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公開番号2024173336
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-12-12
出願番号2023091690
出願日2023-06-02
発明の名称トレイ、トレイ用のシート材
出願人レンゴー株式会社
代理人個人,個人
主分類B65D 5/20 20060101AFI20241205BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】容易に積み上げることができると共に収容物への干渉を防止する。
【解決手段】トレイ(10)は、収容物を収容した状態で上下に積み上げ可能である。トレイには、交差する第1の方向及び第2の方向に沿った外縁を有する底壁(11)と、底壁の第1の方向の両端縁から立ち上がる一対の第1の側壁(12)と、底壁の第2の方向の両端縁から立ち上がる一対の第2の側壁(13)と、一対の第1の側壁の上縁から第1の方向内側に拡がる一対の桟部(14)と、が設けられている。各第1の側壁の上縁から上方に縦長突起(21)が突き出しており、一対の第1の側壁は下縁から上縁に向かって第1の方向外側に傾倒しており、一対の桟部が荷重を受けることで、一対の第1の側壁が第1の方向内側に起立可能に形成されている。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
収容物を収容した状態で上下に積み上げ可能なトレイ(10、30)であって、
交差する第1の方向及び第2の方向に沿った外縁を有する底壁(11、31)と、
前記底壁の第1の方向の両端縁から立ち上がる一対の第1の側壁(12、32)と、
前記底壁の第2の方向の両端縁から立ち上がる一対の第2の側壁(13、33)と、
前記一対の第1の側壁の上縁から第1の方向内側に拡がる一対の桟部(14、34)と、を備え、
前記各第1の側壁の上縁から上方に縦長突起(21、39)が突き出しており、
前記一対の第1の側壁は下縁から上縁に向かって第1の方向外側に傾倒しており、
前記一対の桟部が荷重を受けることで、前記一対の第1の側壁が第1の方向内側に起立可能に形成されていることを特徴とするトレイ。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
前記一対の桟部と前記一対の第2の側壁の上縁に隙間が空いており、
前記一対の桟部が荷重を受けて、前記一対の桟部が屈曲して前記一対の第2の側壁の上縁に接することで、前記一対の第1の側壁が起立することを特徴とする請求項1に記載のトレイ。
【請求項3】
前記一対の桟部が、上側のトレイに押し潰される潰し代を持っており、
前記一対の桟部が荷重を受けて、前記一対の桟部が押し潰されることで、前記一対の第1の側壁が起立することを特徴とする請求項1に記載のトレイ。
【請求項4】
前記各第1の側壁の上縁から上方に一対の縦長突起が突き出しており、
前記底壁の第1の方向の各端縁から外側に横長突起(22)が突き出しており、
上側のトレイの前記横長突起が前記一対の縦長突起の間に入り込み可能であることを特徴とする請求項1に記載のトレイ。
【請求項5】
前記各縦長突起及び前記各横長突起の両側縁がテーパー状に形成されていることを特徴とする請求項4に記載のトレイ。
【請求項6】
前記一対の第2の側壁の第1の方向の両端縁から前記一対の第1の側壁の内側に入り込む4つの内フラップ(15)を備え、
一方の第2の側壁に連なる内フラップの先端部と他方の第2の側壁に連なる内フラップの先端部が連結されていることを特徴とする請求項1に記載のトレイ。
【請求項7】
段ボール製のトレイであって、
前記一対の第2の側壁及び前記4つの内フラップの中芯(6)の段頂が上下方向に延びていることを特徴とする請求項6に記載のトレイ。
【請求項8】
前記一対の第2の側壁の第1の方向の両端縁から前記一対の第1の側壁の内側に入り込む4つの内フラップを備え、
前記各内フラップの上縁から上方に凸部(28)が突き出しており、
前記凸部が前記縦長突起を内側から支えていることを特徴とする請求項1に記載のトレイ。
【請求項9】
請求項1から請求項8のいずれか1項に記載のトレイを組み立てることを特徴とするシート材。
【請求項10】
収容物を収容した状態で上下に積み上げ可能なトレイ(40)であって、
交差する第1の方向及び第2の方向に沿った外縁を有する底壁(41)と、
前記底壁の第1の方向の両端縁から立ち上がる一対の第1の側壁(42)と、
前記底壁の第2の方向の両端縁から立ち上がる一対の第2の側壁(43)と、
前記一対の第1の側壁の上縁から第1の方向内側に拡がる一対の桟部(44)と、を備え、
前記各第1の側壁の上縁から上方に縦長突起(49)が突き出しており、
前記一対の第1の側壁は下縁から上縁に向かって第1の方向外側に傾倒しており、
