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公開番号2024174534
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-12-17
出願番号2023092405
出願日2023-06-05
発明の名称データ通信システムおよびデータ通信プログラム
出願人サクサ株式会社
代理人個人
主分類H04L 12/66 20060101AFI20241210BHJP(電気通信技術)
要約【課題】セキュリティを確保しながら簡便にデータ通信を行うことができるデータ通信システムを提供する。
【解決手段】本発明に係るデータ通信システムでは、第1のゲートウェイは、第1の端末のポート情報及びアドレス情報を記憶し、第1の端末からの第2の端末の名前解決要求に対応して、第2のゲートウェイに名前解決要求を送信し、第2のゲートウェイからの名前解決応答に基づいて、第2のゲートウェイのIPアドレス情報を応答して名前解決を行い、第2のゲートウェイは、第2の端末のポート情報及びアドレス情報を記憶し、第1のゲートウェイからの名前解決要求に対して、第2のゲートウェイのIPアドレス情報の名前解決応答を送信し、第1のゲートウェイから送信された接続要求を、第2の端末のアドレス情報に基づいて、第2の端末に送信する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
第1の端末が接続された第1のゲートウェイ装置と、第2の端末が接続された第2のゲートウェイ装置の間の専用線を介して、前記第1の端末と前記第2の端末の間でデータ通信を行うデータ通信システムであって、
前記第1のゲートウェイ装置は、
前記第1の端末のポート情報及びアドレス情報を記憶する記憶部と、
前記第1の端末からの前記第2の端末の名前解決要求に対応して、前記第2のゲートウェイ装置に前記第2の端末の名前解決要求を送信し、前記第2のゲートウェイ装置からの名前解決応答に基づいて、前記第2のゲートウェイ装置の第2のIPアドレス情報を応答して名前解決を行い、前記第1の端末から前記第2の端末への接続要求を前記第2のゲートウェイ装置に送信する制御部を備え、
前記第2のゲートウェイ装置は、
前記第2の端末のポート情報及びアドレス情報を記憶する記憶部と、
前記第1のゲートウェイ装置からの前記名前解決要求に対して、前記第2のIPアドレス情報の前記名前解決応答を送信し、前記第1のゲートウェイ装置から送信された前記接続要求を、前記第2の端末のアドレス情報に基づいて、前記第2の端末に送信する制御部を備える
データ通信システム。
続きを表示(約 650 文字)【請求項2】
コンピュータを、第1の端末が接続された第1のゲートウェイ装置と、第2の端末が接続された第2のゲートウェイ装置の間の専用線を介して、前記第1の端末と前記第2の端末の間でデータ通信を行うデータ通信システムとして機能させるためのデータ通信プログラムであって、
前記第1のゲートウェイ装置に、
前記第1の端末のホスト名と、ポート情報及びアドレス情報との対応関係を記憶するステップと、
前記第1の端末からの前記第2の端末の名前解決要求に対応して、前記第2のゲートウェイ装置に前記第2の端末の名前解決要求を送信し、前記第2のゲートウェイ装置からの名前解決応答に基づいて、前記第2のゲートウェイ装置の第2のIPアドレス情報を応答して名前解決を行い、前記第1の端末から前記第2の端末へアクセスするパケットを前記第2のゲートウェイ装置に送信するステップと
を実行させ、
前記第2のゲートウェイ装置に、
前記第1の端末のホスト名と、ポート情報及びアドレス情報との対応関係を記憶するステップと、
前記第1のゲートウェイ装置からの前記名前解決要求に対して、前記第2の端末のホスト名に基づいて、前記第2のIPアドレス情報の前記名前解決応答を送信し、前記第1のゲートウェイ装置から送信された前記パケットを、前記第2の端末のホスト名とアドレス情報との対応関係に基づいて、前記第2の端末に送信するステップと
を実行させる
データ通信プログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ネットワークを介してデータ通信を行うデータ通信システムに関する。
続きを表示(約 2,300 文字)【背景技術】
【0002】
電話サービスに加入している端末の電話番号を用いて接続先を指定して、端末の間でデータ通信を行うデータ通信が実用化されている。例えば、非特許文献1では、IP電話サービスの電話番号を用いて、IP電話の端末の間でデータ通信を行うことができるデータ通信サービスが提供されている。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0003】
NTT西日本,基本サービス「データコネクト」,[令和5年5月22日検索],インターネット <URL:https://flets-w.com/opt/hikaridenwa/service/dataconnect/>
