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公開番号
2024174531
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-17
出願番号
2023092401
出願日
2023-06-05
発明の名称
遠隔保守システムおよび遠隔保守プログラム
出願人
サクサ株式会社
代理人
個人
主分類
H04L
61/4535 20220101AFI20241210BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】セキュリティを確保しながら、保守者の負担を軽減することのできる遠隔保守システムを提供する。
【解決手段】本発明に係る遠隔保守システムは、保守者端末が接続された第1のゲートウェイ装置と、被保守者端末が接続された第2のゲートウェイ装置の間の専用線を介して保守を行う遠隔保守システムであり、第1のゲートウェイ装置は、保守者端末と被保守者端末の間のIP回線通話の呼識別情報と発信先IPアドレスを取得し、第2のゲートウェイ装置は、IP回線通話の呼識別情報と発信元IPアドレスを取得し、第1のゲートウェイ装置は、保守者端末から発信先IPアドレスに対するログインパケットを専用線へルーティングし、第2のゲートウェイ装置は、発信元IPアドレスを用いてログインパケットの受信を許可し、ログインパケットに含まれる呼識別情報を用いて認証を行う。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
保守者端末が接続された第1のゲートウェイ装置と、被保守者端末が接続された第2のゲートウェイ装置の間の専用線を介して、前記保守者端末が前記第2のゲートウェイ装置の保守を行う遠隔保守システムであって、
前記第1のゲートウェイ装置は、
前記保守者端末と前記被保守者端末との間におけるIP回線通話の呼識別情報とIPアドレス情報を参照して、前記呼識別情報と前記第2のゲートウェイ装置の第2のIPアドレス情報を取得する制御部を備え、
前記第2のゲートウェイ装置は、
前記IP回線通話の呼識別情報とIPアドレス情報を参照して、前記呼識別情報と前記第1のゲートウェイ装置の第1のIPアドレス情報を取得する制御部を備え、
前記第1のゲートウェイ装置の前記制御部は、
前記保守者端末からの所定の保守用URLへのアクセスに対して、前記第2のIPアドレス情報を応答して名前解決を行い、前記呼識別情報を認証情報とするログインパケットを、前記専用線へルーティングするように構成され、
前記第2のゲートウェイ装置の前記制御部は、
前記専用線を経由して受信した前記ログインパケットの接続元アドレスが前記第1のIPアドレス情報と一致した場合に、前記ログインパケットに含まれる前記呼識別情報を用いて認証を行い、前記保守用URLへのアクセスを許可するかを判定するように構成されている。
遠隔保守システム。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記第1のゲートウェイ装置の制御部は、
前記IP回線通話における所定の音声を検知した場合に、前記呼識別情報と前記第2のゲートウェイ装置の第2のIPアドレス情報を取得するように構成され、
前記第2のゲートウェイ装置の制御部は、
前記IP回線通話における所定の音声を検知した場合に、前記呼識別情報と前記第1のゲートウェイ装置の第1のIPアドレス情報を取得するように構成される
請求項1に記載の遠隔保守システム。
【請求項3】
前記第2のゲートウェイ装置の前記制御部は、
前記IP回線通話の通話中、あるいは、前記IP回線通話の終了後の一定時間に限り、前記ログインパケットの受信を許可するように構成されている
請求項1または2に記載の遠隔保守システム。
【請求項4】
コンピュータを、保守者端末が接続された第1のゲートウェイ装置と、被保守者端末が接続された第2のゲートウェイ装置の間の専用線を介して、前記保守者端末が前記第2のゲートウェイ装置の保守を行う遠隔保守システムとして機能させるための遠隔保守プログラムであって、
前記第1のゲートウェイ装置に、
前記保守者端末と前記被保守者端末との間におけるIP回線通話の呼識別情報とIPアドレス情報を参照して、前記呼識別情報と前記第2のゲートウェイ装置の第2のIPアドレス情報を取得するステップを実行させ、
前記第2のゲートウェイ装置に、
前記IP回線通話の呼識別情報とIPアドレス情報を参照して、前記呼識別情報と前記第1のゲートウェイ装置の第1のIPアドレス情報を取得するステップを実行させ、
前記第1のゲートウェイ装置に、