前記一対の第2の側壁の側縁が前記一対の第1の側壁に接するように傾斜していることを特徴とするトレイ。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、トレイ、トレイ用のシート材に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
従来、複数のトレイが積み上げられたときに、上下のトレイのズレを防止するものが知られている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に記載のトレイは、矩形状の底壁の四辺から側壁が立上り、一対の側壁の上縁から一対の桟部が底壁に対向するように横向きに倒されている。一対の側壁の上縁から上方に一対の係止突起が突き出しており、この一対の側壁の下縁には係止突起に対応する一対の係止穴が形成されている。下側トレイの一対の桟部に上側トレイの底壁が載置され、上側トレイの一対の係止穴に下側トレイの一対の係止突起が挿し込まれることで複数のトレイが積み上げられている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-177272号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上記のトレイを積み上げる際には、上側トレイの一対の係止穴に下側トレイの一対の係止突起を挿し込ませなければならず煩わしい作業になっていた。また、複数のトレイが積み上げられると、上側トレイの一対の係止穴に下側トレイの一対の係止突起が突き出し、上側トレイの収容物に下側トレイの係止突起が干渉するおそれがある。
【0005】
そこで、本発明は、容易に積み上げることができると共に収容物への干渉を防止することができるトレイ及びシート材を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様のトレイは、収容物を収容した状態で上下に積み上げ可能なトレイであって、交差する第1の方向及び第2の方向に沿った外縁を有する底壁と、前記底壁の第1の方向の両端縁から立ち上がる一対の第1の側壁と、前記底壁の第2の方向の両端縁から立ち上がる一対の第2の側壁と、前記一対の第1の側壁の上縁から第1の方向内側に拡がる一対の桟部と、を備え、前記各第1の側壁の上縁から上方に縦長突起が突き出しており、前記一対の第1の側壁は下縁から上縁に向かって第1の方向外側に傾倒しており、前記一対の桟部が荷重を受けることで、前記一対の第1の側壁が第1の方向内側に起立可能に形成されている。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、下側のトレイの各第1の側壁から突き出した縦長突起に上側のトレイの各第1の側壁が誘導される。下側のトレイの一対の桟部に上側のトレイが載置されると、下側のトレイの一対の桟部が荷重を受けて一対の第1の側壁が第1の方向内側に起立し、下側のトレイの各第1の側壁から突き出た縦長突起によって上側のトレイが挟み込まれる。よって、複数のトレイを容易に積み上げることができる。このとき、下側のトレイの縦長突起が上側のトレイ内に入り込むことがないため、上側のトレイ内の収容物に縦長突起が干渉することがない。
【図面の簡単な説明】
【0008】
第1の実施形態のトレイを上方から見た斜視図である。
第1の実施形態のシート材の平面図である。
比較例のシート材の平面図である。
第1の実施形態のトレイの組み立て作業の一例を示す図である。
第1の実施形態のトレイの左側部の模式図である。
第1の実施形態のトレイを積み上げ作業の一例を示す図である。
第2の実施形態のトレイの左側部の模式図である。
第3の実施形態のトレイの左側部の模式図である。
第4の実施形態のトレイの上面模式図である。
図9のトレイをA-A線に沿って切断した断面模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図面を参照しつつ、本実施形態について説明する。各図に付される矢印Fr、Rr、L、R、U、Loは、それぞれ包装箱を正面から見たときの前側、後側、左側、右側、上側、下側を示している。また、本実施形態では方向や位置を示す用語を用いるが、それらの用語は説明の便宜のために用いるものであって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
【0010】
<第1の実施形態>
図1及び図2を参照して、第1の実施形態のトレイについて説明する。図1は第1の実施形態のトレイを上方から見た斜視図である。図2は第1の実施形態のシート材の平面図である。
(【0011】以降は省略されています)

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