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公開番号
2024173372
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-12
出願番号
2023091747
出願日
2023-06-02
発明の名称
トランスチップおよび信号伝達装置
出願人
ローム株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
H01L
21/822 20060101AFI20241205BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】第1コイルと第2コイルとの間の寄生容量を低減すること。
【解決手段】トランスチップ50は、第1コイル21と、第1コイル21と対向する第2コイル22と、第1パッド57Aと、第1パッド57AとX方向に離隔した位置に形成された第2パッド58Aと、第1コイル21と第1パッド57Aとを電気的に接続する第1接続部80Aと、第2コイル22と第2パッド58Aとを電気的に接続する第2接続部90Aと、を備える。第1コイル21および第2コイル22の各々は、その全体がX方向における第1パッド57Aと第2パッド58Aとの間に位置するように配置されている。第1接続部80Aは、平面視において第1コイル21の第1内周端部から第1コイルと交差するように延びる第1配線層81を含む。第2接続部90Aは、平面視において第2コイル22の第2内周端部から第2コイル22と交差するように延びる第2配線層91を含む。
【選択図】図8
特許請求の範囲
【請求項1】
厚さ方向において互いに反対側を向く表面および裏面を含む絶縁層と、
前記絶縁層内において前記裏面寄りに配置され、前記厚さ方向から視て環状に形成された第1コイルと、
前記絶縁層内において前記表面寄りに配置され、前記厚さ方向から視て環状に形成され、前記第1コイルと対向する第2コイルと、
前記表面に形成された第1パッドと、
前記厚さ方向から視て前記表面のうち前記第1コイルと第1方向に離隔した位置に形成された第2パッドと、
前記第1コイルと前記第1パッドとを電気的に接続する第1接続部と、
前記第2コイルと前記第2パッドとを電気的に接続する第2接続部と、
を備え、
前記厚さ方向から視て、前記第1コイルおよび前記第2コイルの各々は、その全体が前記第1方向における前記第1パッドと前記第2パッドとの間に位置するように配置され、
前記第1接続部は、前記厚さ方向から視て、前記第1コイルの第1内周端部から前記第1コイルと交差するように延びる第1配線層を含み、
前記第2接続部は、前記厚さ方向から視て、前記第2コイルの第2内周端部から前記第2コイルと交差するように延びる第2配線層を含む
トランスチップ。
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
前記厚さ方向から視た前記第1コイルおよび前記第2コイルの各々の前記第1方向の寸法は、前記第1パッドと前記第2パッドとの前記第1方向の間の距離の2/3以下である
請求項1に記載のトランスチップ。
【請求項3】
前記第1配線層は、前記第1コイルよりも前記裏面寄りに配置されており、
前記第2配線層は、前記厚さ方向において前記第1配線層と同じ位置に配置されている
請求項1に記載のトランスチップ。
【請求項4】
前記第2接続部は、
前記厚さ方向から視て前記第2配線層と重なる部分を有し、前記第2内周端部に接続される第2接続配線層と、
前記第2接続配線層と前記第2配線層とを接続する第2内周ビアと、
前記第2パッドと前記第2配線層とを接続する第2外周ビアと、
を含む
請求項1に記載のトランスチップ。
【請求項5】
前記厚さ方向から視て前記第1方向と直交する方向を第2方向として、
前記第2接続配線層は、
前記第2内周ビアが接続される第2内周接続部と、
前記第2内周接続部から前記第2内周端部に向けて前記第1方向に延びる第2延設部と、
を含み、
前記第2内周接続部の前記第2方向の寸法は、前記第2延設部の前記第2方向の寸法と等しい
請求項4に記載のトランスチップ。
【請求項6】
前記厚さ方向から視て、前記第2内周接続部の前記第1方向の寸法は、前記第2パッドの前記第1方向の寸法よりも小さい
請求項5に記載のトランスチップ。
【請求項7】
前記第1接続部は、
前記厚さ方向から視て前記第1配線層と重なる部分を有し、前記第1内周端部に接続される第1接続配線層と、
前記第1接続配線層と前記第1配線層とを接続する第1内周ビアと、
前記第1パッドと前記第1配線層とを接続する第1外周ビアと、
を含む
請求項5に記載のトランスチップ。
【請求項8】
前記第1接続配線層は、
前記第1内周ビアが接続される第1内周接続部と、
前記第1内周接続部から前記第1内周端部に向けて前記第1方向に延びる第1延設部と、
を含み、
前記第1内周接続部の前記第2方向の寸法は、前記第1延設部の前記第2方向の寸法と等しい
請求項7に記載のトランスチップ。
【請求項9】
前記厚さ方向から視て、前記第1内周接続部の前記第1方向の寸法は、前記第1パッドの前記第1方向の寸法よりも小さい
請求項8に記載のトランスチップ。
【請求項10】
前記厚さ方向から視て、前記第1接続部および前記第2接続部は、前記第1方向において並んでいる