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
非特許文献1のサービスでは、IP電話サービスの電話番号を用いてデータ通信を行う通信先を指定して、セキュリティが確保された高速のデータ通信を行うことができるが、データ通信を行う端末の双方において専用の装置の設置が必要となり、専用の装置の事前設定の作業が必要となるという問題がある。
【0005】
本発明はこのような課題を解決するためのものであり、セキュリティを確保しながら簡便にデータ通信を行うことができるデータ通信システムを提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
このような目的を達成するために、本発明に係るデータ通信システムは、第1の端末が接続された第1のゲートウェイ装置と、第2の端末が接続された第2のゲートウェイ装置の間の専用線を介して、前記第1の端末と前記第2の端末の間でデータ通信を行うデータ通信システムであって、前記第1のゲートウェイ装置は、前記第1の端末のポート情報及びアドレス情報を記憶する記憶部と、前記第1の端末からの前記第2の端末の名前解決要求に対応して、前記第2のゲートウェイ装置に前記第2の端末の名前解決要求を送信し、前記第2のゲートウェイ装置からの名前解決応答に基づいて、前記第2のゲートウェイ装置の第2のIPアドレス情報を応答して名前解決を行い、前記第1の端末から前記第2の端末への接続要求を前記第2のゲートウェイ装置に送信する制御部を備え、前記第2のゲートウェイ装置は、前記第2の端末のポート情報及びアドレス情報を記憶する記憶部と、前記第1のゲートウェイ装置からの前記名前解決要求に対して、前記第2のIPアドレス情報の前記名前解決応答を送信し、前記第1のゲートウェイ装置から送信された前記接続要求を、前記第2の端末のアドレス情報に基づいて、前記第2の端末に送信する制御部を備える。
【0007】
このような目的を達成するために、本発明に係るデータ通信プログラムは、コンピュータを、第1の端末が接続された第1のゲートウェイ装置と、第2の端末が接続された第2のゲートウェイ装置の間の専用線を介して、前記第1の端末と前記第2の端末の間でデータ通信を行うデータ通信システムとして機能させるためのデータ通信プログラムであって、前記第1のゲートウェイ装置に、前記第1の端末のホスト名と、ポート情報及びアドレス情報との対応関係を記憶するステップと、前記第1の端末からの前記第2の端末の名前解決要求に対応して、前記第2のゲートウェイ装置に前記第2の端末の名前解決要求を送信し、前記第2のゲートウェイ装置からの名前解決応答に基づいて、前記第2のゲートウェイ装置の第2のIPアドレス情報を応答して名前解決を行い、前記第1の端末から前記第2の端末へアクセスするパケットを前記第2のゲートウェイ装置に送信するステップとを実行させ、前記第2のゲートウェイ装置に、前記第1の端末のホスト名と、ポート情報及びアドレス情報との対応関係を記憶するステップと、前記第1のゲートウェイ装置からの前記名前解決要求に対して、前記第2の端末のホスト名に基づいて、前記第2のIPアドレス情報の前記名前解決応答を送信し、前記第1のゲートウェイ装置から送信された前記パケットを、前記第2の端末のホスト名とアドレス情報との対応関係に基づいて、前記第2の端末に送信するステップとを実行させる。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、セキュリティを確保しながら簡便にデータ通信を行うことができるデータ通信システムを提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、本発明の実施の形態に係るデータ通信システムのシステム構成図である。
図2は、本発明の実施の形態に係るデータ通信システムの動作シーケンスの一例である。
図3は、本発明の実施の形態に係るデータ通信システムの動作シーケンスの一例である。
図4は、本発明の実施の形態に係るデータ通信システムのゲートウェイ(アクセス元)の動作フローチャートの一例である。
図5は、本発明の実施の形態に係るデータ通信システムのゲートウェイ(アクセス先)の動作フローチャートの一例である。
図6は、本発明の実施の形態に係るデータ通信システムの端末情報管理デーブルの一例である。
図7は、本発明の実施の形態に係るデータ通信システムの端末情報管理デーブルの一例である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。本発明は様々な形態で実施可能であり、以下に説明する発明の実施の形態に限定されるものではない。
(【0011】以降は省略されています)

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