを表示(約 3,800 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1は、トレンチを備えた半導体装置を開示している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2023-32332号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本開示の一実施形態は、トレンチ内のシームを低減できる半導体装置及び半導体装置の製造方法を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示の一実施形態は、デバイスを囲むトレンチを含む半導体基板と、トレンチの内面を覆う絶縁膜と、トレンチ内に設けられた導電領域と、を備え、トレンチは、トレンチの底面側に位置する第1トレンチと、トレンチの表面側に位置し、第1トレンチに連続し、深さ方向に沿って幅が狭くなる第2トレンチと、を備え、第2トレンチの単位深さ当たりの幅の減少量は、第1トレンチの単位深さ当たりの幅の減少量よりも大きい半導体装置を提供する。
【0006】
本開示の一実施形態は、半導体基板上に設けられたマスクの開口を介して、半導体基板をエッチングし、この開口の直下、及び、この開口の幅方向の両端位置よりも外側の領域の直下に、空間を形成する工程と、上記開口を介して半導体基板をドライエッチングし、上記空間に連続するトレンチを形成する工程と、上記空間及びトレンチの露出表面上に、絶縁膜を形成する工程と、上記開口を介して、トレンチ内に、第1導電体材料を供給し、第1導電領域を形成すると共に、上記空間内に、第1導電体材料を供給し、シームを有する第2導電領域を形成し、第1導電領域及び第2導電領域を含む第1材料領域を形成する工程と、上記開口を介して、上記第2導電領域内のシームに到達するまで、第2導電領域をエッチングする工程と、上記開口を介してシーム内に第2導電体材料を供給し、シーム内に第2材料領域を形成する工程とを備える半導体装置の製造方法を提供する。
【発明の効果】
【0007】
本開示の一実施形態は、トレンチ内のシームを低減できる半導体装置及び半導体装置の製造方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、半導体装置の平面図である。
図2は、図1に示したトレンチ構造を含むデバイス領域の拡大図である。
図3は、図2に示したデバイス領域のIII-III線縦断面図である。
図4は、トレンチ構造を含む第1半導体装置の縦断面図である。
図5は、図4に示した第1領域S1の拡大図である。
図6は、第1半導体装置の製造方法を説明するための図である(図6(A)、図6(B)、図6(C)、図6(D)、図6(E)、図6(F)、図6(G)、図6(H))。
図7は、第1半導体装置の製造方法を説明するための図である(図7(A)、図7(B)、図7(C)、図7(D)、図7(E)、図7(F)、図7(G))。
図8は、第1半導体装置の製造方法を説明するための図である(図8(A)、図8(B)、図8(C)、図8(D)、図8(E)、図8(F)、図8(G)、図8(H))。
図9は、第1半導体装置の製造方法を説明するための図である(図9(A)、図9(B))。
図10は、STI構造を備えないトレンチ構造を含む第1半導体装置の縦断面図である。
図11は、トレンチ構造を含む第2半導体装置の縦断面図である。
図12は、図11に示した第2領域S2の拡大図である。
図13は、第2半導体装置の製造方法を説明するための図である(図13(A)、図13(B)、図13(C)、図13(D)、図13(E)、図13(F)、図13(G)、図13(H))。
図14は、第2半導体装置の製造方法を説明するための図である(図14(A)、図14(B)、図14(C)、図14(D)、図14(E)、図14(F)、図14(G))。
図15は、第2半導体装置の製造方法を説明するための図である(図15(A)、図15(B)、図15(C)、図15(D)、図15(E)、図15(F)、図15(G)、図15(H))。
図16は、第2半導体装置の製造方法を説明するための図である(図16(A)、図16(B))。
図17は、STI構造を備えないトレンチ構造を含む第2半導体装置の縦断面図である。
図18は、トレンチ構造を含む第3半導体装置の縦断面図である。
図19は、図18に示した第3領域S3の拡大図である。
図20は、第3半導体装置の製造方法を説明するための図である(図20(A)、図20(B)、図20(C)、図20(D)、図20(E)、図20(F)、図20(G)、図20(H))。
図21は、第3半導体装置の製造方法を説明するための図である(図21(A)、図21(B)、図21(C)、図21(D)、図21(E)、図21(F))。
図22は、第3半導体装置の製造方法を説明するための図である(図22(A)、図22(B)、図22(C)、図22(D)、図22(E)、図22(F)、図22(G)、図22(H))。
図23は、第3半導体装置の製造方法を説明するための図である(図23(A)、図23(B))。
図24は、STI構造を備えないトレンチ構造を含む第3半導体装置の縦断面図である。
図25は、トレンチ構造を含む第4半導体装置の縦断面図である。
図26は、図25に示した第4領域S4の拡大図である。
図27は、第4半導体装置の製造方法を説明するための図である(図27(A)、図27(B)、図27(C)、図27(D)、図27(E)、図27(F)、図27(G)、図27(H))。
図28は、第4半導体装置の製造方法を説明するための図である(図28(A)、図28(B)、図28(C)、図28(D)、図28(E)、図28(F))。
図29は、第4半導体装置の製造方法を説明するための図である(図29(A)、図29(B)、図29(C)、図29(D)、図29(E)、図29(F)、図29(G)、図29(H))。
図30は、第4半導体装置の製造方法を説明するための図である(図30(A)、図30(B)、図30(C)、図30(D)、図30(E))。
図31は、STI構造を備えないトレンチ構造を含む第4半導体装置の縦断面図である。
図32は、トレンチ構造を含む第5半導体装置の縦断面図である。
図33は、図32に示した第5領域S5の拡大図である。
図34は、第5半導体装置の製造方法を説明するための図である(図34(A)、図34(B)、図34(C)、図34(D)、図34(E)、図34(F)、図34(G)、図34(H))。
図35は、第5半導体装置の製造方法を説明するための図である(図35(A)、図35(B)、図35(C)、図35(D)、図35(E)、図35(F))。
図36は、第5半導体装置の製造方法を説明するための図である(図36(A)、図36(B)、図36(C)、図36(D)、図36(E)、図36(F)、図36(G)、図36(H))。
図37は、第5半導体装置の製造方法を説明するための図である(図37(A)、図37(B))。
図38は、STI構造を備えないトレンチ構造を含む第5半導体装置の縦断面図である。
図39は、トレンチ構造を含む第6半導体装置の縦断面図である。
図40は、図39に示した第6領域S6の拡大図である。
図41は、第6半導体装置の製造方法を説明するための図である(図41(A)、図41(B)、図41(C)、図41(D)、図41(E)、図41(F)、図41(G)、図41(H))。
図42は、第6半導体装置の製造方法を説明するための図である(図42(A)、図42(B)、図42(C)、図42(D)、図42(E)、図42(F))。
図43は、第6半導体装置の製造方法を説明するための図である(図43(A)、図43(B)、図43(C)、図43(D)、図43(E)、図43(F)、図43(G)、図43(H))。
図44は、第6半導体装置の製造方法を説明するための図である(図44(A)、図44(B))。
図45は、STI構造を備えないトレンチ構造を含む第6半導体装置の縦断面図である。
図46は、図3に示した第1端部領域R1及び第2端部領域R2の拡大図である(図46(A)、図46(B)、図46(C))。
図47は、図3に示した界面領域R3の拡大図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図面を参照して種々の例示的実施形態について詳細に説明する。なお、各図面において同一又は相当の部分に対しては同一の符号を附することとし、重複する説明は省略する。
【0010】
まず、半導体装置の基本構造について説明する。
(【0011】以降は省略されています)
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