請求項8に記載のトランスチップ。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、トランスチップおよび信号伝達装置に関する。
続きを表示(約 2,300 文字)
【背景技術】
【0002】
信号伝達装置の一例として、トランジスタ等のスイッチング素子のゲート電極にゲート電圧を印加する絶縁型のゲートドライバが知られている。このようなゲートドライバに用いられるトランスチップの一例として、素子絶縁層内において、素子絶縁層の厚さ方向に対向配置された第1コイルおよび第2コイルを含む構造が知られている(例えば特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2016-28407号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、上記のように構成されるトランスチップでは、第1コイルと第2コイルとの間の寄生容量が小さいことが好ましい。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記課題を解決するトランスチップは、厚さ方向において互いに反対側を向く表面および裏面を含む絶縁層と、前記絶縁層内において前記裏面寄りに配置され、前記厚さ方向から視て環状に形成された第1コイルと、前記絶縁層内において前記表面寄りに配置され、前記厚さ方向から視て環状に形成され、前記第1コイルと対向する第2コイルと、前記表面に形成された第1パッドと、前記厚さ方向から視て前記表面のうち前記第1コイルと第1方向に離隔した位置に形成された第2パッドと、前記第1コイルと前記第1パッドとを電気的に接続する第1接続部と、前記第2コイルと前記第2パッドとを電気的に接続する第2接続部と、を備え、前記厚さ方向から視て、前記第1コイルおよび前記第2コイルの各々は、その全体が前記第1方向における前記第1パッドと前記第2パッドとの間に位置するように配置され、前記第1接続部は、前記厚さ方向から視て、前記第1コイルの第1内周端部から前記第1コイルと交差するように延びる第1配線層を含み、前記第2接続部は、前記厚さ方向から視て、前記第2コイルの第2内周端部から前記第2コイルと交差するように延びる第2配線層を含む。
【0006】
上記課題を解決する信号伝達装置は、上記トランスチップと、第1回路と、前記第1回路と前記絶縁チップを介して接続された第2回路と、を備え、前記第1回路と前記第2回路とは、前記トランスチップを介して信号を伝達するように構成されている。
【発明の効果】
【0007】
上記トランスチップおよび信号伝達装置によれば、第1コイルと第2コイルとの間の寄生容量を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、一実施形態の信号伝達装置の回路構成を模式的に示す回路図である。
図2は、図1の信号伝達装置を模式的に示す概略平面図である。
図3は、図2の信号伝達装置を模式的に示す概略断面図である。
図4は、信号伝達装置におけるトランスチップを模式的に示す概略平面図である。
図5は、図4のトランスチップのうちトランスおよびその周辺を拡大した概略平面図である。
図6は、図3のF6-F6線でトランスチップを切断した概略断面図である。
図7は、図3のF7-F7線でトランスチップを切断した概略断面図である。
図8は、図4のF8-F8線でトランスチップを切断した概略断面図である。
図9は、図8のトランスおよびその周辺を拡大した概略断面図である。
図10は、図4のF10-F10線でトランスチップを切断した概略断面図である。
図11は、図4のF11-F11線でトランスチップを切断した概略断面図である。
図12は、図4のF12-F12線でトランスチップを切断した概略断面図である。
図13は、図4のF13-F13線でトランスチップを切断した概略断面図である。
図14は、比較例のトランスチップを模式的に示す概略平面図である。
図15は、図14のF15-F15線でトランスチップを切断した概略断面図である。
図16は、変更例のトランスチップを模式的に示す概略平面図である。
図17は、変更例のトランスチップを模式的に示す概略平面図である。
図18は、変更例のトランスチップを模式的に示す概略断面図である。
図19は、変更例の信号伝達装置を模式的に示す概略断面図である。
図20は、変更例の信号伝達装置を模式的に示す概略断面図である。
図21は、変更例の信号伝達装置を模式的に示す概略断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、添付図面を参照して本開示における絶縁チップおよび信号伝達装置のいくつかの実施形態について説明する。なお、説明を簡単かつ明確にするために、図面に示される構成要素は必ずしも一定の縮尺で描かれていない。また、理解を容易にするために、断面図では、ハッチング線が省略されている場合がある。添付の図面は、本開示の実施形態を例示するに過ぎず、本開示を制限するものとみなされるべきではない。
【0010】
以下の詳細な記載は、本開示の例示的な実施形態を具体化する装置、システム、および方法を含む。この詳細な記載は本来説明のためのものに過ぎず、本開示の実施形態またはこのような実施形態の適用および使用を限定することを意図していない。
(【0011】以降は省略されています)
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