前記保守者端末からの所定の保守用URLへのアクセスに対して、前記第2のIPアドレス情報を応答して名前解決を行い、前記呼識別情報を認証情報とするログインパケットを、前記専用線へルーティングするステップを実行させ、
前記第2のゲートウェイ装置に、
前記専用線を経由して受信した前記ログインパケットの接続元アドレスが前記第1のIPアドレス情報と一致した場合に、前記ログインパケットに含まれる前記呼識別情報を用いて認証を行い、前記保守用URLへのアクセスを許可するかを判定するステップを実行させる
遠隔保守プログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ネットワークを介して、保守対象装置を遠隔で保守する遠隔保守システムに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
ゲートウェイ装置等のネットワーク装置を、ネットワークを介して接続した保守者端末から遠隔で保守する遠隔保守システムが実用化されている。
【0003】
ネットワーク装置に対してIPアドレスが動的に付与されるネットワークにおいて保守対象装置を遠隔で保守する場合、保守者端末は、保守対象装置にアクセスするために保守対象装置のIPアドレスの情報を取得する必要がある。また、保守者端末が保守対象装置にアクセス可能となるように、保守対象装置のセキュリティ設定を変更する必要がある。
【0004】
そのため、従来の遠隔保守システムにおいては、保守者端末が保守対象装置にアクセス可能とするために、保守者端末が保守対象装置のIPアドレスの情報を取得する方法が提案されている(例えば、特許文献1、2参照)。
【0005】
例えば、特許文献1では、保守者装置から所定の保守用の要求信号を保守対象装置に送信し、保守対象装置は、要求信号に基づいて保守を許可するかを判定し、保守を許可する場合には、保守対象装置のIPアドレスを含む応答信号を生成して、保守者装置に送信する方法が提案されている。
【0006】
また、特許文献2では、保守者端末を、公衆電話回線を介して保守対象装置に接続して、保守対象装置に保守者端末がアクセスするためのアカウント情報を設定するとともに、保守対象装置のIPアドレスを取得する方法が提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
特開2005-244306号公報
特開2010-206657号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
特許文献1では、保守者端末から、IPアドレスを取得するための要求信号を保守対象装置に対して送信する必要がある。特許文献2においても、保守者端末は、公衆電話回線を介して、保守対象装置にアクセスするためのアカウント情報を設定する必要があり、保守者の作業負担が大きいという問題がある。
【0009】
本発明はこのような課題を解決するためのものであり、遠隔保守を行う際のセキュリティを確保しながら、保守者の負担を軽減することのできる遠隔保守システムを提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0010】
このような目的を達成するために、本発明に係る遠隔保守システムは、保守者端末が接続された第1のゲートウェイ装置と、被保守者端末が接続された第2のゲートウェイ装置の間の専用線を介して、前記保守者端末が前記第2のゲートウェイ装置の保守を行う遠隔保守システムであって、前記第1のゲートウェイ装置は、前記保守者端末と前記被保守者端末との間におけるIP回線通話の呼識別情報とIPアドレス情報を参照して、前記呼識別情報と前記第2のゲートウェイ装置の第2のIPアドレス情報を取得する制御部を備え、前記第2のゲートウェイ装置は、前記IP回線通話の呼識別情報とIPアドレス情報を参照して、前記呼識別情報と前記第1のゲートウェイ装置の第1のIPアドレス情報を取得する制御部を備え、前記第1のゲートウェイ装置の前記制御部は、前記保守者端末からの所定の保守用URLへのアクセスに対して、前記第2のIPアドレス情報を応答して名前解決を行い、前記呼識別情報を認証情報とするログインパケットを、前記専用線へルーティングするように構成され、前記第2のゲートウェイ装置の前記制御部は、前記専用線を経由して受信した前記ログインパケットの接続元アドレスが前記第1のIPアドレス情報と一致した場合に、前記ログインパケットに含まれる前記呼識別情報を用いて認証を行い、前記保守用URLへのアクセスを許可するかを判定するように構成されている。
(【0011】以降は省略されています)
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